〈マヤ暦 K147〉黄色い戦士と「山地剥(さんちはく)」

ガボンに来て、今まで以上に時間セレブになった。
朝、主人が7時に出勤して、
掃除をして、洗濯して、
夕食の下ごしらえをしたら、
後は、終日フリータイム。

訪ねてくる友人もいない。
買い物も週に1・2回。

同じ毎日を過ごしているのに、
1日の感じ方は日によって違う。
優雅に過ごせたと思う日もあれば、
何もしなかったと感じる日もある。
していることは同じなのに……
その日の自分の考え方次第で違ってくる。

“今、ここ”を感じて過ごせた日は、
満足感がある。
ベランダで昼寝をしても、
青い空を見て、風を感じて、
しあわせな時間だな……と思える。

でも、反対に頭でいろいろ考えているとき、
例えば日本の家族はどうしているのだろうか、
フランス語も全然喋れないしどうしよう、
マヤ暦の勉強をしないといけないのに……
そんな風に、今ここ以外のことに気を取られているときは、
幸せを感じることができない。

私は、いつも頭で考えてばっかりだった。

そんな私の思考回路をストップさせる出来事が、
この数ヶ月の間に次々と起こった。
考えれば、考えるほど、
迷路に入っていくようで、答えが出ない。
もう私の思考回路では追いつけないような出来事が、
次々起こるから、考えるのを諦めた。

すごくすごく辛かったとき、
心の支えになったのが、
一年半前に習い始めたマヤ暦の教えだった。

人生は「魂の覚醒の旅」だという。
「本当の自分」と出会い、
「本来の役割」を知ること。
自分の魂が決めて来た「刻印記憶」を思い出し、
本当の自分を生きるためには、
「今、ここ」をハートで感じる生き方をしていく必要がある。

そう習ったが、日本にいるときは、
頭で理解しようとしていたが、
ハートで感じることはできなかった。
でも、今、やっとその意味を感じて来ている。

私はK256 、黄色い戦士・黄色い星・音9
黄色い戦士……自己との戦い、知性、挑戦、戦いの力
黄色い星……姿・形を美しくする、均整の美と調和
音9……ワクワクドキドキ、人を元気づける、意図の脈動

そして易は「山地剥(さんちはく)」逆境の卦・再出発・扶養
積み上げたものを一気に剥ぎ取られる！？
ええ〜っ！！そんなの嫌だ〜！(心の声)
それを初めて聞いたときは、
ショックが大きかったけど、
実際今、そんな状態になったときには、
「そうか、そう決めて来たんだから、仕方ないか…。」
という気持ちに変わって、知っていてよかったと思った。

理想などが崩れて、そこから再出発。
本物になるためには、必要ないものをそぎ落とし、
崩れた後に、必要なものがくる。

K256は三菱造船の創業者、岩崎弥太郎と同じ。
弥太郎さんは、牢屋に入れられていたことがあるらしい。
その後、三菱を作ったから、
逆境を乗り越えたってことだろう。
いやいや、牢屋はちょっと……。
そこまで、剥ぎ取られたくはないのですが……。

K256の詳細の欄には、
・「三菱」は獄中から
・想像もしないところに運が開ける
・起こることを正直に受け止める
・チャンスが来たら、大胆に行動
・タイミングの大切さ
とかかれてある。
結局、あれこれ考えないで、
ワクワクしたら飛び込め〜ってことよね。
そう思うことに決めた。

マヤ暦は占いではないけれど、
気づきを与えてくれる。
でも、起こることは全て意味があるから、
避けて通るわけにはいかない。
起こること全てに、「天の采配」がある。

マヤ暦では、52歳からが人生の本道だと言われている。
私ももうすぐ51！(信じられない！！)
本道に入る前に、
いらないものをそぎ落としておこう。


☘️10月17日(火)☘️
K147 青い手・黄色い種・音4
いろいろな思いを体験しながら、
人の痛みがわかる「青い手」
アイデアや知識で人に影響を与える「黄色い種」
深く掘り下げ、物事の本質を見極める「音4」

置かれた自分の立場で、できることを精一杯やる日。
心を込めて取り組めば、その疲れも心地よいものに……。
力を出し惜しみせずに、真摯に取り組もう。