登米市津山町北東部、黄牛川上流の車道脇に車を止め、そこから分岐して山へ
上がっていく林道を、半年振りに歩いてみました。
林道の山側法面から枝垂れるマタタビの蔓には、かなりの実が生っていました。
今の季節でも実が残っているということは、この地域ではマタタビの実の塩漬けとか、
果実酒をつくる習慣が無いのでしょうね。
福島県の会津地方とか新潟県ではとても人気のある果実で、各家庭で塩漬けを
つくっておか . . . 本文を読む
登米市津山町北東部で、沢沿いの林道を源流近くまで上がって行くと、、沢辺に
真っ赤な実を無数に付けた低木が、あちこちと茂っています。
生えている場所と葉の形から、ケナシヤブデマリと思われます。
林道沿いの見える場所だけでも十数株はあり、それが濃い緑を背景にしてたくさんの
赤い実を付け、果柄までが赤く染まっていますから、本当に見ごたえがあります。
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多くの都府県が絶滅危惧種に指定している希少植物に、ハンゲショウがあります。
ドクダミ科の植物で、湿地周辺などに自生するとあるので、湿地や沢沿いを歩く際は
探し続けていたのですが、全く見つけることが出来ませんでした。
数年前に大崎市南東部の県道を走行中、道路近くの草叢にそれらしき花穂を見つけて
寄道しました。そこは畑跡なので傍らの民家に訪ねると、お友達から貰ったものだけれど、
臭いが嫌だから放置 . . . 本文を読む
登米市南東部の林道を下って行くと傾斜が緩やかになり、周囲も平坦な杉林に
変ってきました。杉林は比較的明るく、あちこちに木洩れ日が射しています。
そんな杉林内に、薄紫色の小さな花が点々と咲いています。
林内に踏み込んで確認すると、随分複雑なつくりの花ですね。
長い雄しべが弓なりに伸びていて、花びらの形にも特徴があります。
初めて見る花ですが、植物図鑑には、たしか・・カリガネソウとあったような ?
周 . . . 本文を読む
登米市南東部の林道沿いに咲いていた、コバギボウシの花です。林道と山側法面の間が狭い窪地になっていて、幾分水がたまりやすいのでしょう。日当たりの良い道端ながら、10株ほどが群生していました。二週間ほど前と思われますが、刈払い作業があったようで、葉っぱが全て無いのです。ただ、ギボウシ属は少し太めで多肉質の根が密集していますから、これに養分を蓄えているため、葉が無くても花を咲かせられるのでしょう。 . . . 本文を読む