美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

2008-03-11 23:16:38 | 詩・散文・ショートストーリー
暖かくなってきて、高校生のような恋が始まりそうな気がしている(そう、気のせいだ)今日この頃。同時に鼻の奥の違和感は1分毎に増し、すこーし嫌な気分にもなってくる。これが春。花が咲き、花が散る、春。君が泣き、君が笑う、春。野菜不足で腹が張る、春。1万円札を33枚(つまり33万円)、ズタズタに切り裂いて、空に向って力一杯放り投げる。桜吹雪のように舞うチリジリに切断されたお札。これも春のせいかもね。君はいつまでも笑っていたね。