そゆる日記

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海獣の子供

2019年08月29日 | エンタメ

田端のシネマチュプキさんで『人生フルーツ』を見たとき

面白そうな映画が告知されていて

そのなかに『怪獣の子供』がありました。

映画にもアニメにもそれほど興味がないので

全然知りませんでしたが6月に公開された映画でした。

 

お知らせくださったシネマチュプキさんの上映は

スケジュールが合わなくて

先日の恵比寿でのモーリーさんのトークショーの前に

渋谷のヒューマントラストシネマで観ることに。

ここ数年大手シネコンにしか行ったことがなかったのですが

こんなふうに設備の整ったいい雰囲気の映画館も

けっこうできているんですね。

 

 

お話の出だしは鎌倉で、景色は撮ってきた映像を絵画風に加工してる感じ。

『君の名は』もGoogleのストリートビューをそのまま使っていたので

(映っている車が一緒で気づきました)最近のアニメの背景は

この手法がデフォルトなのかなぁと思いつつ

手書きとの違和感が気になってしまう中高年。

しかし、海の中で魚たちが群れ踊るシーンなんかは

そのリアリティがファンタジーを絵空事に見せない

効果をうんでいるようで成功しているように思えました。

 

映画の感想はひとことで言って「とにかく映像がきれい」

映像に魅入られにいく映画かな、と思ったくらい。

逆に言うとストーリーやメッセージは

あまりよくわかりませんでした。

原作コミックを読んだらわかるのかな?

原作を知る方からは

最初と最後に語られる主人公の一人のエピソードが

「女子高生のひと夏の成長」みたいに映画を小さくまとめてしまい

原作にあるもっと壮大なメッセージがかえって伝わらない

という意見もあったとか。

そうなのかもしれません。たぶんそうなんだろうなあと

映画しか知らないものは思いました。

 

テーマ曲を米津玄師さんが書いているということで

それが流れるのを楽しみにしていました。

聴いて「ああ、この曲がそれだったか」

歌詞が映画の場面場面を思い起こさせました。

そしてファルセットでも力強さを失わない歌声が印象的。

歌う米津さんの映像がない分、声の印象が際立ちました。

米津玄師 MV「海の幽霊」Spirits of the Sea


ゆるいが一番

2019年08月19日 | おすすめ

ご本人に会いに行くシリーズ、今回は帯津良一さんです。

トータルヘルスデザインさんという健康食品を扱う会社さん主催の

講演会へ行きました。

 

写真で見ていたとおりのにこにこと機嫌のよさそうな笑顔、

小柄でころころ太ってかわいらしい先生は

「毎日おいしいお酒を飲むお金を稼ぐには

講演会をやらなきゃならないんで」なんて笑わせながら

東大を出て外科医になり中国医学で気功を利用することを知り

視察に行き、それを取り入れた治療を始めた頃

ちょうどアメリカから「ホリスティック医学」という概念が入ってきて

日本でもということになりホリスティック医学協会の会長になって。。。

という入り口も入り口なところからお話してくださいました。

 

私はニューエイジ業界(?)に興味があり

アロマテラピーやフラワーレメディ、

エネルギー療法やキネシオロジーあたりをうろうろしていたので

帯津先生のお名前にものすごくなじみがありながら

その実先生の来歴その他なにひとつ知らなかったので

先生のファンにとっては先刻ご承知であろう入り口も

とても興味深く拝聴しました。

 

まあとにかくお元気で

「話す内容を昨晩メモしてきました」とおっしゃるが

メモ見るしぐさもほとんどなく

よどみなく二時間立ちっぱなしで話される奇跡の83歳。

実際、少し前の精密検査の結果

「先生くらいの年齢では

脳梗塞の跡が三つや四つあるのが当たり前なのに

ひとつもありません」

「前立腺は(肥大するどころか)少年のようだ」

と言われたとのこと。

 

健康長寿の秘訣は

「目に青葉 朝の気功に夜の酒

ときどき女 ハグは毎日」

お食事を用意してくれる病院スタッフや

宴席をともにする女性に

必ずハグしてもらうんですって、いいなぁ。

 

病院で「がんです」と告知したら

「そんなはずはない。私は玄米菜食を徹底してきた」

と言った方がいらしたそうで

玄米菜食を徹底したからがんにならないなんてことはない。

どんな食糧法も人によって合う合わないがある。

イソフラボン、納豆キナーゼ、トリプトファンなど

お薦めの食材と効能を説明しながら

先生ご自身は「血圧が高いから塩分を控えて」と言われても

醤油やソースをどばどばかけるのが好きだから

血圧を下げる薬を飲んで塩分は控えない、って

堂々とおっしゃっていた。

結局自分の好きなようにするのが一番いいのかも。

お元気で幸せそうな先生がその証拠に見えました。

 

