メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

オペラ映画『蝶々夫人』

2010-11-12 15:06:59 | 演劇・オペラ
プッチーニ歌劇『蝶々夫人』
指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

蝶々夫人…ミレッラ・フレーニ(ソプラノ)
ピンカートン…プラシド・ドミンゴ(テノール)
スズキ…クリスタ・ルートヴィヒ(メッゾ・ソプラノ)
シャープレス…ロバート・カーンズ(バリトン)
ゴロー …ミシェル・セネシャル(テノール)
僧侶…マリウス・リンツラー(バリトン)
ケート・ピンカートン…エルケ・シャリー(メッゾ・ソプラノ)
ヤマドリ…ジョルジョ・ステンドロ(バリトン)
収録:1974年 ベルリン

▼CDの感想メモはこちら

この演出はヒドイ!
ゴローはなぜか歯をむき出して、後頭部が妙に盛り上がったカツラをつけてるし、
花嫁は芸者メイクだし、僧侶のはずの叔父は、歌舞伎役者ですか?!
ヤマドリはほとんどジョークで、不気味な落ち武者?
子どもはなぜかずっと裸んぼだし・・・
ピンカートンがいつも同じTシャツ着てるのも変。
欧米人が日本人を演じることにまずムリがある。どうして、こうなるのかねえ・・・

でも悲恋ものとしての演技は素晴らしかった。
時代の感覚の違いもあるし、文化の違いもあるし、差別的な要素が強いにしても、
母子の別れのシーン、壮絶な自決シーンはあらゆる国の観客の涙を誘ったことだろう。


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