里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

バイカウツギ 擬宝珠形のツボミ

2022-06-05 | 日記

南三陸町南部、漁港近くの集落道を外れ、防潮堤と岩壁の間に造成された帯状の平坦地を
北へ歩いて行くと、岩壁下の日陰に生えている低木に、ツボミがたくさん付いています。
歩み寄って確認すると、葉脈や鋸歯の特徴からバイカウツギのようです。
ツボミを見るのは初めて、天辺が擬宝珠(ぎぼし)のように小さく尖っています。
花が咲くのは10日後くらいでしょうか。
なお、擬宝珠とは木造橋の欄干上に取り付けられた、タマネギ型の飾りのことです。

バイカウツギは半日陰以下の環境を好む低木で、沿岸部や内陸の河川沿いの斜面などに自
生しますから、ここのような岩壁下は絶好の環境といえるでしょう。

                              三枚とも2022.6.1撮影

バイカウツギは2016年の6月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下のURLをクリックして参照願います。

https://blog.goo.ne.jp/snobo045/e/4d166229de6cacf3cd078a771bab54aa

 

 



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