勝手にしあわせになってるかも 〜旧、明日はもっとしあわせにするぞ〜!〜

今日はマヤ暦的にはどんなエネルギー?
日々の暮らしの気づきとともに綴るマリマヤ便り

〈マヤ暦 K211〉 理数科に入った理由 (思い出シリーズ)

2017-12-20 08:56:23 | 思い出話
中学の時、私の夢はムツゴロウ王国で働くことだった。
そのために、犬の世話をしたり、
きゅうりの輪切りを練習したり
(農業高校の生活科に行くつもりだったから)
夏休みはみかん山の手伝いをしたり、
自分なりに夢に向かって準備をしていた。

その時の担任の大西先生は、今は存在しない「熱血先生」
毎朝黒板に、メッセージが書いてあり、
それを読むのが朝の楽しみだった。
夜は、みんなの家を回って、
勉強しているかチェックして回る。
いつ家に帰っているんだろう…
と思うくらい、私たちのために時間を割いてくださる先生だった。
もちろん、今でいう“うざい”と思う人もいたようだが、
私はその半端ない熱さが大好きだった。

だから、先生が「頑張れよ」と言ったら、
真面目に勉強した。
「よく頑張ったな。」
と言われたら、嬉しくて、ますます頑張った。
もともと学ぶことは嫌いじゃなかった。
ただ、受験のためとか、試験のためとか、
そういう感覚はなかった気がする。
あの頃から、好きなことしかしていなかった。
だから、数学も図形は最高問題集まで解いていたのに、
関数は、全くわからなかった。
あの頃から、「音9」の
ワクワクドキドキ中心で生きていたんだな〜。

普段勉強しない子が、
勉強しだすと成績が上がる。
ある日、先生が言った。
「おまえ、南高を受けないか?」
南高と言ったら、東高に次ぐ進学校……
私は即答した。
「ダメです。うちはお金がないので、
もし落ちたら、私立には行けません。」
すると先生が、
「大丈夫。名前を書けば、受かるクラスがあるから…。」
へ〜そんなクラスがあるんだと、
疑いもせず(あれ、あの頃は疑り深くなかったみたい)
「じゃあ、そこ行きます。」
って、クラスの一番頭が良かった女の子と一緒に
南高の「理数科」今は「スーパーサイエンス」っていうらしいが、
そこに入った。
バリバリの文系の私が……。
あの頃、農業高校しか調べていなかった私は、
理数科がどんなところか、全くわからなかった。

ただ、先生が
「ムツゴロウ王国で働きたいのか〜。
北海道には、北海道大学っていういい大学があるぞ〜。
そこに行ったらいいじゃないか。
そのためには、南高に行った方がいいぞ〜。」
と言ったから、北海道大学がどんなところかも知らず、
ただムツゴロウ王国の近くに行きたかった。
先生は、すごくうまく私を誘導した。
無理だとかできないとか言わなかった。
理数科は、入学してから、
その違いに愕然としたが、
まあ「黄色い戦士」なので、
数学ができなくても、物理0点とっても
「仕方ないなー。私、文系だし」
と開き直って、ただひたすら部活のバドミントンに燃えていた。

あれ、今日は何が書きたかったんだっけ。
まあ、いいや。
疑り深くなかった自分を思い出せて、よかった。
大西先生、お元気かな〜。
先生のおかげで、人生が変わったと思う。
今でも、大好きだし、感謝している。

☘️12月20日(水)☘️
k211 青い猿・赤い月・音3
自由な発想で困難を乗り越えていく「青い猿」
天に向かってアンテナを立てる「赤い月」

次から次へと沸き出るイメージを大切にする日。
めまぐるしい変化を楽しみながら、
それを1つの物語にしてみよう。
連続したイメージの中に
生き方のヒントがある。

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