くっそ、泣いてしまうとは…。
ブルーレイをさんざん観ていただけに、本編の新たな見所はないだろう、と、たかをくくっていた。
が、『夜行』アウトロから間髪入れず「♪笑ってくれましたか それならいいんです」で涙がぽろっ。
「えっ?」と思うまもなく「♪驚き過ぎると笑うしかないですよね」でさらにぽろっ。
魔法にかかったようです(苦笑。
ロスライヴの映像で「夜行のみゆきさん、女剣士のようだ」と思っていたのですが、「一会」のギターを持つ姿も「うん、やはり女剣士」。
髪型もそんな雰囲気があります。
大画面で初めて気づいたこと、背中側のストラップに小型アンプらしきものが付いていた。
形だけでギターの音は拾っていないだろう、と思っていたが、無線で飛ばしているのかもしれない。
聴きわけられるかブルーレイで確認してみたい。
メイキングは本編の前に30分弱。引き続いてコンサート映像という流れです。
メイキングのみゆきさん、それほど多くは映っていません。瀬尾さんがミュージシャンに対して指示を出し続けている。その結果として、ミュージシャンが多く映る。
新発見、和ちゃんの衣裳選びにみゆきさんが噛んでいたようだ。
もう少し書きたいが、これは劇場へ行けば分かるのでネタばれはやめる。
本編終了後、瀬尾さん登場。
「中島みゆきは“血のつながっていない兄妹”瀬尾一三が劇場版「一会」初日に語る」
http://natalie.mu/music/news/216060
早いですねぇ、数時間後にはネット上にアップされていた。
メイキング、そして瀬尾さんのトークイベントを聞いて、役割分担がはっきりしていると感じた。
みゆきさんは最高のパフォーマンスを見せるために自分に集中、瀬尾さんはそのための環境を作り上げる。
上記のページに載っていないこととしては、
「メイキングを撮ろうと思っていると言ったら、いいんじゃない、と言われたのでこれが出来た」
「みゆきさんは何かをずっと考えている。拍を数えていたり、表現方法など。喋っているのはずっと私です」
「一会の映像でなんでこのカットが入る?と思う箇所について聞いても、いいんじゃない、で終わった(苦笑)」
おおむね、こんな感じのことを話してくれました。
そう、「一会」に数カ所、なぜこのカット?というのがありますね。瀬尾さん気づいていたのだな。
このような話を総合すると、みゆきさんは「どう映ろうとそれは自分。楽曲の表現だけに集中する人」と言えるかもしれない。
ファンからすると、少しは気にしても良いのでは?と思う。綺麗なみゆきさんでいて欲しいし…。
さて、BD、DVDをすでに持っている方が映画館に足を運ぶべきか?
私は行って損はないと思う。メイキング+大画面のみゆきさん。新しい発見があるかもしれませんよ。
ただ、丸の内ピカデリー3はそれほど音は良くない。高音がキンキンしている。
ま、映画用のスピーカーですから仕方ない。
私はピカデリー1、2のビルへ行ってしまった。「あれっ?3が無い…」。
数分後に「しまった。隣にもう一つあったな」と気づく。
「丸の内ピカデリー? ああ、あそこね、有楽町から銀座へ出るときに通り抜けるからよく知ってる」の結果がこれだ。
気を付けてください(あなただけです。
瀬尾さんは何年生まれかネットで調べてみた。なんと1947年。私と同い年。
客席をバックにしてスマホで自撮り。「やってみたかったんですよ」と笑顔の瀬尾さん
今後も長く二人のコンビが続くことを願ってやまない。