メランコリア

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大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』 第10回 真夏の夜の夢

2019-03-20 11:18:49 | ドラマ
大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』 第10回 真夏の夜の夢

脚本:宮藤官九郎
音楽:大友良英
ナレーター:ビートたけし(噺) / 森山未來(語り)

小説のタイトルが続くな



【内容抜粋メモ】

オリンピック開会式まで33日
ガイドのダニエルとマラソンのコースを下見
教会が折り返し地点
走る道はフツーの林道






現地の取材は戦争について
日露戦争に勝ったことで注目度が高い
ヤヒコ:大和魂 A strong fighting spirit

ポルトガル選手は取材で「金メダルをとって国から賞金をもらう」と話す
「世界記録保持者のカナクリだ」と記者が言うとラザロだと握手する




6月4日に絵葉書を出して、日本に着くのは2週間後の15日

やっと文部省から許可がおりたが、次は外務大臣と言われるカノウ
ヤヒコは精神が参って窓から飛び降りようとしている




白夜で眠れない2人
記事には「小さな日本人選手」とある
四三ばかり書かれている上、自分の写真が間違えて載せられていることに怒るヤヒコ

ロッカールームにも肋木がある! そんなに体にイイの?

日記:目下、孤独が何よりの敵なり

他国はみなチームで来ているため、互いに批評し合い、効果も上げられる
体格のつくりの違いに気押されする2人






大森:金栗くん、1万mはどうする? 念のためエントリーしておいた
ヤヒコ:僕は100、200、400mに出ることにした
アニコ:下手な鉄砲数ちゃん当たるよ

また咳き込む大森 翌日は外に出られず、練習メニューをヤヒコに渡しただけ
アニコ:マラソンは専門じゃないから 走って、走って、走るのよ

大森の容態は悪化し、毎日メモだけ渡される日々
アメリカ、ロシア選手も現地入りし、日本人を珍しがる

ポルトガル選手ラザロは、何を履いているのか四三に聞く
足袋を脱いで、足が鹿のひづめじゃなくて良かったと言う(w
足袋の作り方をジェスチャーして見せる

ラザロ:
僕はカーペンター(職人)なんだ!
僕は貧しくて、電車に乗れずいつも走っていてスカウトされた(似てるね

足袋を1足あげる
ラザロ:故郷に帰ったら自慢します カーペンターシューズ!と喜ぶ




英語レッスンの成果は全然出せてないけど、ジェスチャーと心で通じ合えているのは四三のほう
逆に孤独感が高まるヤヒコ 練習でも全然追いつけない 靴も相変わらずビスがついたようなやつだし

他国の選手も足袋が欲しいと言う
播磨屋に電報が来る(そういう手段もあったか ハガキより全然早い
届くのに2週間かかるから夜なべすると張り切る黒坂


清は噺家に弟子入りした三遊亭朝太(ちょうた)に着物をこしらえてくれと頼む

円喬が着くと落語「垂乳根」を演っている






志ん生:
円喬はハンパな芸をやっていると兄弟子だろうが、師匠だろうが
わざと変な間で笑ったりして邪魔をする
その後、あてつけみたいに同じ噺を演って爆笑させる

湯のみの白湯を飲まず、鼻の下にもってきて息を吸う




後で真似しようとすると「肺を患ってるから飲むな」と言う
当時どれだけ結核患者がいたんだ?

話している横で水を浴びている五りん


冷水浴のやり過ぎで水道を止められた四三
練習を始めて12日目、誰も部屋から出なくなった

ヤヒコは部屋を真っ暗にして、すっかり意気消沈して酒を飲んでいる
ヤヒコ:もう限界だよ 西洋人は速い 10秒台、11秒台は当たり前 勝ちはない

四三:我々は走ればよかですよ

ヤヒコ:君の記事ばっかり! 君の記事に僕の写真が使われている! 期待されてないんだ!
(勝ち目より、注目度が欲しいのでは?

監督に助けを求めに部屋に入ると酷い状態
四三(日本人にとって最初で最後のオリンピックになる

窓から飛び降りようとするヤヒコを止める

四三:我らの一歩は日本人の一歩たい!

ヤヒコと練習してタイムを計る四三
日記:三島さんも徐々に痛快男子ぶりを発揮す

大森も回復してきた
アメリカの選手のスタートダッシュの写真を見て学ぶ
12秒でも大喜びの四三




湖で冷水浴をしていると、スウェーデン語で水は「Vatten(ばってん)」だと教えるダニエル
水着の女性が歩き、ダイビング選手だという

ダニエルの父はオリンピックの公式カメラマン
オリンピックの記録フィルムが製作されたのは、このストックホルムオリンピック大会が最初








ダニエル:どうして走るのですか?
四三:分からない

俳句もやるのか?




また二股道で間違える なにか矢印看板でも立てないと本番も間違えそう


開会式まであと8日
とうとう夜がなくなる
スウェーデン人は広場に柱を立てて踊り明かす「夏至祭」
外は陽気な声で耳栓しても眠れない






四三は止めに行くが、逆に「日本の歌を歌ってくれ」と言われて「ヤーパン」コール

ヤヒコ:歌は苦手だ
四三は国歌を歌うとフシギな顔になり、やがて拍手が起きる

ようやくカノウが現れて素晴らしいと褒める
四三:表彰台で歌うための予行練習です




四三には足袋、大森には日本を発つ前に命がけでまとめた論文『オリンピック式陸上運動競技法』を渡す




開会式のプログラムを見せる
入場は11時 日本はイタリアの次
イギリスは293人も出る! でもあまりイギリスの金メダリストって聞いたことがないなあ

カノウ:4人では格好がつかんな 三島くんは国旗、金栗くんにはプラカードを持ってもらう
プラカードの表記は英語でJAPANにしようとすると
四三:日本でお願いします そうでなければおいは出ません




スウェーデンの首都ストックホルム
1912年6月 史上初のオリンピック日本選手団が到着した




当時の雰囲気が残る路面電車
選手団の宿舎があった所はショッピング街になっている






ストックホルムスタジアム まだそのまま残されてるのか/驚
今は市民に無料公開されている
景観をコロコロ変えないから街が美しく、品があるんだな










28カ国から2400人以上ものアスリートが集まった
盛り上がりもすごかった

街の人々に金栗のことを聞くと
「1912年にマラソンを走った人ね」
「スウェーデンでは結構有名よ」
「彼は新聞記事にもなったし、本にもなった」




「ここまで有名になったのは、この先のドラマをお楽しみに」
って気になる! 記録か、それともなにかやらかしたのか!?




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