
●桂文枝 演題「大・大阪辞典」


桂文枝さんもまだまだ現役で寄席に立ってるんだなあ/驚
語り口調のなめらかさは変わらない 長い話をどうやって覚えるのか驚くばかり
途中、クイズの答えをポロっとゆってしまっても
それも自然に笑いにしてしまうところは、ベテランならでは
こうした古典落語じゃない話も笑える
【内容抜粋メモ】
大阪と東京を行き来してますと、違いがよく分かりますね
大阪人はやっぱおもろい
天ぷら屋に入って、食べてたら、赤い輪ゴムが出てきて、
それを東京で言ったら「すみません、すぐお取替えします
」などとなりますが、大阪は違う
おばちゃん:
当たりや
なんや輪ゴムが入ったかもしれんてゆってて、誰のに入ったかって探してたん
桂:当たりやなくて、換えて
おばちゃん:輪ゴムを?
<本題>
大阪で生まれ育った夫と、銀座で生まれ育った妻
大阪に転勤になったと言うと嫌だという妻
話がこじれて、自分は子どもと実家に帰ると言い出して止める夫
妻:
大阪のこと「NNC」ていうの知ってる? Cはシティの意味だけど、他の意味分かる?
最初のNは「なんぼやねん」
大阪の人は何か買うとすぐ値段を聞きたがるでしょ?
自分が買ってきたものも「いくらやと思う?」て安く買ったのを自慢するし
次のNは「なんでやねん」 話し終わると「オチはないのか? なんでやねん」て言う
食事も粉モノの文化で、1家に1台はたこ焼き機があるって言うじゃない
あなたの実家にはいくつある?
夫:3台あるなあ
妻:
言葉もいちいち違うでしょ?
「画鋲」のこと「押しピン」、「Yシャツ」のことを「カッターシャツ」
こないだあなたが「カッター持ってきて」て言うから、文房具のカッター持っていったら
違うってゆって「そんなもん、着れるかいな」「よく切れるわよ」ww
心斎橋は観光客が多いからいいけど、天神橋のお好み焼き屋さんに入った時
あなたがお会計してる間、私が外に出たら、外に並んでたおばさんに何て言われたと思う?
「何食べはったん?」
「え? お好み焼きですけど」
「そんなこと分かってるがな どれ食べたん?」
東京でそんなこといきなり聞く人いないわよ
警察署の看板も「チカン、アカン」て、なんでもおやじギャグよ
「飼い犬の皆様へ 飼い主には必ず水とスコップを持たせて下さい」て、犬が文字読めると思う?
「店仕舞いセールでっせー!」て大声出してる男の人の横見たら
「スタッフ募集」て書いてあったし
「生ビール飲み放題
」の横には「1杯300円」て書いてあるし
とうとう妻は「大・大阪辞典」という本を買って、3回も読み
そこについている付録のクイズに挑戦すると言い出す
妻:
100問中、50問答えられたら、“うっすら大阪人”なんですって
これに50問答えられたら、大阪に一緒に行ってもいいわ
夫:
50問くらい答えられるがな ほな、いくで
第1問:次の日本語を大阪弁に直せ ・・・大阪弁も日本語やっちゅうねん
短気=いらち
ものもらい=めばちこ
じゃんけんぽん=いんじゃんほい
鳥肌=さぶいぼ
妻はことごとく間違えて「さぶいぼ?! それ聞いて、鳥肌立ってきたわ」ww
夫:
第2問:次の大阪弁を日本語に直せ ・・・なんかこの質問がイラつくわ
こちょばい=くすぐったい
自分=君
妻:え? 君が自分なら、自分は?
夫:自分
夫:
第3問:次の英語を大阪弁に直せ
new=さら
妻:じゃあ、皿は?
夫:皿(イントネーションが微妙に違う
ユニバーサルスタジオジャパン=ユニバ なんでも略すからな
夫:
第3問:次の状況に会話で答えなさい
1.パトカー
が来たら? 答え:迎えに来たで
2.エビフライを床に落としたら? 答え:このエビ生きとるわ
3.トイレ貸してくれ 答え:後で返してや~
なんとか50問答えられるようになり、ようやく大阪に転勤した2人
部長の奥さんの開くパーティに呼ばれて、豹柄の服を着る妻
妻:形から入ろうと思って
夫:似合っとるで バッグ
にアメちゃん入れたか?
緊張して行くと「いらっしゃ~い」と迎え入れられ、
部長の奥さんにも大歓迎される
部長の奥さん:
夫が今度、東京に転勤になるかもしれないから、今から慣れておこうと思うてな
そやけん、エリさんといる時は、みんな大阪弁禁止やで
(こんなに言葉が違うとは思わなかった/驚 面白かった
●瀧川鯉昇 演題「ねずみ」


