オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

『機動戦士ガンダムUC』 最終章episode 7「虹の彼方に」イベント上映会

2014年05月24日 | ├ グルメ・映像音楽・サブカルイベント
(いつもの“食”の話題から離れて恐縮ですが...)
「亡国のイージス」などのベストセラー作家 福井晴敏氏がストーリーを担当し、サンライズが製作した宇宙世紀シリーズ最新作『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のイベント上映会に足を運びました。

俗に言う“ファーストガンダム(UC0079)”に登場するアムロ・レイとシャア・アズナブルの最終決戦『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(UC0093)』から三年後を舞台とした本作はシリーズ30周年に端を発し、今年35周年まで足掛け5年をかけて終に完結...





まさに35周年を飾るに相応しい大作でした。

シリーズ初期に登場したキャラクター達の殆どが、もはや自分より年下になっているのを痛感するには厭と言うほどの時間が経過しています(笑)

年月という点で最も長くシリーズに関わってきた池田秀一氏(=フルフロンタル&シャア・アズナブル)は「30余年前、劇場版ガンダムの舞台挨拶が新宿ピカデリーでありました。多くのファンの方に支えられて、またここに立てるのは感無量です...」と振り返り、初日の舞台挨拶では涙で言葉を詰まらせたそうです。





ご存知の方がいるかもしれませんが、本シリーズは単なるロボットアニメに非ず、個々の物語を持った複数のキャラクターによって進行していく群像劇が見どころ。

いつの時代も“自分らの保身”のために法律を作り、世の中を間違った方向に流してしまうのは、不透明で大きな力を持った政治家(=大人)。
そして、対するは強い意思を持って出現する“個(=若者)”と、それに共鳴する人々。





どんなに理不尽な状況に追い込まれても“それでも”の4文字を噛み締めて立ち向かう主人公の姿には胸を衝かれます...
そんな若者に対して“やり遂げる”というカタチで責任を全うする大人たちの姿は見習うところが多分にあり、劇場を埋め尽くす“同年代の男女”が“グスッ”と涙ぐむのも納得の作品でした。





■メインスタッフ
*原作:矢立肇/富野由悠季
*監督:古橋一浩
*脚本:むとうやすゆき
*オリジナルキャラクターデザイン:安彦良和
*アニメーションキャラクターデザイン:高橋久美子
*モビルスーツ原案:大河原邦男
*メカニカルデザイン:カトキハジメ/石垣純哉/玄馬宣彦
*メカニカルデザイン協力:明貴美加
*ディスプレイデザイン:佐山善則/上村秀勝
*設定考証:小倉信也
*ストーリー:福井晴敏
*音楽:澤野弘之
*音響監督:木村絵理子
*美術監督:池田繁美
*色彩設計:すずきたかこ
*撮影監督:葛山剛士・田中唯
*CGディレクター:藤江智洋
*編集:今井大介
*アニメーション制作:サンライズ





■メインキャスト
*バナージ・リンクス:内山昂輝
*オードリー・バーン(ミネバ・ラオ・ザビ):藤村歩
*タクヤ・イレイ:下野紘
*ミコット・バーチ:戸松遥
*リディ・マーセナス:浪川大輔
*ミヒロ・オイワッケン:豊口めぐみ
*マリーダ・クルス:甲斐田裕子
*フル・フロンタル:池田秀一
*アンジェロ・ザウパー:柿原徹也
*スベロア・ジンネマン:手塚秀彰
*カーディアス・ビスト:菅生隆之
*サイアム・ビスト:永井一郎
*アルベルト:高木渉
*フラスト・スコール:小山力也
*ダグザ・マックール:東地宏樹
*ブライト・ノア:成田剣
*ロニ・ガーベイ:伊瀬茉莉也





『サザエさん』の磯野波平で御馴染みだった永井一郎氏が、物語の核心を握るビスト財団宗主サイアム・ビストとナレーションを務めるも、今年1月末に他界してしまったのは非常に残念でした。
非常に悲しいです...






■イントロダクション
U.C.(Universal Century:宇宙世紀)0001―。
宇宙移民の開始が宣言され、新たな時代が始まろうとしていた。
そんな折、改暦セレモニーが行われていた地球連邦政府首相官邸、宇宙ステーション<ラプラス>が爆破テロにより粉々に砕け散る。
貧困からテロに加わった青年・サイアムは、<ラプラス>の爆発に巻き込まれ、残骸の中である物を発見する。
それは後に『ラプラスの箱』と呼ばれることになる禁忌の箱だった。

『ラプラスの箱』を開けてはならない。
それが何であるのか、知る者はほとんどいない。
箱の秘密は、サイアムの元で眠り続けた―。

U.C.0096―
ラグランジュポイント1に浮かぶ、建設中の工業コロニー・インダストリアル7。
父を知らずに育った少年バナージ・リンクスと、コロニー行きの船に密航した謎の少女が出会い、
そして、運用試験を繰り返す白いMS・ユニコーンと様々な思惑が絡み出したとき、歴史の針が動き出した。
『ラプラスの箱』をめぐる争いに巻き込まれることを、バナージはまだ知らない。

『ラプラスの箱』とは何か―。
箱の抱く秘密とは何か―。
今、宇宙世紀百年の呪いが解かれようとしていた。





■イベント上映スケジュール
*episode1 「ユニコーンの日」 (2010. 2.20~ 3.15)
*episode2 「赤い彗星」    (2010.10.30~11.12)
*episode3 「ラプラスの亡霊」 (2011. 3. 5~ 3.18)
*episode4 「重力の井戸の底で」(2011.11.11~11.25)
*episode5 「黒いユニコーン」 (2012. 5.19~ 6. 1)
*episode6 「宇宙と地球と」  (2013. 3. 2~ 3.15)
*episode7 「虹の彼方に」   (2014. 5.17~ 6.13)

→ [バンダイチャンネル]で配信中です。





東京会場の一つ『新宿ピカデリー』館内は“貴婦人と一角獣”をモチーフに制作されたタペストリーや“シャアの再来”フル・フロンタル専用オーリスの展示、劇場内の全ポスタージャックなどファンサービス満載。
人でゴッタ返し、身動きが取れないほど盛況でした。

→ episode7は[新宿ピカデリー]で上映中です。
オリコンデイリーランキングで初登場3位を記録し、好調のようです。


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◆機動戦士ガンダムUC
*アニメーション http://www.gundam-unicorn.net/index.html
*小説 http://www.gundam-unicorn.net/novel/index.html

【おまけ】

▲炙り三色丼と味噌汁(別売)

「毎朝市場より厳選した旨い旬の魚を目利き職人が仕入れ!...」といったコンセプトを掲げる店が最近流行っていますが、こちらの『磯丸水産』もその一端でしょうか。
オープンキッチンで調理する様は美味しさがそのまま伝わってきそうでした。
ランチタイムということで丼モノ中心のメニューから「炙り三色丼」を注文したところ、ご覧の様な小振りでガッカリ...
味噌汁(別売)も付かないので物足りない内容でしたが、炙って香ばいネタは美味。

ごちそうさんでした。

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