『おう、翁さん、珍しい方向から戻って来たね？、上ノ台まで歩
いて真次さんの家までかね、先日行き会ったら遊びに来いって？、ギャハハハ。良い陽気で何をするにもいいわ、秋の風物詩、ススキがそよぎ、柿も実って綺麗だよ。翁さんが時々口にする “原風景”、手近から消えて行くが、まだそれらしい雰囲気はあるわな』 
『よう茂さん、芋畑を耕ってきたかね？、サト芋が美味しかったわ。真次さんがお茶を飲みに来いって言うから、たまには顔を出さないと、ガハハハ。原風景か、田畑と茅葺き屋根のある農村風景が象徴的のようだが、里山もそうだろうし、都会の古い商店街、銭湯の煙突なども「懐かしい記憶」の原風景なのだろうな』
『その茅葺き屋根ももう文化遺産、里山も伐期に薪炭に利用をしないから鬱蒼と茂
みに、商店街はゴースト街、関心が向けられた時には、手遅れだものな、ファハハハ。時々街から遊びに来た人が「良いところにお住まいですね」って、その価値観が良く分からないよ。その人の親も実は田舎者だったのだろうからな、ギャハハハ』
『山村も「緑と清流」ではおまんまは食えない時代、都市と見紛う無国籍のけばけばした住宅が風景に邪魔でな、まあ、高齢者がファミレスでこれも無国籍のおまんまを食う時代だものな、ギャハハハ。これから買い物をしながら記憶の「原風景」を探してみるかな、多分見つからないだろうな』
（駄句） 秋風に模様織りなす雲流れ
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あとがき＝限界過疎と高齢化、そこから田畑の影も消え、ＴＰＰで第一次産業が消滅し原風景は消える、ガハハハ＝＝放念の翁
『やあ、輝さん、一昨昨日のささら獅子舞はご苦労さんでした。
台風が近づいていたが、まあまあの天気で良かったわ、ハハハハ。新米をご馳走さんでした、８分搗きは米らしくて美味しいわ、今朝もむすびにして、秋鮭と味噌汁で食べたよ。スーパーの生産者ごちゃ混ぜの米とは、全く味が違うものな、ハハハハ』 
『翁さん、こんちわ、買い物の帰りだな、ご苦労さんだわ。獅子舞は無事に終わって、何とか伝統行事を持ち堪えたわ、ファハハハ。米、取りあえずは２キロ届けたが、挽いたのがまだあるから。奥さんと二人でも朝晩では、せいぜいが４日分だろう。今度は３キロ用意をして置くから』
『地域のお祭を維持していくのは大変だよ、あちこちで夏祭りの御輿、担ぎ手を他所から募集
しているそうで、地域文化も風前の灯火だろう、ガハハハ。米は１回が１合一寸（２３０グラム）、２キロで４日だな。今日で食いきるわ、ギャハハハ。味覚の新米を食べられたから嬉しいが、折角じゃあと少し貰うかな』
『セツさんから柿も届いた？、家にもだよ、叔母さんだかが和歌山にいるそうで、そこから送って来るようだわ。今度の空ッ茶会は芋煮だそうで、釜で炊くようだよ、ファハハハ。早いもので１０月も半ばだ、早ければ下旬には露霜、冷たくなるよ。はいよ、米だよ』
（駄句） 新米のつやつやむすび頬張りし
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あとがき＝今年も旬の味覚を楽しめたよ、年末には自家製の白菜漬けが頂戴できるわ、ガハハハ＝＝放念の翁
『翁さん、翁さん、どこだい？、ええ、トイレ？。婆さんが頼まれ
た買い物を届けにきたわ。じゃあ、上がって待っているから、ごゆっくりどうぞ、ギャハハハ。・・・・毎度（２千円以下）のようだが、全部で１８７０円だとよ。翁さん珍しいね、食パンが入っているわ、久しぶりに明日の朝食に？、ハハハハ』 
