偉人

早いもので来週は前社長であった徳間康快氏の七回忌。

そんなこともあって、今夜開かれた「徳間康快氏をしのぶ会」に出席、献花をしてきた。
生前は徳間グループ（徳間書店、徳間ジャパン、大映、スタジオ・ジブリ、などなど）の総帥として、政財界、海外にその名をとどろかせていた。

今でも折りにつけＴＶ放映されている「となりのトトロ」「風の谷のナウシカ」などジブリ作品のエンディングで徳間さんの名前を見ることが出来る。
常に前向きで、破天荒、かつ繊細。今ではほとんど見かけないタイプの経営者だった。

そう、組合代表の一人として東京・新橋の本社で団交を行ったときのことを思い出す。
季節としては今ごろだっただろうか。
会議室に全員が揃って社長がお見えになるのを待っていた。
「やぁ、どうも…」と現れた徳間社長の格好は、
なんと、甚兵衛…。
これには全員「目が点」。
組合に対する先制攻撃だったのだろうか？（爆）。

廊下ですれ違っても「ごくろうさん」と先に挨拶されてしまうこともたびたび
豪放でありながら、きめ細やかな人だった。

徳間さん、あなたは凄い人でしたよ。