美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

奇才?おバカ小学生??「奥様お尻をどうぞ」@大阪

2011-09-04 10:18:00 | 演劇
土曜、台風の雨&風の中、梅田シアター・ドラマシティへ。ケラリーノ・サンドロヴィッチ作演出、古田新太座長の芝居「奥様お尻をどうぞ」のソワレを観劇。台風の影響か結構な数の空席が目立つ。数分押しで突然開演。事前に聞いていたものの、バカ、デタラメ、くだらない、悪ふざけ、なめた内容で狂喜。このコンビでの前作「犯さん哉」でも笑い死にしかけたので当然といえば当然か。埋めこまれた時事的な批判すらぶっ飛んじゃうくらいのバカバカしさ。悪ふざけする小学生のような性質の悪さ。無駄に洒落た映像と音楽。ほんとにバカ。でも記憶に残るのはこんな芝居だったりするのだよな。しかし、それにつけてもバカで奇才のケラリーノ・サンドロヴィッチ。近作の「黴菌」、「黒い十人の女」とはまったく異なる作風。その振れ幅に驚愕するが、基本は「面白い演劇」なのだろうな。そして、作者のバカを体現するスキルを持つ古田新太とその他の演者たち。恐るべし。(敬称略すいません)


今日のつぶやき

2011-09-04 03:22:42 | Twitter