『やあ、勘さんお待たせ、いつも奥さんにはお世話になって、買い物が助かるわ。はい、お茶だよ。サト芋、輝さんが留守だったので、物置から黙って頂戴をして茹でたところさ、田楽味噌で食べると旨いわ、ファハハハ。そう、パンを食べたくなって、これはパンメーカーのではなく、スーパーのコーナーで焼いているパン、ほら、まだ温かいわ』
『サト芋、さすがに遠慮をして、小粒の芋を持ってきたな、真っ昼間に物置までイノシ
シが出るのだな、ギャハハハ。そうだ、早生の大根が大きくなったので、畑から持って行っていいよ。翁さんはトーストに江戸ムラサキや金山寺味噌を塗って食べるとか、それも和食への拘りかね？、ファハハハ』
『毎年頂戴をしていた天然の茸、今年も放射性物質が基準値を超えているそうで、町で採るなって回覧が。どうせ先がないのだから、勘さんが採ってきてくれれば、キノコ汁で食うよ、ファハハハ。いやあ、先日は都内で蚊のデングウイルスで一騒ぎ、文明が進化をする一方で、人命が脅かされる、人類がいつまで生きられるかだよ』
（駄句） 汚染だと名指しでキノコ憐れなり
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あとがき＝トントントンカラリの暮らしが、助けられたり助けたりも未ださ、ガハハハ＝＝放念の翁
『いやあ、翁さん、奥さんを病院に迎えの途中で寄り道だな、
大型台風が近づいているようで。錆びてきた物置の屋根を塗ろうとペンキを買いに。翁さんは、奥さんの冬物衣料をしまう収納ボックスを？、ハハハハ。嫁が翁さんのブログを毎日覗いて、今日は誰々さんだって。それにしても良く続くわ、ブログに俳句もだそうで、嫁さんが感心をしているよ』 
『よう、真次さん暫くだわ。外の作業にはこの時期が捗るね、俺もペンキ作業があるのだが、気持が乗らないよ、ガハハハ。ブログの書き込みは３０分程度で、俳句を考えるのも１５分かな、画像はストックを随時利用をして誤魔化し、今日はこれで真次さんの登場だな。俳句はブログの中から、毎月４句を拾って添削の投稿も、ファハハハ』
『嫁が開いた翁さんのブログを俺も見ながら、俳句の善し悪しは全く分からないが、何日
か前に栗ご飯の句「（妻の手の三粒の実で栗ご飯）」を見たが、秋の情景と夫婦愛が１５文字に、感動をしたわ、農村俳人様だよ、ファハハハ。どうだね、俺の家にも与太話をしながらお茶を飲みにこないかね、嫁も田舎料理は上手だよ』
『自分でパソコンをやるのは、三郎さんだけ、真次さんもケータイは持たない？。だから、時々ブログをプリントして空ッ茶会などで配るが、皆さんの普段着の話題だけに楽しみにして、ファハハハ。そう言えば、暫く上ノ台には歩いて行かないな、来週は行って見るかな』
（駄句） 畦に座し笑顔に映える里の秋
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あとがき＝ブログでの交友録、疲れる政治や社会問題の話題は抜き、普段着の話だがらブログも続く、ガハハハ＝＝放念の翁
『よう、翁さん、ゴルフはどうだったよ？、あまり芳しくなかった
？、でも９０前半ならな。輝さんから新米が届いたろうが旨かったわ。秋の味覚は１に米、２が芋、そして柿だよ、それも小さな鶴っ子柿、ファハハハ。いやね、例のノーベル賞だが、従兄弟の孫が名古屋大学生で、学内は大騒ぎだったようだな。日本人の頭脳もたいしたものだわ』 
『どうも八郎さん、ゴルフは調子がいまいちで、一寸したフォームの崩れがな。新米は美味しかったわ、八分搗きは米の味だよ、ハハハハ。俺も２０年程前にノーメル賞の話しがあって、一升酒を喰らった時代さ。５，６人が料理屋の座敷で車座になり、杯を空にして隣に回す、床の間に空のお銚子が５，６０本並んで、ギャハハハ』
