WORLD ORDERのファン友さんたちと
話していた時。
ダンスパフォーマンスのどこを見るか
何が好きか、という話題になった。
自分は何だろう。ちょっと考えて
「音楽がすごく好きだから
ダンスは目で見る音楽って感じ。
耳から入ってくるものと
目で見てるものがぴったり合うと
すごく気持ちいい」
と言う言葉が自分の口から出て
その答えを聞いた自分が
ああ、そこが好きだったのか、
と改めて自覚したってことがあった。
Hilty&bosch さんのダンスが好きで
ことにZINさんがインスタにあげる
レッスンで教えたオリジナルの振付を
生徒さんたちと踊る動画が好き。
ちょっとおかしな視角なんだけど
真ん中で踊るZINさんのおへそのあたりから
音楽が出て来るみたいに見える時があって
そういうときは最高に気持ちいい。
ある日動画に「楽曲にリスペクトを持って
振り付けを作るようにしています」
というキャプションをつけていらして
ああ、やっぱり。そうだよねぇ
といたく感激したものでした。
「楽曲にリスペクト」
AAAのSky-Hiさんは
個人で一億円を投じて
次世代のアーティストを発掘する
オーディションのを開催しています。
インタビュー記事の中に重視することとして
それが挙げられていました。
(以下抜粋です)
特にここまでの放送で印象的だったのが
「音楽を好きな人の歌・踊りである」
というSKY-HIの評価である。
「音楽を使って自分を際立たせることと、
自分のスキルを使って音楽を表現することって
近いようでいて全然違うんですよね。
たとえば歌であれば、
日本はカラオケ文化があるからか
前者の方向性で上手な人が多いように思います。
ただ、どんなに素晴らしい才能や
キャラクターを持っていたとしても、
それを輝かせるために音楽を使うことを
僕としてはあまり推奨したくないんです。
歌や踊りの上手さを自分のアピールに使うのではなく、
その音楽を自分の身体で咀嚼して
アウトプットすることを大事にしている人かどうか、
というのは特に注目して見ています。」
わかります。
インスタには「自分どやぁ」な動画が
あふれてますから(^^;
でも、プロの表現者を目指すなら
「自分どやぁ」な意識ではだめなんでしょう。
それを先に言ってもらえるって
恵まれていますよね。
ただ、その意識を持っていても
「音楽を咀嚼してアウトプット」ができるには
きっと並外れた才能も努力も必要なんだろうと
凡人は想像することしかできません。
ただ、観させていただけることに
感謝するのみです。