【THE BIG ISSUE VOL.347】
【内容抜粋メモ】
海岸に打ち上げられたクジラの腹の中に大量のプラスチックごみが入っていた
そんなショッキングなニュースが世界のあちこちで報じられている
ウミガメの鼻に詰まったプラスチックストローを抜く動画が拡散した
・Sea Turtle with Straw up its Nostril - "NO" TO PLASTIC STRAWS
(これを見るたび、なぜ麻酔を使わなかったんだろうと思う/涙
ちゃんと動物病院に連れて行き、レントゲンを撮る必要もあったのでは?
ストローが脳まで達していたかもしれないし
あんなに流血したまま海に戻したんだろうか?
そんな中、プラスチック包装のない「パッケージフリーショップ」が広がっている
●ドイツでは「容器包装廃棄物法」の導入が2019から予定
ドイツのプラスチックごみの年間生産量はEU平均31.1kgを上回り
1人あたり平均37.4kg
そこで「ゼロ・ウェイスト運動」の流れを汲む
「パッケージフリー運動」が広がりを見せている
「ゼロ・ウェイスト運動」
燃やして埋めるごみ処理から、ごみの発生自体を減らす制作転換を目指す考え方
日本では徳島県上勝町などが宣言
・最終処分場が限界でゴミを捨てられなくなる!
ドイツ初の「パッケージフリーショップ」が2014年に誕生
店名は「ウンフェアパックト」(無包装の意)
●「バルク・ビンズ」で量り売り 容器は持参か購入
南ドイツのパッケージフリーショップ「ルタナトゥア」
目立たない通りにあるが、お客の大半はこの店を目当てにやって来る
オーナーはラモーナさん(32)
壁一面に設置されているのは、「バルク・ビンズ」と呼ばれる円筒形の透明ケース
ナッツ、米、コーヒー豆、パスタなど、お客が自由に量り
値段シールを貼ってレジに持っていくシステム
中央には有機栽培の野菜、果物のほか、クッキーなども量り売りしている
店で容器を購入することもできる
●生活用品も無包装
石鹸、竹を素材にした歯ブラシ、再生紙のトイレットペーパーもむき出しの状態で並ぶ
ラモーナさんは、旅行代理店に務めていた際、「ウンフェアパックト」のワークショップに参加
2016年に「ルタナトゥア」を開店
ラモーナさん:
10代の頃から、環境問題、食の安全などに人一倍関心があった
田舎の町ではちょっと変わり者扱いされていましたw
●SNSで評判に
広告はほとんど出さなかったが、Facebookの告知が拡散され話題になった
客層は食、環境に意識的な人たち
30代母親「自分はベジタリアンだが、子どもは自由にさせている」
大学生の女性「合成洗剤は使わず、ベーキングパウダーで洗濯している」
50代男性「子どものアレルギーがきっかけで気を遣うようになった」
●単価はスーパーよりやや割高
「家計に響きませんか?」と聞くと「必要なものは、家で自家製している」
店で大豆を買い、自宅で豆乳を作るのだと言う
大学生「家の庭で野菜を育てている」
●スターバックスは、2020年までにプラスチック製ストロー使用廃止を発表
欧州議会は、EU加盟国でプラスチックストロー、皿、フォーク、ナイフなど
使い捨てプラスチック製品の使用・流通を将来的に禁止する法案を可決
著 見市知
先日のSNSでは、マクドナルドでストローがないと店員に暴力を振るった男の映像を見た
・Brawl at McDonald's started over plastic straw ban
・「ストローがない」、怒った客が店員に暴行 米マクドナルド
まだまだ、意識を高めるには時間がかかりそう
ストローごときでここまでキレる意味も分からない
紙製のストローにかえた店もある
・紙製ストローの耐久性や仕組みってどうなの?実際の飲み心地は?
紙は森林伐採問題にならないか?
どのみちヒトが動くだけで、自然破壊になる
私は店でストローが出されなくても構わないが、
店員から普通に出されてしまうから、断るタイミングを失う時が多い
一人ひとりの意識を変えるとともに
大型スーパー、チェーン店がさまざまな食の安全、環境問題意識を変えないと
***
「ビッグイシュー日本版 BIGISSUE JAPAN」
“1冊350円で販売。180円が販売者の収入になります。”
[ホームレスの仕事をつくり自立を応援する]
「ビッグイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年、ロンドンで始まった 創設者はジョン・バード氏
住まいを得ることは、単にホームレス状態から抜け出す第一歩に過ぎない
[仕組み]
1.販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取る
2.売り上げ3500円を元手に、以後は170円で仕入れ、350円で販売 180円を収入にする
[条件]
顔写真つきの販売者番号の入った身分証明書を身につけて売る
このほか「8つの行動規範」に基づいて販売している
【ブログ内関連記事】
「ボブとジェームズ、東京へ行く」@ビッグイシュー
「猫のボブが私をホームレスから一人の人間にしてくれた」@ビッグイシュー
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(A Street Cat Named Bob)』(2016 ネタバレ注意)
求む! オフィス・スペース!