【内容抜粋メモ】
昔は皆、歩いて旅をした

ある旅人に「今夜、うちの旅館に泊まらないか」と客引きをする少年
旅人がそうしようというと、布団で寝たいなら20銭必要だという
貸し布団屋さんから借りる代金
場所はどこかと聞くと、仙台で一番の旅籠「虎屋」
・・・の向かいにある見過ごしそうに小さな「鼠屋」
旅人が行くと、少年の父親が迎え、少年もすぐ戻る
少年:おじさん飯食うかい?
旅人:・・・長旅してきたからね、ぜひお願いするよ
寿司にしようと言い、親子ともほとんど食べてないことを話し
旅人はお酒と寿司をお願いすると頼む
主人が事情を話す
以前は、向かいの虎屋の主だったが、5年前に妻が亡くなり、
再婚したらどうかと皆が言うから、女中頭のお紺と再婚した
仙台の七夕祭りは盛大で有名で、その時にケンカに巻き込まれて腰を打ってから立てなくなった
ある時、近所の友だちイコマヤが「宇兵衛! お前とはもう口をきくもんか!
」と怒鳴るから
ワケを聞くと、息子の体中に傷があり「おっかさんはなぜ死んだの?」と聞く
いじめられていたことに気づいてやれなかったことを後悔し、虎屋は番頭に預けて
父と息子で、物置だったここに2人で住むことにした
虎屋からの食事が次第に届かなくなり、イコマヤのやっかいになっていると
いつの間にか虎屋は番頭に譲ったことになっていた 印を押したのはお紺
仕方がないから、2階に使わない部屋が2間あるから、そこを貸すことにした
その話を聞いた旅人は、屋号にちなんでネズミを彫って、翌日宿を去る
「たらいの中で動くネズミの彫り物を見たら、皆この宿に泊まるように」とひと言書いてある
イコマヤが彼と彫り物を見て、彼は有名な彫り師・左甚五郎だと言い
彼は町中に言いふらし、評判が評判を呼び、たちまち鼠屋は大繁盛となる
江戸から2人連れが来ると、主人は「みんな行列をなしてて、一番後ろは小田原辺りになります」と言われて
「厠でもいいから泊めてくれ」と粘ると「厠にも数人、他のどんな場所にも数人いる状況」と言われる
逆に虎屋は閑古鳥状態になって番頭は怒る
元はと言えば、番頭はお紺と結婚するはずだったのが、
主人に寝取られたと恨んでいたため家を乗っ取った
甚五郎に対抗してライバルの飯田丹下にデカい虎を彫らせて店の屋根に置くと
ちょうど向かいを睨むような目つきになり、その時からネズミは動かなくなってしまう
宇兵衛は怒った勢いで腰が立つようになり、甚五郎に事情を書いて手紙を出す
甚五郎は弟子を連れて来て、虎を見ると
甚五郎:大した虎じゃない なぜ動かなくなったんだ? とネズミに聞くと
ネズミ:なんだ虎ですか? わたしゃ猫かと思った
(虎もネコ科だけどねw 彫ったネズミが動くって相当な巨匠なんだ フシギな話
●柳亭市馬 演題「二番煎じ」@ニッショーホール(虎ノ門)

この方、この番組で見たことあるな→here
お酒の飲みっぷり、鍋の食べっぷり、本当に演技派!
この話もどこかで聞いた覚えがあるような?と思ってブログ内検索したら
以前もこの番組を見ていたことがあったことを忘れていた/驚
日本の話芸2@NHK
【内容抜粋メモ】
江戸は火事
が多く、一度燃えると、木造の混み合った状態で一気に燃え広がってしまうため
町内会で「火の用心」の見回りをしようという話になり、「火の番小屋」に集まる男衆
冬の寒い中、大勢で歩いても仕方ない、2組に分かれて、1組が回る間、もう1組はここで暖まろうという話になる
1組目の頭になった番太郎は、鳴り物の音がしないと仲間を見ると
あまりの寒さに「拍子木」を持つ男は懐にしまったままだし
「金棒」は一番冷たいとずるずる引きずってたり、
「提灯」は股に挟んで温めてたりと皆いい加減w
謡の先生が♪火の用心~ といい調子で謡うと、元吉原の馴染みだった芸者から声をかけられ
吉原の夜回りは豪華だったという話になり、「お前さんを探してたんだよ 上がっておくれ」と誘われる
そんなこんなで小屋に戻り、2組目が出ると、1組目は炭をついで「1杯やらないか」と酒を出す

