メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

フラッシュバック

2013-01-20 10:42:55 | テレビ・動画配信
先日の「あさイチ」で放送された阪神淡路大震災の被災者の中には、
いまだ暗い場所が恐くて、地震当時のフラッシュバックに悩まされている女性や
地震前夜の夕食でご飯に箸をたてて叱られたことで、
震災と結びつけて自責の念に苦しむ男性が紹介されていた。

専門家の話では、
・ホッとした時にこそ蘇る抑制された感情。
・辛いが向かい合う準備ができた時に出る。
・手のぬくもりは現実に戻す効果がある
・子どもはなにか理解できないこと出来事を結びつけてストーリーを作って理解しようとする。
 自責の念で苦しむことが多いトラウマとなって長年ひきずることがある。

【対処法の例】
・リラックス法
・感情をコントロールする方法
・少しずつチャレンジするのが大事


友だちが教えてくれたNHKの「名医にQ」で「うつ病」に関するまとめ番組を予録して見てみた。
15人に1がかかるうつ病。回復しても再発する患者さんも5割と高い。

「心理教育」
どうして病気になったか経緯を振り返り治療法と効果や見通しを話し合う。

「環境を整える」
・心身の休養
・比較的回復してきたら、少し動き始めるとよい。
電車に乗ってみる。社会的なつながりをもつ。運動。興味のあることをする。
友だちと食事に行く。チャレンジしてみる。

「修正型電気けいれん療法」については、前回もメモったな→here


「緩和チーム」
がんに伴う痛みや悩みに対処するため、複数の医師や看護師などで構成されたチームで患者さんに寄りそう。
外科医師、精神科医、ソーシャルワーカー(医療費問題等)などチーム医療っていいかも。


身近な人が希死念慮(自殺願望)から「死にたい」と訴えた時には「止めなさい」とか
「大したことじゃない」などの批判ではなく、「大変だったんだね」と受け止めることが大事。

「再発の防止」
・各自のパターンに気づく
不眠・食欲など初期症状を知っておく

・アルコール依存などの合併が多い→自殺との関連も深いことが分かっている
不眠からお酒を飲む人も多いが逆効果。負のスパイラルに注意

→考え方のクセをシフトする。適度な運動は効果的。

ここでも医師が
「同じストレスがかかっても、うつにかかりやすい人と、かかりにくい人がいる」
ってゆってたけど、その違いまでは言及していなかったな。


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