『一昔前は楽しみは酒、ノミニケーションだったからな、俺は付き合い程度だが、朝まで飲み続けた事は結構あったな、ガハハハ。翁さんは高校の
修学旅行で、宿屋の押し入れでワインを隠れて飲み、女子生徒に密告されて、翌日の奈良市内の見学は謹慎だった？、若い頃からも酒のエピソードを欠かさないな、ガハハハ。』
『この頃は酒の匂いで目が回るよ、ガハハハ。酔って上野駅の地下ホームのマイクで歌を歌い、交番に連れて行かれてお目玉を喰らったことも、良き時代だったよ、ギャハハハ。「白玉の秋の夜の酒は静かに飲むべかりける」なんて詩があったが、酒は友と楽しく飲むべかりけるさ。来月一緒にゴルフをやるかね、じゃ予約を入れるから』
（駄句） 長き夜を銚子を並べて肝胆し
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あとがき＝酒を考えついた人は、今ならノーベル賞だったかもな、人生の憂さも捨てられる、ガハハハ＝＝放念の翁
『やあ、翁さん、この頃はよく行き会うな、親父の命日で墓参り
に行ってきたとこで、寄ってお茶を飲まないかさ。この頃は婆さんは仲間とファミレスや喫茶店にわざわざ出かけてダベリングだわ、ファハハハ。俺らの月一の茶飲み友達の集い“空っ茶会”、翁さんが文化人の集まりだと言うが、暮らしの中に古風な風土が息づいている仲間、意識はしないが俺も感じるわ』
『じゃあ、寄らせて貰うよ、茂さん。こうして往き来をし、茶飲み話をすること自体も文化だと思うよ、収穫した野菜の漬け物などを食べながらだ、ファハハハ。そして祭祀を受け継いで、神話の風土も残されている。暮らし方は文明に影響をされている部分はあるが、それは意識して棲み分けをすればいい』
『考え方の問題だろうが、田舎暮らしは文化が中心、都会暮らしは文明が中心、そ
の文明の多くは外国文化と言えなくもないわ、ファハハハ。アカディミックに考えれば、何かと理屈もあるのだろうが、庶民の暮らしの次元で考えれば、米中心に旬の食材で和食を食い、日本茶を飲むことが、翁さんの次元での文化の理解だよな』
『それと “空っ茶会” では、小さな頃からのこの地方の方言が飛び交うこと、所謂 「べえべえ言葉」 で何となく親近感があるよ、ガハハハ。小学校から英語教育だそうだが、正しい日本語も話せないで英語を、暮らしのどこで英語を使う？、文化の原点は言葉。逆に外国の大学で文化としての情緒のある日本語の人気が高いそうだものな』
（駄句） 訛ってる言葉も暖炉秋の宵
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あとがき＝今、問われているのは民族意識だろうな、日本人が日本人らしくどう生きるかだよ、ガハハハ＝＝放念の翁
『翁さん、翁さん、ほれ新米だよ、取りあえずはお味見に２キ
ロ、農協の精米器で８分搗きにしてみたが。ここの辺りでは、１０数年来台風災害で米の被害を受けたことはないが、これも異変かね、ファハハハ。いやね、この頃は物忘れ、今朝もお茶を飲もうと居間に立ち、そこで何しに来たのか一瞬忘れ、お茶を入れた茶飲み茶碗を置き忘れて縁先に、ギャハハハ』
『やあ、輝さん、新米を？、ご馳走さんです。稲架掛けの半分を仕納した？、天日干しはミネラルが違うそうだからな、早速夕飯に炊くよ、ガハハハ。俺なんざ、剪定をしていて、剪定の時間の３分の１は、鋸や剪定挟みなどの物を探す時間、自分ではここに置いたと思いながら、切り落とした枝を１輪車で運んで戻るとど忘れよ』
