木蓮の「7つの言葉」を探す日記

小説、PSO&PSU、アニメ(ぼく地球/エスカフローネ)、UVERworld、IT関連を木蓮の日記形式で書いています。

食べていくためにお仕事をするのではなく

2012-02-12 17:41:09 | 創作
私たちの年代の人が考えていることは、
私たちは自分たちの未来を、自分達のがんばりで良いようにも変えられるし、
がんばらなければ、それなりの未来しか待っていないとも考えている。

自分たちの手で、自分たちの未来が選択できること、
それが当たり前だと考えている。

将来の自分たちの暮らしを考える中で、家族を大切にしたいし、
自分の夢も実現したいし、幸せでいることを願うから、
一生懸命に働く。多少辛いことがあってもがんばれる。


この前提をわたしはいまのところ変えるつもりはない。
でも、いま目の前にある世の中はそのようには見えない。

大切にしたいと思う家族もいない、
実現したいと思う夢も思い当たらない、
幸せでいることの意味が分からない、
そう感じ、疑問のままに、目の前の事象を眺めている私たち同世代が
ほとんどだと私は思う。

つまり、
自由意思で行動することができなくなっていること。

人によって強弱はあると思う。ただ、同年代の人が、
うすうす、潜在的にその問題に気付いていることを私は知っているし、
皆はそれを他人に打ち明けようとはあまりしない。

この問題を立脚点とした場合、
取れる立場は色々なものがあると思うけど、
大体の分類はできると思う。

・何故こうなってしまったのか?
・では、結局どうしたいのか?
・そもそもその状態のとこが悪いのか?
・人に心配してもらうほどのことではないのでは?

私が文章力もないし、その才能もないのを分かっているくせに、
将来文章を書いていくことを決めることになったのは、
今、私個人が抱えている問題が、決して一人だけの問題ではなくて、
何か共通的な、連鎖的な根本的な問題のような気がして
ならないから。

難しいことは私は決して書けない。問題は単純だと思うし。
私たちがお仕事をするほんとの理由は、
「食べていかなければいけないから」、ではない。

私らの親の世代(団塊の世代と呼ばれる戦後生まれの世代)は、
世の中が、彼らを動かしていた、と私は思う。

でも、今は私たちが、世の中を動かしていかなければいけなくなった。
今現役で世の中を指導している世代が引退したあと、
わたしたちはどんな世の中にしていきたいのでしょうか。

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