カプセル内視鏡という飲んで体内を検査する医療器具が開発されていた。
この「カプセル内視鏡」に尾ひれを付けた「泳ぐ内視鏡」が発明された。
一人の日本人の20年間の研究の成果だ。
柔らかい素材の尾ひれで泳ぐので食道から胃、小腸、大腸まで一回で検査をしてしまうという優れものだ。
この実用化には海外の医療関係者が関心を示し、賛辞を送っている。日本ではないところが面白い。
日本だと色んな制約があって実用化が難しいのだそうだ。
この「泳ぐ内視鏡」は磁石の磁力を使って自在に泳ぐ。まさに小魚そのもの。
これを見てピンときた。
これって「究極のルアー」だよなあ。
フックを取り付けて、ケミカルライトなどを装着させると、これは根こそぎ釣れる「スーパールアー」になるなあと思った。
超小型はメバル、アジ・・などを。
小型~中型はガシラ、ハタ、タチウオ、ハマチ、タイ、ヒラメ・・・などを。
大型はマグロ、スズキ・・・など。
本体と尾の形状を小魚っぽくすると、これは海水、淡水を問わず、根こそぎ釣れる万能ルアー(恐怖のルアー)になること間違いないと思った。
本体を振動させて、その振動カプセルを従来のグラブやワームに埋め込んだら、すぐに超リアルな生命感ルアーになると思う。
しかしまだ開発途上。ルアー一個が数百万円になる可能性もある。
これが低価格で一般に販売されるようになったら、ルアー業界に革命が起きるだろうと思う。
もうひとつの用途は「ゲーム」だ。
画面でバーチャルゲームをやるのではなく、実際にロボットバトルをやるようなことができる。
これも熱狂的に「ゲーム界」の革命になるかもしれない。
しかし、まずは医療業界での実用化だ。
日本で実用化に向けて研究費を出す企業が現れてくれればいいんだが。
海外の企業にもっていかれそうな気がする。