『ええ？、新米は塩のむすびが美味しい？、なるほど。そう言えば、昔農作業で畑や
田圃で昼飯、お新香に塩むすびは旨かったわな、ハハハハ。まあ、米の産地、ミネラルを多く含んだ雪解け水が岩盤を潜り抜け、その水で栽培をしたのとは味が違うが、機械乾燥とは艶や風味は違うよ。おひつに入れて冷めても美味しいわ』
『むすびの塩も、やはり天日干しが旨いよ。新米は薪で竈炊きをしたいが大家族でないと、電気釜の保温は美味しくないそうだな。ハハハハ。まあ、農作物の料理はなるべくシンプルに調理をして食べるのさ、それが素材に対する敬意だよ。創作何とか、差別化されるのは野菜には迷惑さ、ギャハハハ』
（駄句） 人々の暮らしの知恵で秋を食べ
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あとがき＝田舎料理、料亭の味とは趣を異にはするが、力を入れない“自然が教える味”だな、調理の原点だからさ、ガハハハ＝＝放念の翁
『やあ先生（歯科医師）、お早うございます。今日は絶好のゴ
ルフ日和ですが、治療中の歯が痛んであまり調子が良くなくて、ファハハハ。こちらが山本さんと女性は谷村さんですか？、よろしくお願いをいたします。先日伊香保で８４で回った話しをしたら、先生に挑戦をされまして、ギャハハハ』
『翁さん、よろしくお願いをしますよ。私もそこそこのスコアで回れるつもりですが、傘寿を過ぎた翁さんがどれほどの腕前か、それによっては、痛んでいる歯の治療方法もありますから、ギャハハハ。山本さんは医師仲間、谷村さん以前に私のところの看護師で、これまで何回か一緒に、上手ですよ』
『山本です、今日は教えて頂こうと、先生の話では、エージシュート（年齢のスコア）
を目指しておられるとか、楽しみですね、ハハハハ。・・・・・いやいや翁さん、さすがに飛ばしますね、どこにそんなパワーが、出だしホールからパーですね、ええ、先生も？、今日は楽しそうですな。私と谷村さんがボギーでして』
・・・・・『いや、皆さんステディで些か緊張をしましたが、それだけゴルフを楽しめますよ。前半は３人がオールスクエア、谷村さんも４０台でさすがですな、ガハハハ。谷村さんは女性にしてはスイングスタイルが纏まっていて。さてと、午後も頑張りますかね。傘寿を過ぎた年長者には負けたくない？、ガハハハ』
（駄句） 球追いし落ち葉も転げて空の青
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あとがき＝ゴルフ日和、和気わいわい、スポーツマンは気心が通じ合えれば楽しいわ、また趣味の友人が増えて、ガハハハ＝＝放念の翁
『ハハハハ、翁さん、こんな所（ホームセンター）で出会った
な、卵焼き器と鍋を新しく買い換えを？、俺は畑の肥料だわ。野菜も台風の被害が無くて、ファハハハ。そうだ昼時なので飯を一緒に食わないかね？、この前は母ちゃんがご馳走になったそうで、母ちゃんが買い物の援助をしている？、それはついでだよ』
勘さん、肥料を買い込んだな、農協よりは安い？。台所の調理器具が傷んで、この前は穴の開いたフライパンで天ぷらを揚げて、危うく火災になるところさ、ギャハハハ。ええ、近くの和食の店で、昼をご馳走してくれる？、折角じゃ呼ばれるかな』
『ここの店は和食“レストラン”、翁さんはカタカナ語が嫌いとかだが、料理が和食ならいいだろう。どうだいこの松茸せいろ和膳で、じゃあこれにするか、ガハハハ。～～
～（お待たせしました）～～～おやおや、松茸はどれだい？、ええ、この黒っぽいの？、小さくて探すようだ、ギャハハハ』
