美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

真夏の夜中の夢

2006-07-31 18:35:41 | 日記・エッセイ・コラム
真夏とはいえ、さすがに夜中3時半。外はそんなに暑くない。それにしてもお人よしな男である、オレ。今回も4時半からの作業の立会いをやるハメになって、またまた3時過ぎに起きたって訳だ。いつもの通勤路は空いている。ほとんど前後にクルマはなし。飛ばしたくなるが抑えて抑えて。早起きのじーさん・ばーさんがフラフラと飛び出して来ないとも限らない。空はまだ明けない。月も見当たらない。公園の木々が揺れている。小さな川の流れは澱んでいる。カーステレオの音量を絞って、外の音を確かめる。湿気とともに輪郭のはっきりしない音が車内に流れ込む。意識がハッキリしてくる。空はまだ暗いままだ。