「年間購読のお願い」@ビッグイシュー
売り切れていた316号もPDF版で購入可能にv
【内容抜粋メモ】
海岸に打ち上げられたクジラの腹の中に大量のプラスチックごみが入っていた
そんなショッキングなニュースが世界のあちこちで報じられている
ウミガメの鼻に詰まったプラスチックストローを抜く動画が拡散した
・Sea Turtle with Straw up its Nostril - "NO" TO PLASTIC STRAWS
(これを見るたび、なぜ麻酔を使わなかったんだろうと思う/涙
ちゃんと動物病院に連れて行き、レントゲンを撮る必要もあったのでは?
ストローが脳まで達していたかもしれないし
あんなに流血したまま海に戻したんだろうか?
そんな中、プラスチック包装のない「パッケージフリーショップ」が広がっている
●ドイツでは「容器包装廃棄物法」の導入が2019から予定
ドイツのプラスチックごみの年間生産量はEU平均31.1kgを上回り
1人あたり平均37.4kg
そこで「ゼロ・ウェイスト運動」の流れを汲む
「パッケージフリー運動」が広がりを見せている
「ゼロ・ウェイスト運動」
燃やして埋めるごみ処理から、ごみの発生自体を減らす制作転換を目指す考え方
日本では徳島県上勝町などが宣言
・最終処分場が限界でゴミを捨てられなくなる!
ドイツ初の「パッケージフリーショップ」が2014年に誕生
店名は「ウンフェアパックト」(無包装の意)
●「バルク・ビンズ」で量り売り 容器は持参か購入
南ドイツのパッケージフリーショップ「ルタナトゥア」
目立たない通りにあるが、お客の大半はこの店を目当てにやって来る
オーナーはラモーナさん(32)
壁一面に設置されているのは、「バルク・ビンズ」と呼ばれる円筒形の透明ケース
ナッツ、米、コーヒー豆、パスタなど、お客が自由に量り
値段シールを貼ってレジに持っていくシステム
中央には有機栽培の野菜、果物のほか、クッキーなども量り売りしている
店で容器を購入することもできる
●生活用品も無包装
石鹸、竹を素材にした歯ブラシ、再生紙のトイレットペーパーもむき出しの状態で並ぶ
ラモーナさんは、旅行代理店に務めていた際、「ウンフェアパックト」のワークショップに参加
2016年に「ルタナトゥア」を開店
ラモーナさん:
10代の頃から、環境問題、食の安全などに人一倍関心があった
田舎の町ではちょっと変わり者扱いされていましたw
●SNSで評判に
広告はほとんど出さなかったが、Facebookの告知が拡散され話題になった
客層は食、環境に意識的な人たち
30代母親「自分はベジタリアンだが、子どもは自由にさせている」
大学生の女性「合成洗剤は使わず、ベーキングパウダーで洗濯している」
50代男性「子どものアレルギーがきっかけで気を遣うようになった」
●単価はスーパーよりやや割高
「家計に響きませんか?」と聞くと「必要なものは、家で自家製している」
店で大豆を買い、自宅で豆乳を作るのだと言う
大学生「家の庭で野菜を育てている」
●スターバックスは、2020年までにプラスチック製ストロー使用廃止を発表
欧州議会は、EU加盟国でプラスチックストロー、皿、フォーク、ナイフなど
使い捨てプラスチック製品の使用・流通を将来的に禁止する法案を可決
著 見市知
先日のSNSでは、マクドナルドでストローがないと店員に暴力を振るった男の映像を見た
・Brawl at McDonald's started over plastic straw ban
・「ストローがない」、怒った客が店員に暴行 米マクドナルド
まだまだ、意識を高めるには時間がかかりそう
ストローごときでここまでキレる意味も分からない
紙製のストローにかえた店もある
・紙製ストローの耐久性や仕組みってどうなの?実際の飲み心地は?
紙は森林伐採問題にならないか?
どのみちヒトが動くだけで、自然破壊になる
私は店でストローが出されなくても構わないが、
店員から普通に出されてしまうから、断るタイミングを失う時が多い
一人ひとりの意識を変えるとともに
大型スーパー、チェーン店がさまざまな食の安全、環境問題意識を変えないと
***
「ビッグイシュー日本版 BIGISSUE JAPAN」
“1冊350円で販売。180円が販売者の収入になります。”
[ホームレスの仕事をつくり自立を応援する]
「ビッグイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年、ロンドンで始まった 創設者はジョン・バード氏
住まいを得ることは、単にホームレス状態から抜け出す第一歩に過ぎない
[仕組み]
1.販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取る
2.売り上げ3500円を元手に、以後は170円で仕入れ、350円で販売 180円を収入にする
[条件]
顔写真つきの販売者番号の入った身分証明書を身につけて売る
このほか「8つの行動規範」に基づいて販売している
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「猫のボブが私をホームレスから一人の人間にしてくれた」@ビッグイシュー
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「年間購読のお願い」@ビッグイシュー
売り切れていた316号もPDF版で購入可能にv