『ご馳走になってだが、これはメニューに偽りありだわ、松茸とは名のみだ、ガハハハ。まあ旬の物だからだが、近くの山のアカッパツやネズミタケなどもキノコ汁にすると旨いんだが、今年も基準を超える放射性物質が検出され、食えないそうだな。勘さんご馳走さんでした、これから婆さんを迎えに病院に回ってだ』
（駄句） 松茸と言う名の料理目を懲らし
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あとがき＝いやあ、貧乏性でグルメとは無縁でね、だから嗜好も合わず、ご馳走は自分で打つうどん蕎麦だわ、ガハハハ＝＝放念の翁
『こんちわ、いたな翁さん、昨日の台風で花木苑の秋桜が
倒されたな。.これ、社協から書類を預かってきて。ええ、上がってお茶を？、じゃあご馳走になるかな、ファハハハ。あれ、もうストーブを出したな、朝晩は１５度以下に冷え込んできたものな、肌着も長袖にしたよ。見ちゃったが、カレンダーに９日はゴルフだね、良い陽気で楽しめるな』
『やあ、三郎さん、お手数を掛けて申し訳ないな。お茶請けが何もなくて、梅干しだけだわ。一昨日の夕方が１３度の気温で、ストーブを出して焚いたよ、ガハハハ。季節変わりで、着る物も長袖と半袖をその日に合わせて選ぶようで。ゴルフは掛かり付けの歯医者に誘われてだわ、ハハハハ』
『翁さんも顔が広いし、その性格だから、付き合いも大変だわな。でも声が掛かるこ 
とはありがたいよ、俺もこうして遊び場所がある、ヒャハハハ。お昼にシチュウを作ったが食べるか？、喜んでご馳走になるわ。今日は奥さんは通院で、一人の食事でも面倒をして作るかね、感心をするよ』
『食事を作るのも時間潰しみたいなもので、出来合いの買い食いは口に合わないし。秋なすが旨いが手近の畑になくて、お新香に不自由をしているから、これから農産物販売所で買って糠漬けにしようと、ハハハハ。雨でささら獅子舞が中止で寂しかったな、折角準備をしてきた子ども達が可哀想だわ』
（駄句） 行く人が秋桜起こしカメラ向け
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あとがき＝暑さに耐えて夏を乗り切ったが、今度は寒さに頑張らないと、今年も残り４分の１だわ、ガハハハ＝＝放念の翁
『もしもし、翁さん？、こんにちわ、百合ですが。まだ買い物
にはお出かけになりませんよね？、台風ですがこれからスーパーストアに行きますので、何か買って来る物があればとご用聞きです、ホホホホ。一品料理、一昨日が豚シャブで昨夜がほうとううどん、今夜はまだ考えていない？、取りあえずは納豆にイワシの丸干しにワカメと減塩醤油ですね』 
『やあ、こんちわ、里芋をご馳走様でした、茹でて串に刺し味噌田楽にして食べたわ。今夜は久しぶりで鉄火丼にするかな、金が無いので、きはだまぐろ切り落としを５００円ほど、ファハハハ。それに味噌汁にするシジミ１パック、総額は２千円以内でね。新米はまだどこからも届かないわ、ガハハハ』
『はい分かりました、メモしましたから。ええ？、胡麻ですか？、うちっでは作りませ
んので、買ってきますか？、２千円で買えたらですね、はいはい、承知しました、フォフォフォ。私も実は夕食の料理は考えていませんで、翁流の一品料理でおでんでもしようかなと』
『俺は貧乏性なのか、ファミレスなどが馴染めないで、和食の店で天ぷらや精進料理程度だわ。ご馳走は、先人の知恵が詰まった、鄙びた温泉宿の山菜や地魚の郷土料理だわ、ギャハハハ。じゃあ、よろしくお願いします。今日？、部屋の大掃除、更衣ついでに古い衣料も処分をしないと』
