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100分de名著 スピノザ「エチカ」 ② 本質 「16」

2024-08-23 07:26:10 | 文学

100分de名著 スピノザ「エチカ」

 ② 本質 

古来ものごとの本質は「形」とされてきた。たとえば、馬と牛はその外形や解剖学的な差異で分類される。

私たちの知は、本質を固定した「形」とすることで成り立っているのだ。

しかし、スピノザは、本質を「力」とみることでこれまでとは違った見方を提示する。

たとえば、同種の馬でも、環境や関係や歴史が違えば、野生馬、競走馬、家畜といった風に、自らの力を増大させるために異なった生態を生きることになる。

人間もそうした視点でとらえてみると、決められた本質を目指すのではなく、それぞれの特性にあった「力」ののばし方を考えるべきだという発想に変わっていく。

第二回は、あらかじめ固定された「形」ではなく、それぞれの環境で独自にのばしうる「力」として本質をとらえることで見えてくる、スピノザ独自の人間観に迫っていく。

   

 Once upon a time in America   

 

 

   

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100分de名著 スピノザ「エチカ」 ③ 自由「16」

100分de名著 索引

索引  スピノザ「エチカ」

 

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100分de名著 スピノザ「エチカ」 ③ 自由「16」

2024-08-23 07:22:05 | 文学

100分de名著 スピノザ「エチカ」

 ③ 自由

「力=活動能力の増大」がスピノザ倫理学の目標だが、言い換えると「自由」という言葉で表現できる。

しかし、この自由は単に制約からの解放ではない。

たとえば、魚は水という制約の中でこそ活動能力を発揮できる。

水を離れては自由にはなれない。

同じように、人間が自由になるとは、何の制約もなくなることではなく、その条件にうまく沿って生きることで活動能力が増大させることなのだ。

さらにスピノザは「自由意志」をも否定する。

私たちが一つの行為を選ぶとき、実際には非常に複雑な要因がからまっているにもかかわらず、自由意志が唯一無二の原因で選んでいると単純化してとらえてしまっているという。

第三回は、固定観念で覆われ、私たちが見逃しがちな「自由」や「意志」の本来の意味を、スピノザの視点から照らし出す。

 

  Once upon a time in America   

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100分de名著 スピノザ「エチカ」④  真理 「16」

100分de名著 索引

索引  スピノザ「エチカ」

 

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独占告白 渡辺恒雄 後編 2020.3.20 「31」

2024-08-23 06:58:38 | 読書記事

独占告白 渡辺恒雄 後編 2020.3.20

読売新聞グループのトップ、渡辺恒雄氏(93)への独占インタビューが実現した。

70年にわたって日本政治の実像を見つめ続けてきた渡辺氏。

「昭和編」となる今回は、吉田茂政権から中曽根康弘政権に至るまで、その知られざる舞台裏が赤裸々に語られる。

派閥の領袖(りょうしゅう)たちの激しい権力闘争の虚実。

日本外交の秘史。証言ドキュメントで戦後日本の歩みをたどる。

インタビュアー・大越健介。

Soundtrack - C'era Una Volta in America

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読書記事 2020 索引

独占告白 渡辺恒雄 前編 2020.3.20 「31」

 

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