読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

早見和真著「新! 店長がバカすぎて」

2023-06-26 | は行
「店長がバカすぎて」の続編。前作より3年後、主人公の谷原京子は、「武蔵野書店」吉祥寺本店の正社員になり、九州の転勤から帰りレベルアップした山本猛店長が今回もイライラさせる。今回も登場人物の特異なキャラクターに呆れて、笑ったが続編では「ムカムカ」感が少し残る展開。「書店あるある」の出来事も新しさは見当たらず前作よりダウン。コロナ禍に新メニューに取り組む親父さんがガンバっているのがよかった。だが、ネットで読めて何でも手に入る現代、小説と書店の未来を、仕事の意味を、生きる希望を改めて考えさせられた。
2022年9月角川春樹事務所刊



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 堂場瞬一著「ラストトラップ」 | トップ | 高嶋哲夫著「パルウィルス」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

は行」カテゴリの最新記事