南三陸町東部、海食台上に雑木林が広がっていて、そこには落葉~常緑広葉樹や針葉樹が入り混じって茂っています。雑木林内の細道を集落方向へ歩いていると、林際のタブノキの葉に、何かがたくさん付いているのが見えます。直径3mmほどのポッド形状で、これそのものが何か昆虫の卵なのか、このポッドの中に卵が産み付けられているのかは判りません。これに似た写真がないか、ネット記事を中心に調べてみましょう。
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南三陸町東部、海食崖上の細道をたどるとあちこちにツバキの花が咲いています。崖際や畑周りの日当たりの良い場所に茂る木では、まるで今が花盛りかのようにたくさんの花が咲いていますが、寒い冬の間は花粉の媒介を虫に頼ることはできません。どうやって受粉するのでしょう ?
調べてみると、ツバキやサザンカのように冬に咲く花は、花粉をメジロやヒヨドリなどの鳥に運んでもらうようです。このような花を鳥媒花と呼びます。 . . . 本文を読む
南三陸町東部、海食崖上の細い農道をたどると、崖際に常緑広葉樹が茂っています。葉が小さくて表面に光沢があり、裏面は淡緑色で質は厚い革質、縁に細鋸歯があり、黒い実がたくさん生っているのでヒサカキでしょうね。実が大きめで数も多いのは、崖上の日当たりの良い場所だからでしょう。
さらに行くと、崖上だけでなく、あちこちの林縁にヒサカキが茂みをなしていますから、この辺りではヤブツバキに次いで多い樹種のようです . . . 本文を読む
南三陸町東部、海岸寄りの細い農道を北へ向かうと、周囲には畑や休耕地が広がっていて、そこは赤い畑土が露出していたり、或いは枯草に覆われたりしています。しばらく行くと、ゆるやかに南に傾斜した畑があって、オニノゲシが群生しています。そんな畑の縁近くにおとなしそうな感じのオニノゲシ(?)が生えていて、その葉縁のトゲ状の鋸歯はやけに小さく、葉質も薄い印象です。これは仲間のノゲシかも知れませんね。
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石巻市北上町、海岸寄りの林道を北へ向かっていると、山側の法面に何かの根生葉が生えていて、初冬の寒さで赤く葉焼けしています。キク科の植物のようですが、残念ながら種までは判りません。
周囲を探すと、隅の方に一株だけ小さな花を付けている株があり、その花や花茎からコハマギクと同定しました。
二枚とも2021.12.10撮影
この林道の . . . 本文を読む