（駄句） 葉を退けて華やぎており背戸の柿
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あとがき＝心を通じ合える、その気配りが嬉しいわ、赤い羽根募金、本当は金ではなく、助け合いの心の醸成だろうがな、ガハハハ＝＝放念の翁
『やあ、翁さん、雨だし手持ち無沙汰で、玄関前で体操だ
な。でかい台風だそうだが災害がなければいいがな、この辺では大方稲も刈ってしまって、水に浸かることもなさそうだ、ファハハハ。いやあ、木曽節で有名な御嶽山は大変な事だったわ、火山列島、お陰で良い温泉が日本全国にあるが、一朝有事、噴火の予想が難しいそうだから始末が悪いわ』
『どうも輝さん、凌ぎやすい陽気だが、考えつく作業は殆ど終わって、大仕事は物置の整理だが、我が家の生活遺産の戸棚や箪笥などをどうするかで、ガハハハ。いやあ大事だったよ、お陰で広島の災害が忘れ去られてしまったようで。マスコミも一過性の事件を論評はするが行動はしない、ファハハハ』
『ＮＨＫの番組を見ていると、ツイッターとやらで視聴者が意見を書き込んでいるが、
御嶽山の災害も勝手に言いたい放題で、それが視聴者参加番組のようだな、ファハハハ。翁さんは新潟県中越地震や東日本大震災の被災地に、友人数人とボランティア活動に参加をしたそうだが、決断はある意味での条件反射、考える前に体が動くのかもな』
『災害列島、どこで何が起こるか、起こったらその危機管理は自分自身、その行動の選択肢をメディアは正しく伝えないとだわ、政治批判をしても始まらない、ギャハハハ。これから雑用水に使っている、山の沢水の貯水タンクの清掃でもやろうかと。今月のからっ茶会は輝さんの家でだね？、お世話になります』
（駄句） 色を愛で形を愛でて秋料理
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あとがき＝報道の自由、発言の自由もご尤もだが、その責任もある、それが民主主義だわ、ガハハハ＝＝放念の翁
『よう、こんちわ、梅次さんだろう？、翁です、ご無沙汰でして
。シルバー会のゴルフに出なくなり、梅次さんと会えなくなったわ。畑はいろいろ作っていますな、秋冬の葉物に、ここはネギの苗だね、ファハハハ。買い物先によっては、この道は通るのだが、梅次さんの姿は見かけないわ。向かい側の畑の秋桜は種類も豊富で見事だな、ハハハハ』 
『おや、翁さんかね、暫くでした。この頃のシルバー会は年寄りの道楽になり、ルールもマナーもなく、競技がつまらないので私もやめたわ、ガハハハ。小遣い稼ぎに野菜は農産物販売所に出品をしているので、元気な間は作ろうと思ってさ。翁さんは相変わらずに専業主夫だろうが、よう頑張るわな』
『ここは日当たりも良いし、土質も葉物や根菜にも良さそうで、それにここまではイノシシも
出て来ないだろうし。里芋も良く育っていて、作り甲斐があるわね、ガハハハ。ホームセンターと書店に行く時にはこの道で、スーパーは出た時の気分でアチャコチャ５，６箇所に出かけて。この機会に年に何回かゴルフをしますかね？』
『ここは冬場でも、殆ど霜が降りないし、水捌けも良いから、優良農地だろうな。ただ、水利の関係で水田がないので、昔は米を買って喰っていたようだな、ファハハハ。ゴルフは三郎さんや茂さんらとやるそうで、今度は呼ばって貰うかな。暫くクラブは持たないので、球は右や左の旦那様だが、ギャハハハ』
（駄句） 旬野菜自然の恵みそぞろ秋
