(前日からの続き)
会館でやってた最初の頃に、皆熱心
でしたよ。
皆くい入るように話を聞いてくれてね、
最初の白光の人たちは。
今の人たちが駄目だというんじゃないですよ。
本当にくい入るように聞いてくれたけれども、
あんまり深い話をし過ぎるとくたびれ
ちゃってね、みんな。
とっても私は出来ないわとかね、思っちゃう
から。
だから、ある時は魚屋のおっさんになったりさ、
ある時は八百屋になったり、それから、
本当に落語家じゃないかというくらい軽口
とばして、そうして、ふーっと気がついたら
神様のことを考えていたというふうに
もっていく。
これ方便なんですね。
で、その時々によっていろんな話し方をする。
さっきの私と今の私と違うのかといったら、
違わないんですよ。
全然違わない。
だけども、とにかく機をみてね、人をみてね。
人をみて法を説けというでしょ。
あれと一緒なんですよ。
その時々その場相手によってさっきのような
しゃっちょこばったああいう講演口調の、
ねばならぬ存じます式が通じる時もあるんです。
そうじゃなくて、こりゃあもうそんなこと
言ったら逃げ出しちゃうなあという場合は、
こういう口調もあるんですよね。
どれも五井昌久。
どれも神様。
神様といったって、私が神様じゃないですよ。
そうじゃなくって、神様がいろんな働きを
こうやってなさるということの証しをここで
やっているようなもんだね。
そうじゃなきゃ、こんな講演会なんか
やりませんよ。
そんな無駄なことを神様はやらないと
思いませんか。
本当にそうですよ。
やっぱり誰かに聞いて欲しいという
気持ちが皆あるでしょ、皆苦しいから。
聞いて欲しいといっても、吸いとり紙の
ようにね、自分というものをさしはさま
ないで、深くうなずきながらね、ああそれは
大変ですねえって聞くというのはこれは
大変なことよ。
実際に。
絶対に自分が出るもの。
そんなことはあなた言うけれども、私の
経験によればということになるよね。
なるけれども、そこは本当に難しい。
(つづく)
会館でやってた最初の頃に、皆熱心
でしたよ。
皆くい入るように話を聞いてくれてね、
最初の白光の人たちは。
今の人たちが駄目だというんじゃないですよ。
本当にくい入るように聞いてくれたけれども、
あんまり深い話をし過ぎるとくたびれ
ちゃってね、みんな。
とっても私は出来ないわとかね、思っちゃう
から。
だから、ある時は魚屋のおっさんになったりさ、
ある時は八百屋になったり、それから、
本当に落語家じゃないかというくらい軽口
とばして、そうして、ふーっと気がついたら
神様のことを考えていたというふうに
もっていく。
これ方便なんですね。
で、その時々によっていろんな話し方をする。
さっきの私と今の私と違うのかといったら、
違わないんですよ。
全然違わない。
だけども、とにかく機をみてね、人をみてね。
人をみて法を説けというでしょ。
あれと一緒なんですよ。
その時々その場相手によってさっきのような
しゃっちょこばったああいう講演口調の、
ねばならぬ存じます式が通じる時もあるんです。
そうじゃなくて、こりゃあもうそんなこと
言ったら逃げ出しちゃうなあという場合は、
こういう口調もあるんですよね。
どれも五井昌久。
どれも神様。
神様といったって、私が神様じゃないですよ。
そうじゃなくって、神様がいろんな働きを
こうやってなさるということの証しをここで
やっているようなもんだね。
そうじゃなきゃ、こんな講演会なんか
やりませんよ。
そんな無駄なことを神様はやらないと
思いませんか。
本当にそうですよ。
やっぱり誰かに聞いて欲しいという
気持ちが皆あるでしょ、皆苦しいから。
聞いて欲しいといっても、吸いとり紙の
ようにね、自分というものをさしはさま
ないで、深くうなずきながらね、ああそれは
大変ですねえって聞くというのはこれは
大変なことよ。
実際に。
絶対に自分が出るもの。
そんなことはあなた言うけれども、私の
経験によればということになるよね。
なるけれども、そこは本当に難しい。
(つづく)