面白いお話いっぱいあったけど書ききれないので

興味ある方はたくさん出ている本を読まれるか

川越の帯津三敬病院池袋の帯津三敬塾クリニック

どなたでも参加できるお話の会を持っているそうなので

問い合わせてみてください。

 

最後に

いま地球の自然治癒力が落ちているように感じる。

我々自身が養生をしっかりやっていったら

地球の自然治癒力も取り戻されてくるのではないか。

と話されました。

しっかり養生して幸せに機嫌よく毎日を過ごす努力を

楽しみながらしていけたらいいですね。


トークショー

2019年08月17日 | エンタメ

最近のマイブームは「直接話を聞く」


どこかで読んだりメディアを通して聴いたりしたお話でも

ご本人の言葉でご本人から直接聴きたい、

対面すると言葉を越えたところで

受け取る情報があるような気がしてお会いしたい。

 

という訳で興味を持った方から直接お話を伺う機会があると

できる限り参加しています。

木村秋則さん、保江邦夫さん、木内鶴彦さん、

うさちゃんと高橋歩さんetc.

 

 

大麻に関心を持つようになって

SNSで関連の方をフォローしたりしていたところ

「真面目にマリファナの話をしよう」という本が

出版されるというトピックとともに

著者の佐久間裕美子さんがゲストにモーリー・ロバートソンさんを迎えて

トークショーを行うという情報が流れてきました。

 

テレビでよく見るモーリーさん! 本物見たい!

今回は直接お話を聞きたい、というより

実物見たい、というミーハー心でありましたが(^^;

恵比寿タイムアウトカフェへ出かけていきました。

 「真面目にマリファナの話をしよう」(文藝春秋)刊行記念

was トークショー with モーリー・ロバートソンさん


本を買って読んでからでかけるべきか一瞬悩んだものの

きっと当日会場で販売されるであろうから、と

予備知識なしででかけましたが十分楽しめました。


トークショーは佐久間さんが抱く疑問に対して

モーリーさんはどう考えるか答えるという形で進みましたが

9割モーリーさんがしゃべっていた印象(^^;

(主役どっち(^^;)

頭の中に話題が溢れているんだな。

 

日本は議論がない国という批判をよく聞くけど

それについてのモーリーさんの分析が面白かった。

日本は共感の国。

この意見に賛成というよりこの人が言っているから賛成。

「だからモーリーが言ってるから賛成」って

言ってもらえる人にならなきゃって言っていた。

「アナザースカイに出たら『こんな苦労をしてた人なんだ』って

評価ががらっと変わったの。だからあと少しだと思う(笑)」

(文字にするとニュアンス伝わらないけど大真面目にじゃなくて

ブラックな部分出さないようにいい子にしてるてへぺろみたいな

感じで話してた)

 

オフレコ話もたくさんあったので

そういう意味では直接でなければ聞けない話で

面白かったです。

 

 

トークショーが終わって

思ったとおり本の販売があったので

サインをいただきながら佐久間さんに

自分の疑問をぶつけてみました。

自分は大麻の効果が見込める人たちに

保険が適用されて届くことを一番に願っているけれど

医薬品になってしまうと製薬会社に管理されることになって

作物としての麻の使用が制限されてしまう、と

医療大麻としての解禁に反対する人もいます。

佐久間さんはどう考えますか?

「日本ではそうなって(管理されて)しまう確率が

高いと思います。

でも、私も第一に病気の人たちに届いてほしいので

解禁されないよりはそういった形でも、と考えます。

されないくらいなら、されないくらいなら、です」

みんな、やっぱりそれで救われる人がいるなら

まずその人たちのために

なんとかしてあげたい、って思ってる。


前橋花火大会 2

2019年08月11日 | エンタメ

花火大会が行われるのは前橋ですが

高崎の方が交通の便がよい私たちのために

Pchanさんが高崎まで迎えに来てくれました。

いつもいつも本当にありがとう。

 

まあくんが何度もdiaryにあげてた

高崎だるまのオブジェこんにちは。

カウントダウンライブの会場は利根川敷島緑地ラグビー場

ラグビー場から見る赤城山の眺め。

広いラグビー場の中の柵に囲まれた一角がライブ会場です。

様子を見ようと近づいていくとどうやらリハーサルをやっているらしく

音楽が流れていました。

ちょうど柵の外側にたどりつくとMCが始まり

「東京から来てくれました」って言ってる! え! もしかして?

