蕎麦遺産

未来の世代に引き継ぐべき「蕎麦」に関するあらゆる情報を調査し、「蕎麦遺産」として登録しています。

喜道庵(神田神保町)の「かつ煮」「玉子焼き」「もり」「鴨南」等

2021年12月31日 | 蕎麦屋(都内)
【令和3年12月31日 調査・登録】
 今日は一年の締め括り大晦日です。大晦日といえば「年越しそば」です。「年越しそば」の由来は、「そばのように細く長く達者に暮らせることを願っていただく。」「そばは切れやすいため、一年間の苦労を切り捨てて翌年に持ち越さないように願っていただく。」「金銀細工師が散らかった金粉を集めるために蕎麦粉の団子を使うことから、金が集まるように願っていただく。」など諸説あるようです。

 さて、今年の「年越しそば」は神田神保町の「喜道庵」です。神保町店は2019年にオープンし、お洒落で綺麗な店舗が特徴です。渋谷区の神泉に一号店があります。


 まずは、山形の本醸造「麓井美酒辛口」をいただきましょう。冴え冴えとした本格辛口の日本酒です。


 こちらは「かつ煮」です。出汁が効いています。甘く煮詰められ、とても美味です




 こちらは「玉子焼き」です。普段は出汁巻き玉子ですが、大晦日は甘口の玉子焼きになるそうです。


 美味しい肴で、お酒も進みます。お替りは、宮城の本醸造「あたごの松」です。サラリとして軽快な味わいの優しい飲み口が特徴です。


 いよいよ、おそばです。こちらは「もり」です。そばも汁も美味です




 こちらは「鴨南」です。とても美味しくてコスパが素晴らしいです




 仕上げは勿論「そば湯」です。


 ごちそうさまでした。美味しいそばでした。
 皆さま、今年も大変お世話になりました。良いお年をお迎えください。

これまで調査・登録してきた年越しそば
 《2020年の年越しそば:大川やの卯の花・海老天ぷら・穴子天せいろ・かけ等》
 《2019年の年越しそば:金升のだし巻き玉子・鶏わさび・カレー南蛮等》
 《2018年の年越しそば:栃の木やの三点盛り・玉子焼・せいろう<粗挽>・九条ねぎと鶏団子等》
 《2017年の年越しそば:九頭龍蕎麦はなれのお昼のサービスセット・海老天蕎麦等》
 《2016年の年越しそば:蕎介のだし巻き玉子・三色・穴子天ぷら蕎麦等》
 《2015年の年越しそば:神田錦町更科の天せいろ・にしん蕎麦》
 《2014年の年越しそば:中村屋の海老天ぷらそば・せいろ等》
 《2013年の年越しそば:九頭龍蕎麦はなれの越前おろし蕎麦等》
 《2012年の年越しそば:蕎楽亭もがみのだし巻き玉子・ざる・HOTおろし等》
 《2011年の年越しそば:麺処NAKAJIMAのお正月セット》
 《2010年の年越しそば:湧水の天ざる・きつね・そばようかん》
 《2009年の年越しそば:神田錦町更科のせいろ・あさりかき揚げそば・冷やしミックス(きつね・たぬき)・鳥汁せいろそば》
 《2008年の年越しそば:日本橋やぶ久のもり・玉子とじ》

★喜道庵 神保町店
 所在:東京都千代田区神田神保町2-12-8
 電話:03-5213-4949
 品代:麓井美酒辛口あたごの松550円、かつ煮700円、玉子焼き470円、あたごの松<1合>550円、もり600円、鴨南880円


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