美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

ドライブ日和で胡麻豆腐

2008-07-19 23:52:18 | 日記・エッセイ・コラム

8:30起床。あまりの天気のよさに急いで準備してドライブだ。おっと、その前にiPodに最近のお気に入りと永遠のお気に入りを入れて、と。そんなことしてたらもう10時。さあ、出発、出発。

まずはガスを満タンにして、と。さらにコンビニの駐車場でSoy Joyと野菜ジュースで朝メシ。天気がいいので湾岸線、サイコー。高石辺りで少々渋滞。阪和道に入ってからは快調。が、和歌山IC越えた辺りからまたまた渋滞。今度は手強い。海南東で下りるまで結局30分くらいのロスか。

そこから国道のくせに大半が1.5車線の道を行く。昼過ぎ、またコンビニに寄り、おにぎりで昼飯。食後、さらに走り続ける。たまに対向車はあるが、前後はほとんどクルマなし。孤独な一人旅だ。

13時過ぎ、高野山は中の橋駐車場着。下界より涼しいことを期待してたのだが、真っ昼間は普通に暑い。ぼちぼちと一の橋まで徒歩で戻り奥の院へ。杉木立の下はさすがに涼しい。真夏の昼間にも関わらず、ひぐらしの鳴き声が響く。夏の終わりの夕暮れみたいで、ちょっと切なくなる。

立ち並ぶ数限りないお墓の真ん中を歩きながら、過去のこと、未来のこと、について考える。来月の気になることや、今夜のおかずのことを考える。今はもう死んでいない、あの人のことを、これから出会うであろう、大切な人のことを考える。

御廟前で女性の僧のお経に耳を傾ける。そのお経を聴きながら、56億7千万年後の世界について想像する。弥勒とともに乱れ切ったこの世に戻る空海の姿が見える。でもさあ、今、もうすでに乱世ではないか?もう下りてきてくれませんか。そしてお救いください、この腐った世界を。弥勒様&空海様。

駐車場に戻り、クルマを金剛峰寺の駐車場にまわす。そこから濱田屋まで歩き、6個入りの胡麻豆腐を買う。駐車場に戻り、さあ帰路へ。

高野山道路はそこそこ詰まってて、ゆっくりと下界へ下りていく。エアコンが効いたり効かなかったりでちょっと困る。またガスチャージしとくか。根本的な解決にはならぬのだが。

ほどなく橋本に到着。そのまま、いつものように河内長野へ抜けるのもなんか気が乗らないので、R24を東へ向うことにする。五条を越え、御所。葛城からいつもガラ空きな南阪奈へ。今日はちょっと混んでた。言ってもしれてるが。

一瞬阪和道をかすめ、すぐに松原線へ。環状線を経て湾岸線で尼崎へ戻る。総走行距離265kmなり。高速代とガソリン代で結構な額になりますなあ。贅沢な土曜日でしたとさ。