裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

ペン表の苦労人

2013-11-17 23:47:14 | 選手
今回もまた渋い人のネタになりますw

ペン表の苦労人であり,鉄人として語られているのが河野満

ペンの弱点と言われていたバックハンドを自由自在に使い,短く止めるブロックやコース取りの分かりにくさを武器としていて,そのスタイルは今もなお世界に通用するといわれているほどである。

1967年に世界2位となってから,紆余曲折を経て10年後,1977年に世界チャンピオンに上り詰めた。



77年世界卓球でのプレー。

現役引退後,今では青森大学で監督をしているそうだ。

では,また

台湾の縁の下の力持ち

2013-11-12 23:56:20 | 選手
今年の世界選手権,男子ダブルスで初めてタイトルを獲得した台湾。

世界3位の蒋澎龍,ドライブ速攻の荘智淵という台湾のスター選手がその名を轟かせる中で,地味ながらも活躍してた選手が一人いる。

選手の名は張雁書

蒋澎龍と同じペンドライブ型で,彼のダブルスのパートナーとして活躍していたのを覚えておられる方もおられるかと思う。


2004年のオリンピック予選,新井周との1戦(2019年3月23日差し替え済み)。

ペンドラらしい三球目ドライブは,ショットガンのような破壊的な一閃を感じる。

時折見られる前陣での切り替えの素早さに,ある種の速攻色が見て取れる。

若手の台頭もあってか,このところ見かけなくなったのが残念だが

では,また

日ペンの僅かな希望

2013-11-09 23:21:07 | 選手
柳承敏や李廷祐以後,国際的視野では日ペンの選手は後を絶ったかに見えたが,実は今,一人だけ国際舞台に現れ始めている選手がいる。

選手の名はキム・テフン

今年に入って初めて知ったのだが,韓国の若手の中で数少ないペンドラの一人。


2010年の試合より(2017年12月26日差し替え)。

下回転系サービスが切れているのと,ストップが非常に繊細さを感じさせるのが特徴で,当然ながらドライブも伸びがある。

上の試合では先人たちに比べて迫力に欠けるが,柳承敏同様に力と技を極めれば大爆発の予感もする。

少しでも国際舞台でいい成績を残してほしい

では,また

熱血漢墜つ

2013-11-07 23:34:45 | 選手
今日は実は,ある選手が亡くなった日である。

長谷川信彦

一本差しと言う独特のグリップで,フットワークを使ったドライブ攻撃を得意とした。

彼の卓球に対する姿勢は凄まじく,引退してもなお筋トレや素振りをよくやっていたという。

晩年は卓球場を経営し,更新の育成にあたっていたというが,2005年11月7日,その敷地内で木を切っていたところ,倒木の下敷きとなって亡くなったという



現役時代の動画。

自分は当時高校2年,訃報を知った朝のニュースを未だに覚えている。

あれからもう8年。

オリンピックでメダルを取れるレベルとなった今の日本の卓球を,天国でどんなふうに見ているのだろうか。

では,また

韓国の隠れた名手

2013-11-06 23:20:59 | 選手
今回は久々に選手の紹介,当然ペン

今回は韓国から,李政三

ペンと言えば日本式と言う韓国にあって,左中ペンで裏面と言う珍しいスタイルで活躍している。

手足が長いゆえに体格も大きく,そこそこパワーもある選手だ。

サービスの変化も,ひじの動きを利用するスイングを活用しており,分かりづらい。

一時期は世界選手権の代表となり,ダブルスでは呉尚垠と組んだこともあるほど



上の動画での柳承敏,いとも簡単に先手を取られてますなw

では,また