宇宙(そら)は家

宇宙(そら)へ還ろう! 
五井先生は、両手を
広げて待って
いらっしゃいます。
(リンクフリー)

神のみこころは慈愛 ゆるし 平和である

2011-11-30 09:33:19 | 祈り
生命(いのち)は
この肉の身をつらぬき
霊身をつらぬき
宇宙を
つらぬいて
ずっと
神のみこころへと
つづいて
いる
その
みこころは
何かといえば
慈愛であり
ゆるしであり
平和である
いのちは
すでに
愛とゆるしと
平和の光に
抱きとられて
神とともに
永遠にむかって
流れているのである

この世に生きること あの世に帰ること

2011-11-29 11:27:24 | 祈り
   ━━序━━ 
              五井 昌久 

人間というものは生きとおしのいのちで
ありまして、あの世もこの世も、ひとつづきに
つづいているというのが、真実の姿なので
あります。
 ですから、この世で死をむかえるということは
肉体身にとどまっていた光(生命)が、霊界へと
移行して、神の光の一筋として祈り一念に生きる
ための修行を、新たにはじめるということであり
区切りというものは、実際には存在しないという
ことなのであります。
 本巻では、こうした人間の生命のありように
ついて述べたつもりであります。
 祈りによって生きるとき、私どもの生命は
いきいきといかされているのだということを
覚えながら、生きてゆきたいものであります。

                 平成2年2月20日


この地球上には
さまざまの国があり
民族があり
言葉があって
それぞれ
国境を持っています
しかし
その世界も
宇宙から眺めたときには
何の
区切りも存在しません
ガガーリンが
宇宙から
地球をながめたその感動を
「地球は青かった」
と表現しましたが
この言葉のなかには
宇宙にうかぶ美しい星地球への
愛と感動とが込められて
います
そこには
生命(いのち)の本源というものを
みつめている
ガガーリンの
大いなる智慧に対する畏れが
あるのであります
国家とか
民族を超えた
一つの生命を互いに持った
世界人類というものに対して思いを馳せて
いる一人の人間の魂が
私たちのこころを
打つのであります
一切区切りのない世界
そして
生命というものの不思議さについて
この言葉をおもいおこすたびに
私どももまた
思いを馳せてゆくので
あります

生命というものは
久遠の光へとつづいてゆく
大河であって
はじまりだとか
おわりだとかいうものは
まったくないというのが
その本質であります
つまり
神の大愛につつまれ
その光によって
我々の生命は
一瞬一瞬
神のみこころ
神の慈愛というもののなかに
とけ込んでいるのであります
神の愛を受けて
光を交叉させ
世界人類を
白光で結んでゆく
それが私ども人間の姿であり
生命というものの
働きなのであります
あるがままのいのち
神に生かされていることを
よろこぶいのち
というのが
私ども自身なのでありますが
それは
たゆまざる祈りのうちに
守護の神霊が
教え導いて下さるものなので
あります
生命というものは
変幻自在
どのような働きも
なしつづけてゆくものでありますが
私どもが
世界平和の祈りにすべてを
かえしてゆきますときに
一層
その働きは
光を増してゆくのであります
どうか
たゆみなく
世界平和の祈りを
祈りつづけていただきたいもので
あります 
        平成2年2月20日・21日 記

(漢詩)無 題(四十一)

2011-11-28 09:17:33 | 祈り
水者今昔不問唯澄己
人間生者心裡満光岩


 水は今昔を問わず唯己れを澄ます。
 人間の生も心のうちにみちて光のごとし。

         いのち


 水は、時を問わず、今とか昔とかに
とらわれずに、ただ自分自身をすませている。
 それとおなじように、人のいのちも、
本心にみちみちて、ながれゆく神の光の
ようである。
                 終

(漢詩)無 題(四十)

2011-11-27 11:25:18 | 祈り
神慮難計然其内百代乃
光者今日是人乃生命


 神慮計り難し。然れどもそのうち
百代の光は今日これ人の生命なり



 神のみこころというものははかりがたい。
 しかしながら、神から放射された光が
ながい歳月ののちに、今日の私達の生命
となっていることも、神慮のひとつである。
 我々は、この神慮を受けて、生き、
生かされている者なのである。

(漢詩)無 題(三十九)

2011-11-26 09:29:51 | 祈り
恵風戦万物物息為云
是者久遠乃光生命


 風は恵のうちにそよぎて万物を
息わすると云わん。こは久遠の光の

いこ
生命なり。


 風は神の恵みの、みこころのうちに
吹ききたって万物をいこわせる。この風景こそ
久遠の生命のすがたである。