『よう、翁さん、お帰り。近くに店がなくては、買い物も大変だよ。婆さんの話だと、物価の上昇で福沢諭吉さんも駆け足で速いそうで、ファハハハ。この頃のサービス、カード割引きやポイント、どうも慢性化をして、本当に安売り、薄利多売なのか考えるそうだよ。言われてみれば、コンビニでもホームセンターでも、「カードはお持ちですか?」とレジで聞かれるわ』
『やあ、茂さん、出歩くのも億劫だが、何か喰わないと腹が減るし、自家野菜も食い飽きて、ファハハハ。いや物価、俺は用向きによって、5箇所ばかりの店で食材を買うが、同一メーカーの同一商品の値段が店でバラバラで、正価自体が不透明、総菜などは価格据え置きで、グラム単位で量を減らす、スーパーで調理をしているおばちゃんの話しだよ、ギャハハハ』
『俺も時々自分のウエアやパンツを買うが、何故か1980円、2980円、3980円だよ、もう安さ感覚ではなくなって、ファハハハ。それと、野暮用で出かけて、あちこちで飯を食うが、米の品質を落としているのか飯が不味くなって。材料や人手不足、コンビニとの競合で多分に価格競争の限界のようだし、今は転換期のように思うよ、雑学士補のコメントだが、ギャハハハ』
『なるほど、茂コメンティターの解説だな、当たらずと言えど遠からずかな、どう再編をされるかだろうな。少子高齢化はイコール労働人口の不足、24時間型社会も陰りが見えてきて、業界によっては営業時間や店舗の縮小が顕在化、ハハハハ。思わぬ話になったが、アメリカの思惑に囲い込まれてのTPPや安保法制、国民には何の利益もないようだし、ファハハハ』
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あとがき=政治を弄び、ばらまきで多額の借金を抱えても、内閣の責任を問われない、気楽な稼業ときたもんだ、ガハハハ==放念の翁