つつみその子のはぐくみ日記

毎日を大切に、心と縁をはぐくむ日々に。

フックはどこにかかるものか?

2006-09-18 | Weblog
今日は、稽古の前にビデオを2本。後に半分。
「ピクニックの準備」と「茶の味」と「有頂天ホテル(半分)」

「ピクニックの準備」は、この秋公開の「夜のピクニック」という作品につながる短編集。ピクニック前夜の、それぞれの準備と想いを描いたものなのですが。
切なくて、可愛らしくて、楽しくて。とても素敵。是非チェックしてみてくださいね。原作も読みたくなりました。

「茶の味」。
何度目かなんだけど、眠らずに観たのは始めて…。
のどかな雰囲気に、つい気持ち良くなってしまうのですよ。
「茶の味」は昔、音響のAさんが、劇場でレベルチェックのときに「山よ」をかけていて、衝撃を覚えたたのが始まりなのだけど。(そういえば、他にはシーマンのサントラとかもかけてた気が…恐るべし。)
我集院さんの仕事ももちろんいいのですが、主演の女の子(坂野真弥ちゃん)が飛び切りかわいい。
個人的に沢山引っかかるところがあって、授業の内容やら、教頭先生の詩やら、くすくすとできるところも満載だし。みんな小さな(大きな)ことに悩んでいて、愛しい。どこか懐かしくて、面倒だけどあったかい家族。
でもオジイのパラパラ漫画とさかあがりにやられてしまった。
そして、夕焼けが優しくて綺麗だった。もう、ハッピーです。

浅野さんと中嶋さんの2人のシーンは、前回なんだか泣けてきて仕方がなかったのですよ。何が自分の中に響いているのかが分からないのだけど。
今回は泣かずに観れた。あれは、何だったんだろうか…。

稽古後には有頂天ホテル。劇場で観たのだけど。もう一度。
でもね、どうしても、あの前の奥さんの前で「舞台の仕事やってるよ」という役所さんを見ていられない。悲しすぎて。
というか、心の中がかき乱されてしまう。
もうやめてくれーというくらいに。
で、今日はそこまででダウン。