なんたるグッドタイミング。

ダンサーATZOさんとMSTことまあくんのユニット

PASSIONE(パッシオーネ)のリハーサルが始まったところでした。


2017年8月のライブ直前に脱退したまあくん。

その後カラテサイズのグッズを買わせていただいたりはしてたけど

ご本人の姿を直接目にする機会はなく

なんと2年ぶりの『再会』でした

踊る姿見れた~

リハーサルは軽く踊って位置の確認をしたくらいで

5分ほどでした。

 

開演まで二時間半くらいあるので近くのカフェでお茶しているところへ

群馬在住michiさんが合流。

そろそろ日も傾いてきたころ会場へ戻ると

先ほどの射すような暑さもすっかりやわらぎ

吹き抜ける風が涼しくて超気持ちいい。

会場に入ってみるとカラテサイズ生徒の皆さんたちが

集合してました。

アマチュアダンスサークルが数チームのあと登場した

PASSIONとBUTTERはなんかもう異次元の動き。

トップクラスのプロなんだと改めて思いました。

ダンスパフォーマンスのあと、

元ホワイトベリー前田有嬉さんが登場して

会場のみんなで「夏祭り」を歌い花火のカウントダウン。

 

広い河川敷に上がる花火は大きくて迫力満点。

今年は足立の花火も隅田川の花火も遠くから眺めただけだったので

私にとっては今季初花火大会。

 

まあくんもカウントダウンのあたりから

ファン(というか生徒さん)のところに来てくれて

おしゃべりしながら一緒に花火を見ました。

2年ぶりにお会いしたのにあっというまに時空を超えて

先月も会ったような気持ちになるの不思議です。

自彊術とカラテサイズのスケジュールがだだかぶりで

教室へは行けない私。

次にお会いできるのはいつなのかなって思って

ちょっと切なくなりました。

(あと「先生」って呼ばれてて

ちょっと寂しかったのは内緒です)

 

 

 

 

さて車社会の群馬県、花火大会の駐車場は満杯。

帰りは絶対混むから終了30分前には出る、って言っていたのに

花火がすごくきれいだったのと、

まあくんが最後までおついきあいくださったため

結局終了までいてしまいました。

結果、予想通りの大渋滞にはまりました。

 

駐車場を出るだけでもすごい時間がかかった上に道路は大渋滞。

行こうと思った道が規制されて通れず、

なんだかんだで東京へ帰る終電の時刻がどんどん迫る事態。

新前橋駅から帰る予定でしたが

Pchanさん判断で高崎より東京よりの新町駅に出ることに。

結果上野行き最終電車にギリギリ間に合いました。

あぶない

予定より1時間もよけいに走って間に合わせてくれた

Pchanさん、ありがとうございました。

 

そして突然のお誘いに応えてくださったなつさんが

「すごく楽しかった、来て良かった」って喜んでくれてて

嬉しかったです。

みんな、また遊んでね。


前橋花火大会 1

2019年08月10日 | エンタメ

四国旅のとき行きのバスの中でpchanさんから

前橋の花火大会にまあくんが来るらしいんですよ」

という話が出た

日程をきくとお盆前の土曜日。

お盆は例年パートさんが帰省のため休んでしまうので

社員は休めない。

「休めないと思うんだよね」と答えてこの話は終わっていた。

ところが先日わたしの公休が足りていない事が発覚。

「15日までにもう一日休んで」と言われ

職場のみなさんの都合を鑑みると

休めるのは10日の土曜日以外なし。

まさかの休めることになりました。

 

これが決まったのが木曜日。

Pchanさんに「前橋の花火に行こうかな」とメッセージすると

「ぜひに」と言ってくれて車で迎えに来てくれることに。

いつもいつもありがとう。

「まあくん」こと元WORLD ORDERの落合将人さんが出演する舞台は

カウントダウンライブということでチケットが必要。

金曜日、職場の暑気払いから戻って夜の十時に

無事ファミマで発券をすませて

「チケット二枚ゲットしたのでこちらもご一緒していただけますか?」

とメッセージすると

「自分の分のチケットはもう手配済みです」とのこと。

!!!

