アステラス製薬*
ご存知、国内でグローバルメガになり得る数少ない会社。
「打倒・武田!そして世界へ」が合言葉
(すみませんSIUが今勝手に作りました)
合併会社名の由来は「明日を照らす」ような会社を目指してと
新聞で社長さん(竹中さん)が言っていた気がします。
社内では「天照(アマテラス)みたいでヘンだ」とか
「藤沢+山之内でフジヤマ製薬でいいじゃないか」とか
言われてるとか、いないとか・・・
海外では「アストラ(ゼネカ)とまぎらわしい」と言われたらしい。
個人的には一般薬を販売する会社「ゼファーマ」の響きが
どうしてもヤンキーくさい気がする。
アステラス製薬の合併後、本社は日本橋(東京)
山之内・藤沢はお向かいさんなので仕事はやりやすそう。
道修町(大阪)では関西系製薬企業が少なくなってしまって
寂しげです。
研究所はいくつか統廃合されるようです。
(2004.12.25)
大日本製薬*
「マルピー」で知られる、医家向けメーカー
ワタシは「ネンブタール」にお世話になっております。
新聞等には良く中堅製薬メーカーと評されてますが
どこからどこまでが中堅なんでしょうかね?
多くのメーカーが分社化を進める中
動物薬などの部門を残すという独特の戦略をしていたため
注目していたのですが、合併を機に切り離す方向のようです。
(2004.12.25)
ファイザー*
言わずと知れた超巨大メーカー
SSRIやCOX-2 inhibiterでネガティブな話はあっても
やっぱり巨人です。
SIUの個人的感想は「合併大好き、イケイケどんどん」
って会社です。
一般的にはバイアグラ(シルディナフィル)で
知られるが、日本では保険適用できないので
あまり儲かってない様子。
他の製品で儲けているから良いのでしょう。
もうすぐ日本でもエプレレノンがでますしね。
日本本社は新宿駅から徒歩10分弱
文化服装学院(パラキスのヤザ学のモデル)の
となりにある。
日本の研究所は何故だか名古屋。
(2004.12.25)
グラクソ・スミスクライン*
GSKとかグラクソと略されたりする。
一般的な知名度は低いが
実は世界で3本の指に入る巨大メーカー。
医家向け薬しか、取り扱ってないかと思いきや
「コンタック」や「アクアフレッシュ」なんかも
売っているのは意外。
余談だが友人のS氏は就職活動で
「クソクソ・グラクソでおなじみの御社ですが」
と言ってみたい衝動にかられたという。
日本本社の最寄り駅は代々木
代々木ゼミナールと
代々木アニメーション学院と
明治公園の3点を結んだあたりにある
(少しウソです)
山手線で新宿方面から渋谷方面に向かうとき
代々木駅を出た後、進行方向左手に見えます。
(これはホント)
会社に入るとドドーンと広いフロア-があり
なんかさすが外資という感じ。
受付にある身長30cmくらいのコンタック君人形が
ワタシ欲しいです。
日本の研究所は筑波にあり
きれいなカフェテリアとテニスコート完備。
受付にはやっぱり、コンタック人形(笑)
武田筑波研究所のご近所さん。
武田の人がGSKに転職したら
通う場所はほとんど変わらないなあ。
まあ筑波の研究所はどこも同じようなものですが。
(2004.12.25)
パイプライン*(開発品)
臨床試験を進めている薬をさす。
臨床段階には3段階ありPhase1,2,3と呼ばれ
Phase3を終えたものから承認申請を出せるため
たいへん乱暴に言うならば
Phaseにたくさん化合物を乗せている会社ほど
将来性があるといえます。
自社で臨床段階にのせている化合物が少なければ
ライセンス料を払って他社から導入したりする。
このため、キャッシュフローが潤沢な会社は
パイプラインの拡充をはかりやすいが
自社製品で無いと利幅も少ない。
国内の多くの会社はお金も無ければ、パイプラインも無く
ジリ貧です。
(2004.12.25)
メガファーマ*
ようはものすごく大きい製薬会社のこと。
世界で売上10位に入ることを条件にすると
日本の会社は一つも入らない。
大きい動物は摂取カロリーが
多いことからも分かるように
常にパイプラインの拡充が厳しく
大きいのもたいへんだなと思う、今日この頃。
(2004.12.25)