つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

いきもののリズム

2006-09-09 | Weblog
毒出しのお陰なのか、数ヶ月ぶりに熟睡。

今日も稽古に。
エチュードのテーマは役者それぞれで違うのだけれど、私は、物も私も同時にパフォーマンスすることが求められているのです。
ですが。相変わらず、物を上手に扱えない。
難しいなあ。つい、自分だけになってしまうのです。

で、とても上手な人にどうしたらいいのかしらと相談したら、「生きているように見えるには緩急です」とのこと。
ああ、そうか。
役者と同じことが言えるわけです。リズムと緩急と空間と。
次回は、2人でやるつもりで組み立ててみようと思います。

で、みんなでいろいろなものを扱っているうちに再認識したのは、生きているものに見えるためには、「そのいきもの特有の呼吸とリズムがある」ということ。
たとえば、ある物が水母に見えるためには、あの独特のリズムを持っていなければ、いくら浮遊させてみても水母には見えないのです。

あとは、それを動かしているときに、自分がどのようにあるべきか。これもとても難しい。
使用するものの難しさもあるのですが、こうやって物と出会いなおすのは楽しい。