〈マヤ暦 K201〉インスピレーションアートに魅せられて“月の美術館” その2

インスピレーションアートを
まさか描いてもらうなんて、
その瞬間まで思ってもみなかった。

そこに行ったのも単なる思いつきだった。
本当は完全予約なのに、
知らずに押しかけたくらい、
「月の美術館」の事を知らずに行ってしまった。
心のままに……。

千鶴さんが私を見て、ふふふと笑って言った。
「ぶれぶれですねー。」
まさに毎日、心が揺れ動く、渦巻き状態。
ポジティブとネガティヴ、信頼と疑惑、自信と不安
波のように押し寄せる。
「そうなんです。ぶれぶれで困っています。」
そう言うと、こんな言葉をくれた。
「ブレブレでもいいんですよ。
揺れ動きながら太い軸になります。」
そして、何にも見えないし感じないというと、
「本当は感じてますよ。分かっているくせに」
と笑った。その瞬間、
「私、インスピレーションアート描いてもらいたいです。」
と、勝手に口が言っていた。
マヤ暦でも“今ここ”を生きていると,ひらめくと言うが、
本当に“ひらめいた”という感じ。
この人に絵を描いてもらいたいと思った。

奥の部屋に入って、
千鶴さんと向かい合って座る。
千鶴さんは、キャンパスに下地を塗りながら、
感じる事を伝えてくれた。
「あなたは、鉄板に木を生やす人ですね。」
それって、どうなの？いいの？悪いの？
「いい意味ですよ。」
固い固い鉄の箱のようなものから、
木が鉄を突き抜けて生えているという。
その箱は硬くて小さいのだけれど、
そこから伸びた植物は大きくそだっているという。
アスファルトを植物が突き破るように……。

「自分を信じられないけれど、
宇宙のことは信じていますよね。
宇宙のサインを受け取れる自分を信じて下さい。
今、起こっていることは、
自分としてしっかり立つために必要な出来事なのです。」

その言葉は、自分が自分に言い聞かせていたことだった。
「変化する事を決めた人が、やって来ます。
恐れを捨てて、前に進みましょう。」

それから、個性学で見てもらうと、私は、黒ヒョウだが
たぬき・ペガサスを持ち、コアラに憧れているという。
黒ヒョウもたぬきも「人」のグループなので、
人の為と思い気持ちが強いという。
ただ人からどう見られるかを気にすると、
生きづらくなるようだ。
そして、自分軸で生きる「コアラ」の生き方に
憧れているらしい。
主人も娘も「コアラ」
隠れていたいという気持ちがあるけれど、
そういうわけには行かないらしい。

それから、オラクルカードセッション。

本当に、次から次へと盛りだくさん。
その間も、絵筆を走らせている千鶴さん。
だんだん、人の姿がはっきりして来た。
白い服を着た女性が、立っている。
凛としたその姿は、美しかった。
千鶴さんの絵は天使の絵が多い。
でもこの女性には羽がない。
天使ではない彼女は、一体何者なのだろう。



☘️12月10日(日)☘️
K201 赤い龍・黄色い戦士・音6

母性エネルギーで人の面倒を見る「赤い龍」
思いやり持つことで、実直さが輝く「黄色い戦士」
マイペースに進みながらも周囲を尊重する「音6」

優先順位をつけて物事を処理する日。
色々な発想が出てきて考えが絞りにくい時は、
気軽の相談してみよう。
相手とのキャッチボールで、方向性が定まる。

〈K201〜K204〉
機運に乗り、機運に従う。
時に従う事で生かされる。
人と強調し物事を進め、
変化には従順な姿勢を保つ。
何かに従う事でシンクロを起こす。