里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ウチワサボテンの赤い実

2022-11-30 | 日記
登米市東和町、山裾の集落道を巡っていると、道路と民家敷地の間にウチワサボテンが群生していて、これらは何回か冬を越して増えているように見えます。この辺りでは、厳寒期には氷点下10度くらいまで気温が下がるのですが、なぜ凍みてしまわないのでしょう。栗原市でも、石垣で群生しているのを見たことがあるので、代を重ねると耐寒性が増すのかも知れませんね。 今はちょうど実が熟す時季なのか、紅紫色のラッキョウのよう . . . 本文を読む

カキノキ 橙色の実

2022-11-29 | 日記
登米市東和町、山裾の集落道を下って行くと、山側のなだらかな斜面に大きなカキノキがあって、たくさんの実が生っています。多くの枝に万遍なく実が生っているので、この木では実が採られずに放置されているようです。もったいないですね。この辺りの山にもクマはいますから、柿を目当てに里に下りて来なければ良いのですが。                              二枚とも2022.11.17 . . . 本文を読む

フユアオイの根生葉

2022-11-26 | 日記
登米市東和町、山裾の集落道を下って行くと、道路脇の畑地法面に見慣れない根生葉を見つけました。その近くにも同じ植物が群生していて、中には茎を立ち上げている株もあり、茎の先の方の葉腋には淡紫色の小さな花を付けています。葉の形がタチアオイに似ているのでアオイ科の植物と思われますが、今の時季に緑色の葉が茂っていますから、私の知らない植物ですね。帰宅後にネット検索などで、アオイ科のリストの中から探してみまし . . . 本文を読む

ゴボウ イガ状の果実

2022-11-24 | 日記
登米市東和町、山間の細い車道を下って行くと、沢沿いの小さな集落に出ました。集落内の三差路近くに小さな畑があって、そこに草丈1~1.5mほどの作物が植えられていて、枝先の方にはたくさんの果実が実っています。果実は栗のイガを小さくしたような形で、オヤマボクチの果実に似ていますね。                              二枚とも2022.11.17撮影 これは・・子供の頃 . . . 本文を読む

オオイヌホオズキ 南米原産

2022-11-22 | 日記
登米市東和町、山裾の集落道をゆるやかに下って行くと、ちょっとした空地があったので小休止しましょうか。休んでいて思い出したのは、数年前に近くで見た植物のこと。すぐ傍の道路下に、アメリカイヌホオズキかその仲間と思しき植物が群生していたのです。 この仲間は県内においては1年草に分類されますが、たくさんの果実が実るので大抵は翌年も同じ場所に生えてきます。種の同定をしたかったのですが、当時はこの仲間の相違 . . . 本文を読む