番太郎:そんな瓢箪出したらお役人さんに見つかったら酷いことになる
土瓶に移し変えさせて火にかければ、煎じ薬だと誤魔化せると入れ知恵する
皆も考えは同じで、猪肉
を持ってきた者もいて、鍋をつくる
箸が1人分しかないと気づき、「先生からどうぞ」とすすめると、
食べず嫌いだというが、1口食べると「美味しい」と驚く
それから箸を回して「先生が2口食べたんだから、オレにも食わせろ」と言い争ったり
「カギを閉めて、2組の者が入れないようにしよう」などと言い出したり
「明日は違う鍋にしよう」とすっかり酔っ払って、歌って踊り出す
そこに騒ぎを聞きつけてお役人が入ってくる
番太郎:鍋を隠せ! 上に座っちまえ! 少しくらい汁が着物にしみても後で絞ればいいから!
お役人に何を飲んでると聞かれて、煎じ薬だと答えると
「私も風邪をひいてるから1杯もらえぬか」
お酒と気づいて(最初から知ってたのか)「これは寒い折にはなにより」
次は鍋のことを聞く
鍋に座ってた男が立つと、すっかり汁気がなくなってるって可笑しい(着物にすっかり吸われちゃったのね
猪肉もいっぱい食べてから「これから毎夜持って来い」と言い、何杯も酒を飲むため
番太郎:あれじゃうわばみだよ と焦り、もうないと言うと
お役人:もうひと周りしている間に二番を煎じておけ
てうまいオチだねえ!w
追。
『落語ディーパー!~東出・一之輔の噺(はなし)のはなし~』

“落語に魅せられた東出昌大が「若い世代が落語を知らないなんてもったいない」と立ち上がりました!
毎回ひとつの演目をとりあげ、春風亭一之輔、柳家わさび、柳亭小痴楽、立川吉笑、雨宮萌果アナウンサーと深―く語り合います。
もちろん実演あり。名人のお宝映像やスペシャルゲストも登場します。”
【出演】東出昌大,春風亭一之輔,桂米團治,柳家わさび,柳亭小痴楽,立川吉笑,桂米輝,桂慶治朗,高橋まき,【司会】雨宮萌果,【語り】福田亨

あら、雨宮アナがこんなところに!
またどんどん落語の裾野が広がっていくといいなあ


桂文枝さんもまだまだ現役で寄席に立ってるんだなあ/驚
語り口調のなめらかさは変わらない 長い話をどうやって覚えるのか驚くばかり
途中、クイズの答えをポロっとゆってしまっても
それも自然に笑いにしてしまうところは、ベテランならでは
こうした古典落語じゃない話も笑える
【内容抜粋メモ】
大阪と東京を行き来してますと、違いがよく分かりますね
大阪人はやっぱおもろい
天ぷら屋に入って、食べてたら、赤い輪ゴムが出てきて、
それを東京で言ったら「すみません、すぐお取替えします

おばちゃん:
当たりや

なんや輪ゴムが入ったかもしれんてゆってて、誰のに入ったかって探してたん
桂:当たりやなくて、換えて
おばちゃん:輪ゴムを?

<本題>
大阪で生まれ育った夫と、銀座で生まれ育った妻
大阪に転勤になったと言うと嫌だという妻
話がこじれて、自分は子どもと実家に帰ると言い出して止める夫
妻:
大阪のこと「NNC」ていうの知ってる? Cはシティの意味だけど、他の意味分かる?
最初のNは「なんぼやねん」

自分が買ってきたものも「いくらやと思う?」て安く買ったのを自慢するし
次のNは「なんでやねん」 話し終わると「オチはないのか? なんでやねん」て言う
食事も粉モノの文化で、1家に1台はたこ焼き機があるって言うじゃない
あなたの実家にはいくつある?
夫:3台あるなあ
妻:
言葉もいちいち違うでしょ?
「画鋲」のこと「押しピン」、「Yシャツ」のことを「カッターシャツ」
こないだあなたが「カッター持ってきて」て言うから、文房具のカッター持っていったら
違うってゆって「そんなもん、着れるかいな」「よく切れるわよ」ww
心斎橋は観光客が多いからいいけど、天神橋のお好み焼き屋さんに入った時
あなたがお会計してる間、私が外に出たら、外に並んでたおばさんに何て言われたと思う?
「何食べはったん?」
「え? お好み焼きですけど」
「そんなこと分かってるがな どれ食べたん?」
東京でそんなこといきなり聞く人いないわよ

警察署の看板も「チカン、アカン」て、なんでもおやじギャグよ
「飼い犬の皆様へ 飼い主には必ず水とスコップを持たせて下さい」て、犬が文字読めると思う?

