都会のたぬき日記・合唱とか料理とか

上京10年目。たまに演奏会を聞きに行ったり、東日本大震災で被災した地域へ歌いにいったり。趣味は料理になりつつある。

定期演奏会が終わりました

2007-08-03 13:43:51 | 携帯から
今年もたくさんのお客さんが来てくださいました。ありがたいことですね。
狭い地方都市で、こんなにも多くの人が毎年変わらず聞きにきてくれることはこの街でいかに愛されているか改めて実感させてくれます。(ま、私はもう部外者ですけどね)
いろいろなことがあったけど、いつまでも変わらずに歌い継いで行くことはそれだけでかけがえのない財産となるのですね。

伝統はとても重く、けれども暖かいもの。
過去の栄光を鬱陶しがったり、プレッシャーに感じたりすることもあるだろうけどでもその前に、今自分がその伝統を受け継ぎ、受け渡していることを実感して欲しい。
伝統が、感謝の二文字に変わる瞬間がきっとあります。


今年も客席では聞くことが出来ず、本番は本部のスピーカーで聞いてました。ゲネは聞いたので。

本番をまともにみたら私は絶対に泣きます。泣きます。
コンクールでもなんでも、若い学生が一生懸命にがんばる姿にはとても弱いのですよ。
苦労やがんばりが見えれば、もう堪らなく泣けてきてまともに演奏が聞けない…。
これでは隣の座席にも迷惑がかかるし仲間内にも面倒くさがられるので^ ^;自重。


私が努力と演奏の出来をはっきりと区別するのはこのためでしょうね。
がんばったことを評価するのであれば全てが満点なのです。
苦労の度合いなんてそれぞれ差があるだろうけど、10代を輝かせている一瞬には優劣はない、と思います。(と、年寄りの考えかなぁ;)
まともに演奏と向き合うためにはそこを無情に割り切らなければいかんのね。
コンクールの結果なんていい例。
努力の度合いによって左右されるもんじゃないんだから、結果は結果と割り切って、決して他の団体を否定することだけはしないでください。


あれ、何かあらぬ方向へと長くなりました。この辺で打ち切り。