裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

いぶし銀,ここにあり

2018-03-06 23:51:06 | 選手
ネタが本当に見つからん

そんな中でいろいろ考えてみたのだが,意外とこの人物が紹介できていないことに気づいたので

今回紹介するのは偉関晴光

てかなぜ今までこのビッグネームが出てこなかったんだかw

それはさておき,人となりを見て行こう

1962年7月2日,広西省生まれの55歳,本名を韋晴光と言い,80年代から2000年代後半まで活躍した左ペンドライブ型である。

ドライブマンとは言ってもフットワークはあまり使わず,80年代当時の本場中国仕込みのブロックやショートによって相手を揺さぶり,チャンスボールはドライブで狙い撃つというスタイル。

またカット打ちも得意としており,松下浩二のようなカットマンに対してもそこそこ分があった。

完全にグーかと言うぐらい裏面の指を曲げて相手を翻弄するその様は,まさにテクニシャンの名にふさわしい。

中国NT入りは当時としては比較的遅く,87年世界選手権とソウルオリンピックのいずれもダブルスで頂点に立つなど,ダブルス要因として君臨した。

その後,91年に一度引退するものの,後に来日して日本リーグに参戦,全日本選手権でもシングルスにおいては4度のチャンピオンに輝いた。


ソウルオリンピック男子ダブルス決勝より。

偉関晴光を初めて知ったのは中学の時,地元の大会でふと手にしたスーパーサーキットの本に載っていたのを見たのが最初だ。

その時は完全に日本人と思い込んでいたのだが,帰化したのを知ったのはさらに後の話。

自分にとってはとにかくJuicの顔と言う印象があり,そのカタログにあった用具に見入ったものである。

現在では東京の北区で卓球場を夫婦で経営しつつ,無料グループレッスンで全国を巡っているそうだ。

では,また