2003年初版 2010年 第8刷 橋本治/解説
スピ系LINEオプチャで知ったんだっけ?
表紙からとても魅惑的&私の大好きなエジプトものということで
メルカリで探して購入
ほかにも『ツタンカーメン』とかのエジプトものがあるのも読んでみたいから
このメモを書いたら売って、またメルカリで買おうかな
山岸凉子さんといえば『日出処の天子』
本書も線の細い絵で、自由な性が描かれている
※「マンガ感想メモリスト1」参照
「ホルスの目」で知る神話もこの通りなのか?
それとも山岸さん流の味付けがされているのか
エジプト豆知識が時々挟みこまれているのもとても興味深い
男女問わず髪を全部剃って、カツラをつけていたとか衝撃的/驚
『王家の紋章』を読んだ時、兄妹で結婚するっていうのもビックリだったけど
父と娘の結婚も普通だったって異様
【内容抜粋メモ】
■イシス
オシリスはファラオの即位式で初めて弟妹を紹介された
弟セトは一卵性双生児でソックリ
オシリス同様、気位が高く、負けず嫌いな弟
後見人ホルセムスが黒幕となってファラオの座を狙う
妹ネフティスは愛らしく一目で好きになる
もう1人の妹イシスはアルビノ 白髪に赤い目
死んだ虫に息を吹きかけて生き返らせるのを見て怖れる
亡き父ゲブがセトとネフティス、オシリスとイシスを夫婦と決めたため
仕方なく式を挙げる
イシスが国中で流行る疫病はネズミが原因だから
殺したほうがいいとオシリスに助言
わけが分からずも民衆に命令すると疫病が減り
イシスに礼を言うと顔を赤らめる
セトは男妾の愛人からネフティスとオシリスの仲を知り激怒
ネフティスを脅してオシリスにケシの毒を盛る
母ヌトの霊から教えられたイシスはオシリスを死から蘇らせる代わりに
若さを失う
セトは自ら睡眠薬を盛り、オシリスが二度と復活できないよう
カラダをバラバラに切って殺し、すぐに自分の即位式を行う
あまりの惨い姿に包帯で巻いて、人型の棺に納める(これが最初?
イシスは腐敗したオシリスを再び目覚めさせようとして
ホルセムスに見つかり、ネフティスが刺す
ホルセムスの体を使い、オシリスを一瞬蘇らせて
ネフティスとの間に子どもをもうける/驚
数年後、マラカンデル国の王が王子ホルスを紹介
オシリスにソックリで驚くが、気に入るセト
王の寝室に入るにはまっぱになるのが掟
ついだ酒には父の仇の毒入り
セトは死ぬ前に剣で左目を突く
乳母としてついていたイシスは傷を治してから息絶える
その後、ホルスは隻眼の王として万能の力を目に宿したと言われる
■雨の訪問者
(これだけエジプトとまったく関係ない
40歳の糸井は独身生活を満喫していたが
ある日、突然見知らぬ少女ベルが家にいてビックリ
隣人に聞くと姿は消えていた
翌日、帰宅するとまたベルがいる
襖に絵を描いて困らせるが、また消える
翌日、ベルのためにお菓子などを買って帰るが
誰もいなくて寂しくなり、ずっと断っていた母の縁談話を受けて結婚
夫の妹がローマに行くから娘を頼むと言われて
会ったのは鈴子でベルそっくり
「そういうことだったの!」と喜んで引き受ける
■ハトシェプストⅠ
血を止める能力+予言ができる父を失い
なにも能力を継がなかった姉メヌウは
能力を持つが白痴の妹セシェンと2人で生きていくんだと言われて
自分が血を止める役、妹は精神統一に必要と偽り生計を立てている
センムトは姉妹を王宮に連れてきて、身なりを整え
王子ケペルエンラーとハトシェプストの前に出す
この2人のうち、どちらがトトメス二世となるか聞かれて
初めてハトシェプストが王になるビジョンを見て告げると
ハトシェプストは女でケペルエンラーの妻と知らされる
トトメスは手術し、姉妹が血を止めても死亡
その罰を形だけ受けるために断首される際
姉は能力があるのは妹のほうだと自白
セシェンが先に断首台に乗せられて
刀を振り下ろす真似だったにも関わらず死亡
医師:
イメージで血を止められる者は
イメージで死ぬのか
その後、姉は泣き女となってさすらい
ハトシェプストが王になる予言を見る
その紫の瞳に恋焦がれるも
彼女が愛したのは父トトメスだけと知り身もだえる
■ハトシェプストⅡ
そのハトシェプストがまだ少女だった頃の時代に戻る
父が望むような男子に生まれず、男子のように育つ
父はミケネ(クレタ島)の巫女ロドビスを連れ帰る
息子アメンモーズは一目惚れ
王妃アハモス
長男ワジモーズは初陣で矢に当たって死亡
次女ハトメリエト
母の妹ムトネフェルトは息子ケペルエンラーを王にしようと画策する
ミノスの宮殿には入ったら出られない迷路があり
ミノタウロスという半獣半身の神がいて生贄を捧げていると噂される
ロドビスはムトネフェルトが庭でケシを育てているのを見て
人を殺せる花であること
ケペルエンラーが次のファラオになる予知夢を見たとけしかける
ハトシェプストは父を兄にとられ、母を妹にとられ、いつも孤独
初潮がきてショックなのを慰めるロドビスは
紫の瞳の彼女がファラオになると告げる
アメンモーズはムトネフェルトのケシの毒で殺され
ロドビスは魔女と疑われて斬首される
スピ系LINEオプチャで知ったんだっけ?
