美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

バス、シティーハイキング、シャープさんフラットさん

2008-09-29 10:23:17 | 演劇

土曜日午後の便で空路東京。ナイロン100℃「シャープさんフラットさん」の観劇へ。

バス大好きのオレは羽田からリムジンバスで渋谷へ。週末で渋滞もなくことのほか早く着いたのでどうしようか思案。人ごみの渋谷を歩く気はなく、他にすることもないので、今夜の宿がある三軒茶屋まで歩くことにする。電車で2駅なので、30分くらいかと踏んで歩き出す。暑くもなく寒くもない。R246はそこそこ混んでいる。歩道はちゃんとしているもののちょいと狭い。そこに自転車も突っ込んでくるもんで少々危険。

予想通り30分程で三軒茶屋到着。ホテルにチェックインし、TV見ながら時間つぶし。18時過ぎにホテルを出て、茶沢通りを北上。こちらも30分くらいと見当。が、案外あっさり到着。下北沢駅前はお祭り騒ぎのよう。若者が溢れておる。彼らはどこから来てどこへ行こうとしているのだろう。

開場時間になり本多劇場へ。今夜は7列目で「ホワイトチーム」を観劇だ。三宅さん主演。新感線のいのうえひでのりさんや娘さん連れの濱田マリさんを発見。さらにえらいきれいなおねーちゃんがいるなあと思ってよく見たら小池栄子さんでした。TVで見るより細くてえらい美人でしたわ、ほんまに。

22時過ぎ終演。また歩いて三軒茶屋へ。心地よい風と芝居の余韻で足取りも軽やか。ホテル近所の終夜営業のスーパーでサラダとワインと買って帰りシャワー後一人小宴会。軽く酔っぱらい深夜就寝。

翌朝、いつもの時間に目覚めるがもうしばらくベッドで横になったまま過ごす。カーテンを開けてみると曇天。雨は大丈夫そう。さて、今日も開演時間の13時までやることがない。地図を見ながら検討の結果、吉祥寺まで歩いてみることにする。地図上で確認する限り2時間ってところだろう。吉祥寺に着いて、そこから井の頭線で下北沢へもどればちょうどいい時間のはずだ。

9時半、ホテルをチェックアウトし歩き始める。まずは井の頭通りを目指して北上。地図で決めてた道がわからずまた環七へ出てしまう。まあいいやと方針変更しさらに北上。いたる所に大地震発生時の避難場所が表示されてる。また結構頻繁に公衆トイレがある。これも地震時の徒歩帰宅者を見越してのことだろうか。

環七から井の頭通りへ左折し、ずんずんいく。水道局の門の所に「地震時にはここで水を配る」旨の看板。明大前を越え、杉並区突入。歩道も広く歩き易い。が、ここからが長かった。おそるべし杉並区。なんとかかんとか武蔵野市に入ったところでようやくほっとする。開演時間に間に合わないんじゃとちょっと心配だったのだ。

無事、吉祥寺駅から電車に乗り下北沢へ。開場20分前には到着。軽く腹ごしらえしてから「ブラックチーム」を3列目で観劇。こちらは大倉さん主演。

芝居の内容については細かくは書かないが、家族への愛憎、社会との関わり、そして「笑い」の飽くなき探求ってところでしょうか。ホワイト・ブラックそれぞ れ少しずつ違っていて、でもだからこそ心に残る、そんな作品でした。違ってる箇所が印象に残るのね。あるシーンでは泣いちゃったよ、おじさん。

終演後、井の頭線で渋谷。帰りもリムジンバスだ。空港には16:40とかに着くが、フライトは19時。割引きのチケットで便変更出来ない。しゃーないので読書読書。が、午前中の疲れか眠いったらありゃしない。ようやく搭乗し、さあ寝ようとしたら、今度は眠れない。って、もー。

定刻伊丹着。ここからも当然バス。21:30帰宅。

演劇とバスとシティーハイキング(杉並区浜田山あたりでこう呼ぶことに決めた)を堪能した2日間でしたとさ。