『それでいいんだよ。
思った通りに生きたら、
またストンと着地できる。』
そう望恵さんに言われて、娘は、
どんなに安心したことだろう。
2年前、子供を1人で産むと決めた娘に
音望恵さんはそう言った。
望恵さんは、K40黄色い太陽・黄色い太陽・音1
無条件の愛を注ぐ太陽のような人。
アフリカから帰国して、
ある施設で預かってもらっていた
娘をすぐに迎えにいった。
8ヶ月ぶりにやっと会えた娘は
前と変わらない笑顔で
「お母さん、ごめんね。
会いたかったよ。」
そう言った。
この子とお腹の中の赤ちゃんを
守っていこうと決めたものの、
不安や心配はないわけではなかった。
「大丈夫」という言葉は、
毒にも薬にもなる。
「大丈夫？」と聞かれると不安になり、
「大丈夫だよ。」と言われると勇気が出る。
「これからどうするの？」
「大丈夫なの？」
そう言ってくれるのも愛だとは思うけど、
その言葉に疲れ果てていた。
大丈夫かどうか、
やってみないとわからない。
そんな時、
「やりたかったら、やってみていいんだよ。」
その言葉がスッと娘の肩の力を
抜いてくれた。
『何があっても、大丈夫。
私はあなたを信じているから。』
そう言い合える人が1人でもいたら、
人は生きていける。
そんな人がたくさんいたら、
それはとても幸せな生き方。
『信用は見えるけど、信頼は見えない』
その言葉も、その通りだと思った。
一連の出来事で、
社会的信用を失ったけれど、
友人の信頼は失わなかったから
あした浜辺を さまよえば
昔のことぞ しのばるる
風の音よ 雲のさまよ
寄する波も 貝の色も
〜はまべのうた〜
砂浜にいくつも線がついているが、
それが誰のものかわかった。
ヤドカリたちの努力の跡。
中にはすごく太い線がある。
どんな大きさのヤドカリなんだろう。
ふんわりといい香りが漂ってきて、
ふと見ると白い大きな花が咲いていた。
。
海辺に咲く花といえば「ハマユウ」
名前は聞いたことがあるものの、
ハマユウがどれか知らなかった。
これが「ハマユウ」というらしい。
空には柔らかなオレンジの光。
今日もいい日。
☘️ 3月19日(金)☘️
K95 青い鷲・黄色い人・音4
冷静沈着で、全体を見渡すことができる「青い鷲」
何か一つずば抜けた才能を持つ「黄色い人」
物の本質を見極める鋭い感性の「音4」
失敗を恐れず責任を持って行動する日。
心が揺れ動いたら、
なぜそうなるのか
原因を突きとめよう。
不安を克服し、
責任をもつことで、
大きな成果を期待できる。