表紙からとても魅惑的&私の大好きなエジプトものということで
メルカリで探して購入
ほかにも『ツタンカーメン』とかのエジプトものがあるのも読んでみたいから
このメモを書いたら売って、またメルカリで買おうかな
山岸凉子さんといえば『日出処の天子』
本書も線の細い絵で、自由な性が描かれている
※「マンガ感想メモリスト1」参照
「ホルスの目」で知る神話もこの通りなのか?
それとも山岸さん流の味付けがされているのか
エジプト豆知識が時々挟みこまれているのもとても興味深い
男女問わず髪を全部剃って、カツラをつけていたとか衝撃的/驚
『王家の紋章』を読んだ時、兄妹で結婚するっていうのもビックリだったけど
父と娘の結婚も普通だったって異様
【内容抜粋メモ】
■イシス
オシリスはファラオの即位式で初めて弟妹を紹介された
弟セトは一卵性双生児でソックリ
オシリス同様、気位が高く、負けず嫌いな弟
後見人ホルセムスが黒幕となってファラオの座を狙う
妹ネフティスは愛らしく一目で好きになる
もう1人の妹イシスはアルビノ 白髪に赤い目
死んだ虫に息を吹きかけて生き返らせるのを見て怖れる
亡き父ゲブがセトとネフティス、オシリスとイシスを夫婦と決めたため
仕方なく式を挙げる
イシスが国中で流行る疫病はネズミが原因だから
殺したほうがいいとオシリスに助言
わけが分からずも民衆に命令すると疫病が減り
イシスに礼を言うと顔を赤らめる
セトは男妾の愛人からネフティスとオシリスの仲を知り激怒
ネフティスを脅してオシリスにケシの毒を盛る
母ヌトの霊から教えられたイシスはオシリスを死から蘇らせる代わりに
若さを失う
セトは自ら睡眠薬を盛り、オシリスが二度と復活できないよう
カラダをバラバラに切って殺し、すぐに自分の即位式を行う
あまりの惨い姿に包帯で巻いて、人型の棺に納める(これが最初?
イシスは腐敗したオシリスを再び目覚めさせようとして
ホルセムスに見つかり、ネフティスが刺す
ホルセムスの体を使い、オシリスを一瞬蘇らせて
ネフティスとの間に子どもをもうける/驚
数年後、マラカンデル国の王が王子ホルスを紹介
オシリスにソックリで驚くが、気に入るセト
王の寝室に入るにはまっぱになるのが掟
ついだ酒には父の仇の毒入り
セトは死ぬ前に剣で左目を突く
乳母としてついていたイシスは傷を治してから息絶える
その後、ホルスは隻眼の王として万能の力を目に宿したと言われる
■雨の訪問者
(これだけエジプトとまったく関係ない
40歳の糸井は独身生活を満喫していたが
ある日、突然見知らぬ少女ベルが家にいてビックリ
隣人に聞くと姿は消えていた
翌日、帰宅するとまたベルがいる
襖に絵を描いて困らせるが、また消える
翌日、ベルのためにお菓子などを買って帰るが
誰もいなくて寂しくなり、ずっと断っていた母の縁談話を受けて結婚
夫の妹がローマに行くから娘を頼むと言われて
会ったのは鈴子でベルそっくり
「そういうことだったの!」と喜んで引き受ける
■ハトシェプストⅠ
血を止める能力+予言ができる父を失い
なにも能力を継がなかった姉メヌウは
能力を持つが白痴の妹セシェンと2人で生きていくんだと言われて
自分が血を止める役、妹は精神統一に必要と偽り生計を立てている
センムトは姉妹を王宮に連れてきて、身なりを整え
王子ケペルエンラーとハトシェプストの前に出す
この2人のうち、どちらがトトメス二世となるか聞かれて
初めてハトシェプストが王になるビジョンを見て告げると
ハトシェプストは女でケペルエンラーの妻と知らされる
トトメスは手術し、姉妹が血を止めても死亡
その罰を形だけ受けるために断首される際
姉は能力があるのは妹のほうだと自白
セシェンが先に断首台に乗せられて
刀を振り下ろす真似だったにも関わらず死亡
医師:
イメージで血を止められる者は
イメージで死ぬのか
その後、姉は泣き女となってさすらい
ハトシェプストが王になる予言を見る
その紫の瞳に恋焦がれるも
彼女が愛したのは父トトメスだけと知り身もだえる
■ハトシェプストⅡ
そのハトシェプストがまだ少女だった頃の時代に戻る
父が望むような男子に生まれず、男子のように育つ
父はミケネ(クレタ島)の巫女ロドビスを連れ帰る
息子アメンモーズは一目惚れ
王妃アハモス
長男ワジモーズは初陣で矢に当たって死亡
次女ハトメリエト
母の妹ムトネフェルトは息子ケペルエンラーを王にしようと画策する
ミノスの宮殿には入ったら出られない迷路があり
ミノタウロスという半獣半身の神がいて生贄を捧げていると噂される
ロドビスはムトネフェルトが庭でケシを育てているのを見て
人を殺せる花であること
ケペルエンラーが次のファラオになる予知夢を見たとけしかける
ハトシェプストは父を兄にとられ、母を妹にとられ、いつも孤独
初潮がきてショックなのを慰めるロドビスは
紫の瞳の彼女がファラオになると告げる
アメンモーズはムトネフェルトのケシの毒で殺され
ロドビスは魔女と疑われて斬首される