「店仕舞いセールでっせー!」て大声出してる男の人の横見たら
「スタッフ募集」て書いてあったし
「生ビール飲み放題

とうとう妻は「大・大阪辞典」という本を買って、3回も読み
そこについている付録のクイズに挑戦すると言い出す
妻:
100問中、50問答えられたら、“うっすら大阪人”なんですって

これに50問答えられたら、大阪に一緒に行ってもいいわ
夫:
50問くらい答えられるがな ほな、いくで
第1問:次の日本語を大阪弁に直せ ・・・大阪弁も日本語やっちゅうねん

短気=いらち
ものもらい=めばちこ
じゃんけんぽん=いんじゃんほい
鳥肌=さぶいぼ
妻はことごとく間違えて「さぶいぼ?! それ聞いて、鳥肌立ってきたわ」ww
夫:
第2問:次の大阪弁を日本語に直せ ・・・なんかこの質問がイラつくわ
こちょばい=くすぐったい
自分=君
妻:え? 君が自分なら、自分は?
夫:自分
夫:
第3問:次の英語を大阪弁に直せ
new=さら
妻:じゃあ、皿は?
夫:皿(イントネーションが微妙に違う
ユニバーサルスタジオジャパン=ユニバ なんでも略すからな
夫:
第3問:次の状況に会話で答えなさい
1.パトカー

2.エビフライを床に落としたら? 答え:このエビ生きとるわ
3.トイレ貸してくれ 答え:後で返してや~
なんとか50問答えられるようになり、ようやく大阪に転勤した2人
部長の奥さんの開くパーティに呼ばれて、豹柄の服を着る妻
妻:形から入ろうと思って
夫:似合っとるで バッグ

緊張して行くと「いらっしゃ~い」と迎え入れられ、
部長の奥さんにも大歓迎される
部長の奥さん:
夫が今度、東京に転勤になるかもしれないから、今から慣れておこうと思うてな
そやけん、エリさんといる時は、みんな大阪弁禁止やで

(こんなに言葉が違うとは思わなかった/驚 面白かった

●瀧川鯉昇 演題「ねずみ」


【内容抜粋メモ】
昔は皆、歩いて旅をした


ある旅人に「今夜、うちの旅館に泊まらないか」と客引きをする少年
旅人がそうしようというと、布団で寝たいなら20銭必要だという
貸し布団屋さんから借りる代金
場所はどこかと聞くと、仙台で一番の旅籠「虎屋」


旅人が行くと、少年の父親が迎え、少年もすぐ戻る
少年:おじさん飯食うかい?

旅人:・・・長旅してきたからね、ぜひお願いするよ
寿司にしようと言い、親子ともほとんど食べてないことを話し
旅人はお酒と寿司をお願いすると頼む
主人が事情を話す
以前は、向かいの虎屋の主だったが、5年前に妻が亡くなり、
再婚したらどうかと皆が言うから、女中頭のお紺と再婚した
仙台の七夕祭りは盛大で有名で、その時にケンカに巻き込まれて腰を打ってから立てなくなった
ある時、近所の友だちイコマヤが「宇兵衛! お前とはもう口をきくもんか!

ワケを聞くと、息子の体中に傷があり「おっかさんはなぜ死んだの?」と聞く
いじめられていたことに気づいてやれなかったことを後悔し、虎屋は番頭に預けて
父と息子で、物置だったここに2人で住むことにした
虎屋からの食事が次第に届かなくなり、イコマヤのやっかいになっていると
いつの間にか虎屋は番頭に譲ったことになっていた 印を押したのはお紺
仕方がないから、2階に使わない部屋が2間あるから、そこを貸すことにした
その話を聞いた旅人は、屋号にちなんでネズミを彫って、翌日宿を去る
「たらいの中で動くネズミの彫り物を見たら、皆この宿に泊まるように」とひと言書いてある
イコマヤが彼と彫り物を見て、彼は有名な彫り師・左甚五郎だと言い
彼は町中に言いふらし、評判が評判を呼び、たちまち鼠屋は大繁盛となる
江戸から2人連れが来ると、主人は「みんな行列をなしてて、一番後ろは小田原辺りになります」と言われて
「厠でもいいから泊めてくれ」と粘ると「厠にも数人、他のどんな場所にも数人いる状況」と言われる
逆に虎屋は閑古鳥状態になって番頭は怒る

