矢野顕子さんと上妻宏光さんのユニット
「やのとあがつま」のライブに行ってきました。
チケットをゲットしたのが3月。
矢野さんのTwitterをフォローし、
矢野さん来日したんだ、
(ご本人が「来日」と書いてらした。
すでに「帰国」ではないのですね)
2週間の隔離期間を終えたんだ、と
近づくライブを楽しみにしてたけど
緊急事態宣言が発出。
秋田公演中止。
大阪公演中止。
はたして東京は開催されるのだろうか。
チケット発券予定日が
5月7日から5月14日に変更。
やっぱりやりませんとかないよね?
5月14日、無事に発券できて
ようやく胸をなでおろす。
でも開場は18時、開演19時。
あれ?緊急事態宣言下では
イベントは20時終演って
要請されてなかったっけ。
開演時間の変更あるかも?
今日の今日、会場に向かうまで
変更のお知らせ来たりしてないよね?って
何回もメールをチェックしていました。
会場は東京文化会館。
若い頃はクラシックのコンサートでよく来てた。
フーツォンもダンタイソンも
ヨーヨーマもここで聞いたな。
最近はとんとご無沙汰。
中に入って「やっぱりいいホールだなぁ」
矢野さんも
「舞台に立ってみてほしい。
音が降ってくるみたい。
みなさんの拍手に包まれるみたいに
音が来る」って言ってた。
ステージはやっぱり矢野さんが圧巻。
ピアノ弾いてるとか歌うたってるとかじゃない。
ピアノが体の一部になって
体の全部から好きなように音楽が出てくる。
調性もリズムも何も飛び越えた音楽?
ってか矢野顕子自身。
上妻さんはそれを受けて立ってるというか
力強く立つ骨太の津軽三味線のまわりを
縦横無尽の矢野さんの音楽が
龍のようにとぐろを巻いてるみたいに見えましたよ。
そして上妻さんは歌も歌われるんですね。
民謡の発声が好き。
そのお二人を深澤秀行さんが
シンセサイザー(でいいの?)で支えてらして
なのでユニット名は
「やのとあがつま(とふかさわ)」と
なっていましたww
途中何曲か手拍子の場面があったんだけど
(ソーラン節となんだっけ)
どんなに縦横無尽な矢野サウンドでも
体に染みついた日本のリズム感は
何とも気持ち良くて
揉み手するタイプの手拍子(わかる?)
しちゃいましたよ。
楽しかったなぁ。
そして最後はそれかと言われそうだけど
やっぱり生の音楽はいい。
そしてたくさんの人と一緒に観るライブはいい。
なんか心が生き返った。
やのとあがつま - こきりこ節 (Live at Ginza)