美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

新橋散策~World Happiness 2009~昼酒@梅田

2009-08-11 10:33:30 | 日記・エッセイ・コラム
土曜日、久々に新幹線で東京。新橋の外れのビジネスホテルにチェックイン後、新橋界隈を散策。愛宕神社をお参りした後、新橋駅前の立ち飲み屋で一杯。のつもりが2杯、3杯。さらに関西ではめったに食べられないやきとんを焼酎で。と、新橋っぽさを味わった後、早めにホテルに戻って明日に備えます。

日曜、10時過ぎにホテルを出て新木場へ。曇りの予報だったのにえらい晴天。暑い。熱い。アツイ。12時開場だが、すでに行列。ビールを買って飲みながら開場をひたすら待つ。12時、ようやく開場する。いろいろと都合の良い席を確保。ビール売場も近い。ステージからは少し離れるが。屋台でイタリア丼なるものを買って席に戻り食べる。メシの量が半端じゃない。こんなにご飯を食べたの久々。少々罪悪感も。

定刻に演奏スタート。センターステージとレフトステージ(ちょっと小さめ)を交互に使っての構成で、間のセッティングを眺める空虚な時間がなくていい。mi-guはかわいいアバンギャルドだった。pupaは豪華メンバーだった。知世ちゃんはきれいだった。コトリンゴの曲は良かった。坂田学氏のドラムはいいなあ。LOVE PSYCHEDELICOはさすがにライブバンド然としていて盛り上がった。YMOのNice Ageのカバーも。高野寛くんの20年くらい前の曲に不覚にも涙。いろんなこと思い出しちゃった。Y.Sunaharaのクールな電子音は炎天の会場一瞬涼しくさせた。ASA-CHANG&巡礼のトライバルなビートは雲を呼んだ。幸い雨は降らなかった。スチャダラパーは素直に楽しかった。黒人に対するコンプレックスなんてないぜ、ってな感じがいい。そんなスタンスで20年?偉い。THE DUB FLOWERではいとうせいこう氏のメッセージが熱かった。ライブダブミックスが気持ちよかった。CharaはCharaだった。あの佇まいであの声だった。グラノーラ・ボーイズは渋い選曲&演奏でクールダウンさせてくれた。ムーンライダーズはいつの間にかライブバンドになってた。この空間でその曲やる?みたいのもあったが。くれない埠頭をくれないの空の下の海に近い場所で聴くのはとても気持ちよかった。相対性理論はやはり謎だった。歌も演奏もしっかりしていたが。そして、他のアーティストではステージ上部の大スクリーンに演奏者がアップになったりするのに、相対性理論だけは少し引いた一点からの映像だけで押し切った。結果、メンバーの顔や表情もうかがえず。謎は謎を呼ぶ。これも戦略なのか??そして最後にYMO、Yellow Magic Orchestra。ライブを見るのは3回目か。ウインターライブ、散開ライブと今回。細野さんはバイオリンベース、幸宏氏は生ドラム。で、1曲目はなんとHello Goodbye!ビートルズのカバー。いやはや、だからバイオリンベース?その後はあの曲、この曲、昨年のヨーロッパでのライブアレンジがベースか。サポートメンバー・コーネリアス小山田くんのエフェクティブなギターも素敵。踊り狂うオレの回りの客はみな呆然(に見えた)と眺めるのみ。楽しいのかな?あっという間に本編終了。アンコールはファイヤークラッカー!細野さんは今日初めてベースを置き、木琴?でメロディーを奏でる。

夢の時間はあっという間に過ぎる。始まる前は7時間も持つかと思ってたが、終わってみるとほんとにあっちゅう間だった。しかしいったい何リットルビールを飲んだだろうか。暑いとどんだけ飲んでも酔わないのねえ。

終演後の帰りは人の進みが遅く駅までの道が遠い。5分くらいの距離を20分くらい掛けてようやく駅にたどりつく。地下鉄に乗ってみると全然込んでなくてあっさり座ってホテル近くまで。もうれつに焼肉が食べたくなり、どこにでもあるチェーン店でビール&焼肉。ハラミが旨い。えーかげん食って飲んで、支払いしてホテルに戻る。シャワー浴びてさっさと寝る。

月曜。浅草見物でもしようかと思ってたが、雨。それも大雨のニュースに断念。新幹線が止まったら困るのでさっさと帰ることにする。昼前の列車で新大阪へ。梅田を少々ぶらついた後、かっぱ横丁の昼間から開いてた居酒屋でゆっくり昼飯兼打ち上げ。ビールから日本酒。今日もぬる燗で。ほろ酔いで店を後にするも、まだ空は明るい。家に帰ってTVを眺めた後、早々に就寝。腕と顔の真っ赤っかな日焼けにいろんな記憶が残る。

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