元はと言えば、番頭はお紺と結婚するはずだったのが、
主人に寝取られたと恨んでいたため家を乗っ取った
甚五郎に対抗してライバルの飯田丹下にデカい虎を彫らせて店の屋根に置くと
ちょうど向かいを睨むような目つきになり、その時からネズミは動かなくなってしまう
宇兵衛は怒った勢いで腰が立つようになり、甚五郎に事情を書いて手紙を出す
甚五郎は弟子を連れて来て、虎を見ると
甚五郎:大した虎じゃない なぜ動かなくなったんだ? とネズミに聞くと
ネズミ:なんだ虎ですか? わたしゃ猫かと思った

(虎もネコ科だけどねw 彫ったネズミが動くって相当な巨匠なんだ フシギな話
●柳亭市馬 演題「二番煎じ」@ニッショーホール(虎ノ門)

この方、この番組で見たことあるな→here
お酒の飲みっぷり、鍋の食べっぷり、本当に演技派!
この話もどこかで聞いた覚えがあるような?と思ってブログ内検索したら
以前もこの番組を見ていたことがあったことを忘れていた/驚

【内容抜粋メモ】
江戸は火事

町内会で「火の用心」の見回りをしようという話になり、「火の番小屋」に集まる男衆
冬の寒い中、大勢で歩いても仕方ない、2組に分かれて、1組が回る間、もう1組はここで暖まろうという話になる
1組目の頭になった番太郎は、鳴り物の音がしないと仲間を見ると
あまりの寒さに「拍子木」を持つ男は懐にしまったままだし
「金棒」は一番冷たいとずるずる引きずってたり、
「提灯」は股に挟んで温めてたりと皆いい加減w
謡の先生が♪火の用心~ といい調子で謡うと、元吉原の馴染みだった芸者から声をかけられ
吉原の夜回りは豪華だったという話になり、「お前さんを探してたんだよ 上がっておくれ」と誘われる
そんなこんなで小屋に戻り、2組目が出ると、1組目は炭をついで「1杯やらないか」と酒を出す


番太郎:そんな瓢箪出したらお役人さんに見つかったら酷いことになる
土瓶に移し変えさせて火にかければ、煎じ薬だと誤魔化せると入れ知恵する
皆も考えは同じで、猪肉

箸が1人分しかないと気づき、「先生からどうぞ」とすすめると、
食べず嫌いだというが、1口食べると「美味しい」と驚く
それから箸を回して「先生が2口食べたんだから、オレにも食わせろ」と言い争ったり
「カギを閉めて、2組の者が入れないようにしよう」などと言い出したり
「明日は違う鍋にしよう」とすっかり酔っ払って、歌って踊り出す
そこに騒ぎを聞きつけてお役人が入ってくる
番太郎:鍋を隠せ! 上に座っちまえ! 少しくらい汁が着物にしみても後で絞ればいいから!

お役人に何を飲んでると聞かれて、煎じ薬だと答えると
「私も風邪をひいてるから1杯もらえぬか」
お酒と気づいて(最初から知ってたのか)「これは寒い折にはなにより」
次は鍋のことを聞く
鍋に座ってた男が立つと、すっかり汁気がなくなってるって可笑しい(着物にすっかり吸われちゃったのね

猪肉もいっぱい食べてから「これから毎夜持って来い」と言い、何杯も酒を飲むため
番太郎:あれじゃうわばみだよ と焦り、もうないと言うと
お役人:もうひと周りしている間に二番を煎じておけ
てうまいオチだねえ!w
追。
『落語ディーパー!~東出・一之輔の噺(はなし)のはなし~』

“落語に魅せられた東出昌大が「若い世代が落語を知らないなんてもったいない」と立ち上がりました!
毎回ひとつの演目をとりあげ、春風亭一之輔、柳家わさび、柳亭小痴楽、立川吉笑、雨宮萌果アナウンサーと深―く語り合います。
もちろん実演あり。名人のお宝映像やスペシャルゲストも登場します。”
【出演】東出昌大,春風亭一之輔,桂米團治,柳家わさび,柳亭小痴楽,立川吉笑,桂米輝,桂慶治朗,高橋まき,【司会】雨宮萌果,【語り】福田亨

あら、雨宮アナがこんなところに!
またどんどん落語の裾野が広がっていくといいなあ