裏面打法は単板で

10mmの単板に両面ラバーを貼っている男が,卓球についてまとめます。

懐かしの敏腕速攻マン

2015-11-21 23:57:09 | 選手
今回は久々に選手の紹介

今回紹介するのは謝賽克

今ではもう見かけなくなった昔ながらのペン速効型で,81年世界選手権では中国の団体優勝に貢献したメンバーの一人である。

何よりも特徴的なのはそのサービスのトスの高さ

長谷川信彦の著書によると,83年の世界卓球東京大会では7,8メートルは上げていたというから驚きだ。

フォアハンドはドライブとスマッシュを使い分け,バックハンドもプッシュとブロックを両立するという,速攻型にしてはバランスが取れたタイプと言えよう。


83年スカンジナビアオープンでのワルドナー戦。

ここではあまりトスを上げてはいないのだが,左右に大きく振り回すショートが見て取れる。

あと何気に青い(紺色の?)ラバーを貼っているあたりに,時代を感じてしまうw

余談だが,北京オリンピックがあった時に聖火ランナーを経験している。

では,また

ブラジルの剛腕プレーヤー

2015-11-10 23:56:33 | 選手
用具紹介の後の久々に選手紹介w

今回紹介するのはジェフ・ヤマダ

もう早くも日系臭が……。

それはもちろんその通りで,中国式ペンで裏面を駆使する,今時のブラジリアン・ペンホルダースタイルの一員である。

何よりも特徴的なのが,そのあまりにも深いグリップ。

本来の鷲掴みの域を超えんばかりの握り方が特徴的だ。


2006年,当時12歳の時の貴重な映像を発見

裏面もドライブをかけたりプッシュしたりと結構自在に操っているのがお分かりいただけるだろう。

あの握り方で何の問題もなくスムーズに両ハンドを駆使しているのもすごい話なのだが……。

現在21歳,来年のリオデジャネイロ五輪の代表になって活躍する姿を見たいものだ。

では,また