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あとがき＝皆さんが丹精をして作る露地物の野菜は、ミネラルが豊富で美味しいよ、昔ながらの野菜だもの。ガハハハ＝＝放念の翁
『翁さん、翁さ～ん、黙って通り過ぎないで、寄ってお茶を飲み
ませんか？、こちらを歩かれるのは、久しぶりでしょう？。どうぞお入りくださいな、生憎父ちゃんは歯医者に出かけていて、フォフォフォ。植木の剪定などをされ、あちこちを綺麗にしたそうで、あれだけ広い（４千平米）と手入れも大変ですよね』 
『やあ、節子さん、暫くで。山形の温泉に行ってきたとか、紅葉は少し早かったろうが、地蔵山頂駅付近は紅葉が見頃になっていた？、そうか、もうそこまで紅葉前線が下りて来て、ファハハハ。茶請けは里芋の塩茹でに、小松菜の胡麻和え、いやあ結構なご馳走だわ。菓子などよりは美味しいよ、まして節子さんの愛情が籠もっていて、ギャハハハ』
『翁さんは、本当にこうした素朴な食べ物がお好きだそうですね、サツマ芋を食べる
のなら掘ってきますよ。モクセイの匂い？、屋敷の裏にあるキンモクセイが満開でして。あと、畑の隅で酔芙蓉も盛りです、ホホホホ。ええ？、カメラで撮ってブログにですか？。翁さんの花木苑もコスモスが綺麗ですね』
『皆さんが丹精をして作った季節の作物、そして家庭の味、例のからっ茶会に皆さんが持ち寄る一品料理は美味しいな。一寸した調味料のさじ加減でまろやか、外食の和食とは味が全く違うな、ファハハハ。サツマ芋、頂くかな。子どもの頃に、サツマ芋の生の切り干しを粉にして作った饅頭、砂糖が逼迫した時代に甘くて美味しかったわ』
（駄句） 花と風秋の味覚も満ち足りて
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あとがき＝こんな暮らしが案外に楽しいな、観光地や歓楽街に出かけても疲れるだけだわ、悟りの境地に？？、ガハハハ＝＝放念の翁
『やあ、翁さん、久しぶりだねウオーキング、寄って休んでい
かないかね。野暮用で出かけて丁度戻ったところで。婆さんは、地区の仲間で温泉に出かけたわ、ガハハハ。翁さんはこんな饅頭を食べるかね。貰い物なのだが、賞味期限が２ヶ月も先の１１月だが、レンジでチンをして温めて食うようで、饅頭までもが保存食だ
な』
『何をしているか寄ってみたわ、次男さん。いつもの道だが、サクラやケヤキが色ずき始めて、日に映えるススキが綺麗だよ。奥さんは民舞の仲間で温泉かね。俺は婆さんの体力で日帰り温泉も覚束なくなって、ガハハハ。うん、土産の日持ちの饅頭？、貴方の奥さんの手作りならご馳走になるが、観光土産はノーサンキュウだな』
『この頃の食品は、真空パック、レトルト、冷凍など長期保存を出来る物が殆ど、漬
け物もだよ。今の食品メーカーの中堅社員には、俺らの時代の味は分からないよ、ギャハハハ。自然回帰ではないが、自分の畑で取れた作物がご馳走。魚も少し遠いのだが、市の商店街の魚屋で生魚、輸入物や加工物は殆ど食べないわ』
『この頃は皆さんに行き会うと食い物の話しだな、我々時代から考えれば、スーパーストアの食品は器械が作る下手物、人の手や温もりを感じないわな、ギャハハハ。お彼岸が過ぎると節気は寒露、そぞろ秋が深まるということだ。さてと、今日は八幡様まで頑張ってみるかな、ゴルフの１ラウンドの距離（片道４キロ）だ』
（駄句） 芋の秋けんちん汁に寄り合って
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あとがき＝犬も歩けばではないが、あちこちに立ち寄り、お茶を飲んで一っ話（ぱ）し、心の温もりだな、ガハハハ＝＝放念の翁