エピソード6「ジェダイの帰還」で物語は“ハッピーエンド”で幕を閉じたのに...
と少々混乱の中で始まるも、グイグイと劇中に引き込まれてしまいました。
事態の一つ一つに説明がないだけに、観ている側に物語の背景にあるであろう歴史を想像させる序盤のアプローチは見事です。
察しのいい方は分かると思いますが、物語はある人物へと集束していきます。
ここでは多くを語りたくないので、ぜひご覧下さい
■ス . . . 本文を読む
長編アニメーション映画としては「時をかける少女(2006年)」、「サマーウォーズ(2009年)」、
「おおかみこどもの雨と雪(2012年)」などに次ぐ、細田守監督の新作『バケモノの子』を観てきました。
彼の作品は、時間軸(過去・未来)・電脳世界(ゲーム)、そして狼といった異世界に人が踏み入った(出遭った)際、どのように成長して強く生きていくかを活き活きと時に刺激的にテーマをもって描かれています。 . . . 本文を読む
藤子・F・不二雄氏が生んだ国民的アニメ『ドラえもん』。
テレビに夢中になり始める幼年期にあって“テレビの中の”初めてのトモダチが
ドラえもんだった子達も少なくないはず。
個人的には、あの愛くるしいフォルムと世話好きな性格が何とも言えません。
そんなドラえもんが、まさかの“CGアニメ”化!?と耳にした時は絶対に観るもんか!
とココロに決めていましたが...観てしまいました(笑)
原作 . . . 本文を読む
前回の地上波に次いでの「名探偵コナン」。
初めて劇場に足を運んで最新作『名探偵コナン 業火の向日葵』を観てきました。
大枠としては、巨匠ゴッホの名画“ひまわり”にまつわる謎を巡って、コナンと仲間たちが怪盗キッドと激しい攻防を繰り広げる本作はアートミステリーながら、アクションの分野に限っては過去最高の呼び声があるほど。(映像技術が進歩してますからね)
しかしながら、怪盗キッドが登場する割 . . . 本文を読む
たった一つの真実見抜く!
見た目は子供、頭脳は大人!
その名は、名探偵コナン!
お馴染みの冒頭ですが...
青山剛昌原作による『名探偵コナン』は、
コミック(連載21年目)とテレビアニメ(16年目突入)の双方で絶大な人気を誇り、
こちらは劇場版シリーズの第18弾。
最新作「名探偵コナン 業火の向日葵」のプロモーションを兼ねて
早くも地上波で放映されました(我が家は録 . . . 本文を読む
妻が涙目になっていたので放ってはおけず...
一緒に観ていたら、“ミイラ取りがミイラに”なってしまった作品。
『四月は君の嘘』は月刊少年マガジンにて2011年5月号から2015年3月号まで連載され、テレビアニメも先月に完結。
オトコ目線からすると「青春×音楽×ラブストーリー」は当初“相容れない”気がしましたが、ドラマ『のだめカンタービレ』で免疫ができていたのでスンナリと入っていけました(笑)
. . . 本文を読む
昨年末に映画館前で偶然見かけた予告編がキッカケで観ることになった本作...
(“ジャケ買い”なカンジです:笑)
NHK朝ドラ「あまちゃん」でブレイクした能年玲奈をはじめとするオタク女子達が、
女装男子の菅田将暉と育む不思議な友情物語です。
随所に散りばめられた“オタク”ネタも然ることながら、
オタ仲間に扮した池脇千鶴、太田莉菜、篠原ともえらの熱演(怪演?)も見もの。
■あらすじ
人生 . . . 本文を読む
映画予告編の殆どが“まったり”“のんびり”“ほんわか”したベイマックスの描写が多いので、
実際に映画を観ると、息をも付かせぬ畳み掛けるようなアドベンチャーとの緩急に
「こんな映画だったのか!」と感じる人達が多いでしょう(決してイメージが崩れているワケではなく)
しかしながら、予想通り...いや、期待以上にベイマックスから“無償の愛情”を受け取ったと思います(笑)
冒頭のショートフィルム『愛犬と . . . 本文を読む
シリーズ最終章の本作は「京都大火編」終盤で登場した比古清十郎役の福山雅治がその妖艶な雰囲気とアクションで序盤からグイグイ物語を引っ張ります。
ここで弟子の緋村剣心(佐藤健)が宿敵の志々雄真実(藤原竜也)に立ち向かうに当たり、
“自分に欠けているもの”が何なのかを問う場面が印象的でした。
「この世のすべての哀しみを1人で背負うつもりか?」と。
. . . 本文を読む
外出先でお腹が空いた時に
「どうしよう...どこで食べよう...」
と迷った挙句に初めての店に踏み入る時のドキドキ感は一昔前なら誰にでもあったと思いますが、
今や当たり前のように“口コミ”サイトにドップリ依存しているのは否めません。
(自ら料理することなく、外食するにも失敗を恐れて“美味しく頂く堅実派”が急増しましたね)
そしてB級グルメ・名物・特産物を食べないと時代に乗り遅れてしまうような . . . 本文を読む
前作を観てもらうと続編制作も納得の作品です。
来月9/13(土)には“京都編”の後編にあたる「伝説の最期編」が公開され、
漫画原作の実写化においては近年稀にみる成功例かと思います。
その要因は前作が序章にすぎなかったことを改めて思い知らされるほどのクオリティと
目を奪われる驚異的なアクション。(まだ前半なのに飛ばしすぎ!:笑)
そして各キャストの役作り。
神木隆 . . . 本文を読む
ディズニーが半世紀以上前に製作した古典名作「眠れる森の美女」は勧善懲悪モノでしたが、本作は魔女“マレフィセント”の視点から物語が展開するのが実に面白い。
封印された彼女の“生い立ち”と、オーロラ姫を“永遠の眠りに就かせる呪い”をかけた理由、そして“真実の愛”とは何なのか?が明かされます...
幻想的で美しい画面は勿論のこと、アンジーが実の娘ヴィヴィアン・ジョリー=ピットと共演し . . . 本文を読む
レンタルリリース時に一度観てはいましたが...
続編を匂わせるような終わり方が気になっていたところ、先週の地上波放送では“もう一つ”のエンディングが描かれていました。
それでも“今一つ”感は否めませんが、スリリングな展開にアンジー独特がアクションも充実して仕上がりは見事...やっぱりカッコいいですね。
■あらすじ
CIAエージェントのイヴリン・ソルト(アンジェリーナ・ジョリー) . . . 本文を読む
現役医師・海堂尊氏のベストセラーを竹内結子と阿部寛のダブル主演で映画化した医療ミステリー『チーム・バチスタの栄光』の続編。
ジェネラル・ルージュ(=血まみれ将軍)の異名を持つ切れ者役に堺雅人が扮するとあって、このキャスティングで面白くないハズがない...
最後は思わず「なるほど~」と唸っていました。
テレビドラマ版も観てみたいですね。
■あらすじ
チーム・バチスタ事件から1年後、院内 . . . 本文を読む
裕福な家柄に産まれたおかげで現在の地位・名誉に居座る人。
逆に不遇な家庭環境のせいで貧困を余儀なくされている人。
親(家族)というものは少なからず、
“今の自分”を形成する大きな要因に他なりません。
しかしながら誰もが、その“出生”くらいはドラマチックで有りたいと願うもの。
親が、どんな想いで自分を産んでくれたのか...
本作は過去に遡って親と向き合い、出生の秘密を知ってしまうという奇 . . . 本文を読む