蕎麦遺産

未来の世代に引き継ぐべき「蕎麦」に関するあらゆる情報を調査し、「蕎麦遺産」として登録しています。

酒蕎庵 まろうど(新宿区津久戸町)の「厚焼き玉子」「牛すじの煮込み」「板わさ」「信州富倉蕎麦」等

2012年04月05日 | 蕎麦屋(都内)
【平成24年4月某日 調査・登録】
 こちらの店「まろうど」の本店は信州の斑尾高原にあります。北信州に伝わる富倉蕎麦をいただける貴重な店です。神楽坂の中心から少し離れたところにありますが、夜毎、美味しい酒肴と蕎麦を求める客で賑わっています。



 さて、まずは「生ビール(エビス)」です


 こちらの「厚焼き玉子」は、そばのかけ汁で味付けされています。甘さ控えめでフワフワの熱々です。お酒のアテに最高です。


 こちらは「刺身盛合せ」です。新鮮なマグロ・カンパチ・金目鯛・ヒラメ・〆さばの盛りです。



 美味しい肴に囲まれてお酒も進み、次は「水尾 辛口」です。醸造元の田中屋酒造店は、長野県の北の端、奥信濃飯山にあります。仕込水は野沢温泉村「水尾山」の麓より湧き出る天然水を使っています。特別辛口に仕上げた水尾で、地元でもとても人気があるそうです。サッパリとした味わいの中にも仄かな香りがあります。日本酒度は+5です。


 こちらは「牛すじの煮込み」です。トロトロに煮込まれた牛すじが実に美味です。


 こちらの「板わさ」は小田原「籠清」の蒲鉾が使われています。


 こちらの「油揚げのそばみそ焼き」は、カリっと焼いた油揚げに蕎麦味噌とネギがトッピングされています。


 さて、いよいよ本命のそばです。北信州に伝わる「信州富倉蕎麦」は、山ごぼうの葉の繊維をつなぎに使っています。弾けるような歯ごたえとコシ、ツルっとして滑らかな食感が実に美味です。



 仕上げは勿論「そば湯」です。「ごちそうさま」で店をあとにしました。



★酒蕎庵 まろうど
  所在:東京都新宿区津久戸町3-20イサミビル2階
  電話:03-3269-1106
  品代:生ビール(エビス)600円、厚焼き玉子850円、刺身盛合せ2,000円、水尾 辛口(四合瓶)1,800円、
     牛すじの煮込み600円、板わさ650円、油揚げのそばみそ焼き550円、信州富倉蕎麦(1斤)900円


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。