裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

世界卓球2016

2016-02-29 23:53:52 | 試合
大会が昨日から始まっていたのをすっかり忘れていた

例年では4月ぐらいなのだが,今回はリオ五輪の関係でか,ちょっと日程が早まっていたようだ。

12年前にアテネの直前でもこんなに早くはなかったのに,未だに少し戸惑っている自分がいる

ともあれ,日本男女には今度こそ優勝を目指してほしいと思う(特に女子は前回2位なので)

では,また

現代のペン粒テクニシャン

2016-02-25 23:45:53 | 選手
またもやブランクが出来てしまった

今回は久々の選手紹介。

今回紹介するのは周昕彤

一時期中国国内からポツポツ出ていた,粒高による前陣攻守型の一人である。

ラバーの組み合わせなのだが,粒高+表ソフトと言う,かつての末益亜沙美を思い起こさせる組み合わせなのだ。


2013年中国スーパーリーグ女子団体より。

当時世界チャンピオンだった李暁霞に対し,得意ののカット性ショートで何とか翻弄しようとする周選手。

自分も卓球を始めた当初は粒高だったが,今ではドライブマン。

粒高から他の戦型に転向する人は多いようだが,彼女のようにブロックやショートを工夫してやり込んでいくと,勝てる可能性はあるように思う。

粒高で女子と言うとむしろ陳晴を思い浮かべる人が多いと思うが,それはまたの機会にw

では,また

思わぬ日本人選手発見

2016-02-07 23:14:35 | 選手
最近何気なくYouTubeを見ていたら,かなり古い映像を発見してしまったので

今回紹介する選手は何と,河合雅世

オールドファンでも知っている方がいるかどうか……。

平成初期を中心に活躍した選手で,世界選手権日本代表のメンバーの一人だった。

小気味良いミート打法を武器とした攻撃型である。

1972年7月3日,茨城出身で,元々は体は弱い方だったらしく,小学校4年の時に母親が経営する「河合クラブ」なるチームで卓球を始めたのがそもそものスタートだそうだ。

その後,名門の白鳳女子高校から青山学院に進んだのだが,青学となるとあの星野美香の後輩にあたるのな……。


そんな河合選手に密着したドキュメンタリー番組。

91年世界選手権千葉大会の頃の物である。

選手にしたって星野美香,山下富美代,佐藤里香,そして同じ青学の先輩にあたる下長智子と言う面々,そしてこの当時の日本卓球協会の強化本部長に故・田中利明氏とかなり懐かしいメンツw

91年世界選手権の直前合宿で真剣に練習に励む傍ら,リラックスした時に見せる朗らかな表情など,河合選手の素の部分も見て取れる。

今は長野県須坂市に在住で,苗字も吉江となってコーチ活動をされているそうだ。

では,また

中国のペン表,最後の華?

2016-02-03 23:58:09 | 選手
またも多忙で長々と更新をサボってしまった

今回は久々に選手紹介

今回紹介するのは于沈童

謝賽克,何志文の後に続く,当時の中国の伝統だった,片面ペン表速攻で最後に活躍した世代と言っても過言ではないだろう。

実際その何志文ばりにサービスが上手く,何度もノータッチで抜く場面もある。


89年世界卓球。

準々決勝で世界選手権3連覇を狙っていた江加良を破ってのベスト4進出だったが,相手は好調のパーソン。

フォアに飛びついてからのバックハンドの強打に,なす術なしか……。

結果的にこの大会で中国のペン表速攻型は総敗北となってしまったorz

では,また