南三陸町南部、漁港近くの集落道を外れ、防潮堤と岩壁の間に造成された帯状の平坦地を
北へ歩いて行くと、岩壁下の日陰に生えている低木に、ツボミがたくさん付いています。
歩み寄って確認すると、葉脈や鋸歯の特徴からバイカウツギのようです。
ツボミを見るのは初めて、天辺が擬宝珠(ぎぼし)のように小さく尖っています。
花が咲くのは10日後くらいでしょうか。
なお、擬宝珠とは木造橋の欄干上に取り付けられた、タマネギ型の飾りのことです。
バイカウツギは半日陰以下の環境を好む低木で、沿岸部や内陸の河川沿いの斜面などに自
生しますから、ここのような岩壁下は絶好の環境といえるでしょう。
三枚とも2022.6.1撮影
バイカウツギは2016年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。
https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/4d166229de6cacf3cd078a771bab54aa
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