皆さんは「COCOA」という新型コロナ接触確認アプリを入れていますでしょうか?
自分の健康面の話は避けて出来るだけ笑える話をここには書きたい、と思っていたのですが、今回は皆さんの参考になるかもと考え、このアプリでの出来事を時系列で追ってみたい。
・7月3日アプリをインストール。
・その後二日に一度ほど通知を確認。街へ出歩かない、外食をしない、という生活を続けていたため当然接触はゼロ。
・今週10日(木)、何気なくアプリを確認。
・すると「陽性者との接触確認 1件」と出た。そんな馬鹿な。
・「陽性者との接触一覧」を見ると、9月8日(火)1個、と表示された(個という単位が適当なのか?)。
・8日の行動を思い出してみたが、夕方、駅へ家人を迎えに行き、帰りにコンビニへ寄っただけ。
・思い出す限りでは15分以上他人のそばにいた記憶はない。
・発熱等のいわゆるコロナの自覚症状もない。頭痛などの通常パターンのみ。
・検査対象にあてはまるのは、「高齢者、基礎疾患」。さてどうする。
・とりあえず「電話で症状を伝えて相談」を選び電話。が、簡単な質問をされて新宿保健所の電話番号を教えられる。
・そして保健所の回答「まずかかりつけのお医者さんに相談してください。検査が必要でしたら紹介状をいただいてこちらに予約してください」。たらい回しである。
・そうこうしているうちに17時になってしまったのでモヤモヤしたまま金曜に持ち越し。
・金曜9時半。かかりつけ医院へ電話をかけ、「これこれこいうわけで…」と状況を知らせ指示を仰ぐ。
・先生の手が空き、1時間後に電話が入る。結果は「うちで唾液によるPCR検査しましょう」となった。「正午頃来てください。食事、歯磨きはしないで。水は飲んでも大丈夫です」と言われる。
・正午、待合室は通らず裏口から個室へ案内される。
・唾液検査、そして症状が出ていないせいか先生の防備は軽装備。
・容器にストローが刺さっているものを渡され「5分くらいかかりますよ。自然に流れてくるものをストローから容器へ流し入れてください」との指示。
・5分経過もほんの僅かの量しかない。そりゃそうだ。牛ではないのだからだらだら出ない。自然ではなく頑張って唾液を作る。10分以上かかって必要量まで流し込む。
・「はいお疲れ様。結果は明日の12時ごろに出るのでお電話しますね」思っていたより結果を知るのが早い。
・公費で対応可能ということで2,000円弱の診療費。これは助かった。
・そして今日の昼。「陰性でしたよ。でも数日は気をつけてくださいね」とのことで一安心。「もし陽性だったら隔離か?」などといろいろ考えていただけに安心して疲れがどっと…。
この一連の流れで思うのは
「COCOA」の信頼性や使い勝手に疑問を感じた。新型コロナアプリに関しては韓国、台湾などに遅れを取っているのは間違いない。まだ長いつきあいとなりそうなだけにアプリ、窓口連携ともに改良、改善を望むところである。
みなさんもお気を付けください。