なんか花火大会には行く予定でもこのステージは行かないと

勝手に思い込んでました、チケット一枚あまった~

 

まあくんファンでスケジュールがあいてる人は

とっくに行くこと決めてるよね。。。

チケットは捨てることになるかもだけど仕方ないと思いつつ

まあくん主催のカラテサイズに行ってる人。。。

と、あの顔この顔を思い浮かべ

とりあえずなつさんに「これこれしかじか」とメッセージ。

すると「遠いから行かないつもりだったけど

チケットあるなら行きます」との返事が!

 

前日の夜の十時に急に誘って応えてくれる人いるなんて!

地獄で仏、じゃないけどびっくりぽんでした!

しかもなつさん、遠いし会場は駅から離れているし、と

気になりつつもあきらめていたそうで

Pchanさんが車で連れて行ってくれることを

喜んでさえくれました。

なんて日だ! ←意味違う


『この世界の片隅に』

2019年08月04日 | エンタメ

『この世界の片隅に』が地上波テレビで初放映されました。

昨日は用事ででかけていたから途中からになってしまったけど

それでもその世界観に引き込まれて

目をはなすことができませんでした。

前半の広島での楽しい時間の部分が見られなかったぶん

後半の空襲につぐ空襲で疲弊していく日常が

よけい強く印象に残りました。

 

心休まることのない日々がいつ終わるとも知れず延々と続く。

そのなかに周囲の人が命をおとしたり家を失ったりと

更につらい出来事が重なっていく。

どんな気持ちで毎日を耐えていたんだろう。

想像することさえできません。

 

戦争なんてはしてはいけない。

 

こんな当たり前をいまいちど強く決意されてくれる作品。

 

なかなか映画館へいってまで、

テレビでだったら、という人たちが

たくさん観てくれてたらいいなあ。

 

映画鑑賞時の感想は⇒こちら

 

そして観はぐってしまった方

映画館で落ち着いて鑑賞したい方には

昨日ご紹介した田端のちいさなちいさな映画館、

CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ) でも

8月16日まで上映中です、ぜひ。



ところで戦争には絶対反対って思っているのに

わたしたちの国は戦争を商売にしているらしいんですよ。

これをどうやってやめさせたらいいのか。。。

できることは。。。

問題が大きすぎてとほうにくれますが

まず、このことを知らないと、と思います。

知らないことは変えられないから。。。

武器輸出と日本企業


人生フルーツ

2019年08月02日 | エンタメ

どなたかのTwitterで知った『人生フルーツ』

やっと観に行くことができました。

 

建築家の津端修一さん英子さんご夫妻の

日常を描いたドキュメンタリー。

理念を持って計画したニュータウンが

高度経済成長期の波にのまれて

思った形で実現できなかった津端さんは

ご自分の住まいでその理念を実践なさった。

家が小さな雑木林をもてば

そこは緑に囲まれた街になる。

雑木林と畑と30畳平屋の建物の

なんともすてきな住まい。

 

「お買い物は人から買います」

「コンビニで買い物ってしたことないわ」という英子さん。

なじみの八百屋さんは先代からおつきあい。

魚屋さんには修一さんから「おいしかった」と

イラスト付きのはがきがたびたび届き

「これに支えられたことがありました」。

お孫さんがおねだりした

『シルバニアファミリーのドールハウスの大きいの』を

「プラスチックのものはよくない」と

木で手作りしたものの(当然ですが)完成度の高さ。

お二人の暮らしようがとにかくすてきでした。

 

亡くなる直前、

修一さんに精神科病棟の設計依頼がありました。

「心を病んでしまった人に寄り添う」という病院の理念に

建物がそぐわないという思いがあり

ぜひふさわしい建物を環境を考えていただきたい、と。

結局は完成を見ず亡くなられてしまったのだけど

依頼主の関係者の方の言葉が印象に残りました。

「お話した二日後にはおおまかなプランができていました」

「道具もすべてきちんと手入れがされていて

いつでも仕事ができるよう用意をされていました。

ただ求めがなかっただけで」

高齢者イコール現役を引退してしまった人、みたいな思い込みが

せっかくの才能と熱意がそこにあることを

見失わせていたのではないですか、と問われた気がしました。

「高齢者」とか「障がい者」と「外国人」とか

人をある一面でくくった瞬間見えなくなるものがあることを

意識しておくことは大切です。

 

 

上映は田端のちいさなちいさな映画館、

CINEMA Chupki TABATA(シネマ・チュプキ・タバタ)

『あん』 上映時には樹木希林さんが舞台挨拶に見えたそうで

そのときのレポートを読んで涙が出ました。

ちなみに『人生フルーツ』のナレーションも樹木希林さん。

津端英子さんと樹木希林さんの対談『居酒屋ばあば』もこちらで上映中。