gavan80's blog

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Ballet Mecanique(1986年)/坂本龍一

2010-11-03 | Jアーティスト。
今日は
「Jアーティストだら!!」に
『Ballet Mecanique(1986年)/坂本龍一』を追加。
毎年この季節によく聴く坂本龍一さんの名曲です。
去年もやろうかと思いつつ時期逃してしまいました・・・。

俺は好きな歌は「コレ聴いて!!」と広める結構ありがた迷惑なヤツでして、
恐らく会社で行動ともにする連中は一度は聴かされたことあるでしょう(笑)。

もともとこの曲は坂本龍一さんのアルバム、
「未来派野郎(1986年)」に入っている曲らしいのですが、
俺が知ったのは20歳の頃買ったベストアルバム
「グルッポ・ムジカーレ/Gruppo Musicale(1989年)」
で初めてこの曲を知りました。


曲の出だしからサンプリングされた時計が時を刻む音と、
カメラのフィルムの巻き取り音がメインのリズムを組み立てています。
機械的な感じがしてなんとも寂しげで切ないメロディ。
一度聴いたら耳に残ります。
英語歌詞の意味は全くわからくても心に染みる、
このアルバム一番のお気に入りでした。
(まあ、俺は曲から入る方だしね。)

タイトルや曲調、自分なりに訳した歌詞からして
機械(置時計や、カメラなど)の悲哀を抽象的にとらえた歌なのかな~
とこれまで10年以上そこまで深く考えず聴いていましたが、
ネットとかで調べてみるとどうも"オルゴール"の視点から捉えた詩みたいです。
(これも確実かどうかはわかりませんが・・・)

そうしてあらためてこの曲を聴き直すと、
色々なことが想像でき、なんか鳥肌モンですよ・・・。
(↓俺流にアレンジした意訳)

『Ballet Mecanique(意訳)』
(かなり自己都合アレンジしています。)

僕が見たことのないものを見せてくれ
太陽の光を浴びて、キラキラと光る川や
地平線で口づけする海と空

窓の外を見れば、
いつも曇った空しか見えない

君が鏡を覗くとき
どうすれば僕を見てくれるんだろう
僕の目を見て

誰か僕に教えて欲しい
女性はなぜ簡単に嘘をつけるの
なぜ笑顔なのに瞳は寂しいの

窓の外を見れば、
いつも曇った空しか見えない

君が鏡を覗くとき
どうすれば僕を見てくれるんだろう
僕の目を見て

僕にはわからない
なぜいつも君が僕の顔を見て笑うのか

でも、君は僕が必要とするすべてのもの
君がいることで僕の存在は完成する

ボクニハ ハジメト オワリガ アルンダ
コオシテ ナガイアイダ ソラヲ ミテル
オンガク イツマデモ ツヅク オンガク
オドッテ イル ボクヲ キミハ ミテイル

ボクニハ ハジメト オワリガ アルンダ
コオシテ ナガイアイダ ソラヲ ミテル


『Ballet Mecanique(1986年)/坂本龍一』
作詞:矢野顕子
翻訳:ピーター・バラカン
作曲:坂本龍一
アルバム『未来派野郎』収録。

youtubeではライブ版とか流れていますが、
今回はあくまでアルバム・バージョン。
後半のギター・ソロ部分がこの詩の意味の"機械"であるもどかしさを感じさせ、
またラストの唐突な終わり方が、これまた"機械"の静止する感じがするので。
(うまく表現できませんが・・)

ついでにこの曲を紹介するにあたり定番となってます、
この2曲もリンク貼り付けしておきます。

原曲:岡田有希子「WONDER TRIP LOVER」
カバー曲:中谷美紀「クロニック・ラヴ」

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