読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

雫井侑介著「仮面同窓会」

2015-09-10 | さ行
高校の同窓会で、久しぶりに再会した旧友4人。かつて生徒を囚人扱いしていた教師・樫村の変わらぬ姿を見た彼らは、
高校時代の恨みを晴らそうと仕返しを計画。
予定通り、拉致・暴行して置き去りにするも、翌日なぜか樫村は暴行現場から2km離れた溜め池で溺死体となって発見された。
いったいなぜ? 四人の誰が舞い戻って、凶行に及んだのか。誰もが犯行を否定し、互いへの疑いを深めていくも
仲間の一人すらも何者かに殺されてしまう。
過去を断ち切ろうともがく者たちが大きな悲劇に巻き込まれていく展開。
やがて高校時代の衝撃的な秘密が浮き彫りになる。
過去と決別できない者たちを巧妙に追い詰めていく悪魔の正体・・・。
やがて悲劇に巻き込まれていくミステリー。
伏線が多く複雑、二重人格をもつ別人格の犯行かと思ったたら突然「兄えもん」とか出現して
意味不明のまま読み始めから何となく落ち着かない嫌な感じのままで後味が悪い読後感で終わった。
2014年3月幻冬舎刊

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