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「日々これせっせとお薬作り」 -製薬会社新米研究員SIUの日常-

新薬の研究に営む毎日・・・のはず。製薬会社研究職の日常をつたない文章でつづります。

質問されたこと

2005年10月11日 | 製薬研究職を目指す人向け
後輩に「製薬会社について・就職活動について」を
いくつか質問されたんですが、その中ではっとさせられた質問が
「今働いていて何か嫌なことはありますか?」という質問。
嫌なことがすぐに思い浮かばなかったんですよ。
人間関係も良好だし。
まあ、確実にいえるのは忙しいことなんですけど
そうはいっても学生時代の命のロウソクを確実に縮めるような
日程ではないことはたしかなので、休日は休むようにしますし。
(まあ、またしばらく忙しそうだからこれからは休日出勤ですがね涙)


あとはなにかなー?
ああ、そうそう上司の求める要求が
結構ワタシの能力をこえてることですかね。
(能力ってよりはキャパシティか?)

ルーチンのアッセイはきっちりこなしますが、そこからプロジェクト根幹に
かかわるようなことに口出しするほどの、能力とバイタリティに
欠けているのですよ、あたしゃ。
期待をしていただくのはわかるけど、そんなにいいCPUつんでませんから(涙)
まあ、できる限りのことはやります。
あれ、ポジティブなことを書いていたはずが愚痴になってる(笑)

でも、忙しいこと以外にすぐに嫌なことを思いつかなかったって言うのは
結構この仕事に向いているのだろうな、という再確認になりました。
かわいい後輩たちよ、こんな質問してくれてありがとね。
自分を再確認できました。

身近で就活支援開始

2005年10月10日 | 製薬研究職を目指す人向け
本日は後輩に就活のお話をしに行ってきました。
製薬会社の研究職もしくは開発職を目指しているということなので
実際の仕事内容とか、就活の注意点とか少し話しました
え、どのくらいの時間話していたか?

…さ、3時間ほど

今、気づきましたSIU話しすぎです(涙)

「オクスリツクル製薬に薬効・薬理部門における人間関係相関図
とか書いてるから長引くんだよ(涙)
後輩の皆様この場を借りてゴメンナサイ。

話を聞きにきた子達は、礼儀正しかったし
みんないい子で良かったです。
みなさんの就職活動に幸あらんことを!

就職活動している人はブックマークかな

2005年10月08日 | 製薬研究職を目指す人向け
就職活動に有用そうなサイトを教えていただきました。

生物系就職アンテナ2007

就活中の学生さん、コレは便利そうですよ!

企業サイトトップページへのリンクの欄は、
「2007年度新卒採用情報が開示された企業は赤字で記載」されていたり
「何月何日にどの会社のHPが更新があったか分かったり」します。

就活始めると、いつ募集がかかるか気になるけど
それをいつもウォッチするのは時間がかかるわけですよ。

最低十数社はチェックする訳ですから…
これが結構厄介なんですよね
だけどこのサイトがあれば、研究室に来たときと帰るときに
ココをチェックしたら最低限の労力で募集が開始したのを発見できますね。

(だんだん語り口が深夜の通販番組っぽくなってきたな…)
便利な世の中だ・・・だけどこのシステム、SIUがHPで作ろうと思ってたのに(涙)

ちなみにSIUの学生時代は周りの人間に声をかけて10人くらいの
チームを作って、各自分担して情報収集してました。
面接の情報とかも共有してたから、合格率も高めで
結構win-winの関係だったのでは。

さて、このサイトを就活生は有効に使ってみたらいかがでしょう?
(注意:何らかの不具合があった場合は自己責任でお願いします)

最後にこんなにも有用な情報を下さったのは
「カシカシ」様です、いつもありがとうございます。
みなさん、この広いようで狭い製薬業界、いつかカシカシ様に会うことがあったら
きちんとお礼を言いましょうね(笑)

女性・博士の就職活動

2005年10月03日 | 製薬研究職を目指す人向け
本日の文章は、製薬会社で働くくららさんのコメントへの返答なんですが
書いているうちに製薬会社を目指す方に参考になるかなと思い
本日の記事にしました。

ちなみにくらら様のHPには「製薬会社の就職活動」の方法が
詳細に載っております、要チェックです!
くららの部屋
とってもきれいな写真もありますので和みますよ。

くらら様の文章を引用しながらSIUのコメントを入れたのですが
くらら様が書かれた文章の本来の意図を壊している可能性もありますので
その場合はSIUに責任がありますことを明記いたします。
(9/28のコメントにくらら様の全文があります)


「くららさん、はじめましてこんにちはSIUです。
るかすらさんのリンクより、拝見させていただいていて
製薬会社研究職の就職活動の方法が詳細に記されているため
ワタシがこっそり作っている、製薬研究職志望者支援のHP(名前長いな・・・)が
形になったら、相互リンクのお願いをしようと思ってました。
コメントをいただけてとても嬉しいです。

>私と同期の博士女子(わずかですが)は全員旧帝大または
>かなりの有名大学です。
>まあ、有名大学でないと博士課程に進む女子の数自体が
>少ないのかも知れませんが、

おっしゃるとおり有名大学でないと、女性で博士課程に進む人は少ないかもしれませんね。

>女子の場合「博士なんか出てたらせめて有名大学でも出てない限り採用なんてしない」
>というのが本音のような・・・
>男女問わず研究職全体の9割以上が教授推薦です。
>また、推薦ありなしにかかわらず私大卒はほとんど採用なしです。
>(私の同期では0人でした)

ワタシの知り合いに、女性博士かつ私大出身の方や
女性博士かつ地方国立大学出身の方がいるので
そのような方を雇用するかは会社のカラーにもよるのかもしれません。
(ただ片方の方は獣医かつ、大学院は旧帝大であったかしれないので
純粋に私大出身とはいえないかもしれません)

>それも、別にその学生の出身研究室の教授との関係を
>保ちたいからとかそういう合理的な理由ではなく、
>単に「有名大学が好き」という歪んだエリート意識とか、
>「採用を決める幹部社員が、自分と同じ大学や研究室出身の人を
>採用して社内に自分の一派を作りたい」
>というような、割と頭がお花畑な理由であるように思います。

実際にそういう採用がはびこっているんですね、SIUの会社は「まったく違う」とは
言いませんが、ほとんどそれを感じさせないので逆に新鮮です。
むしろ「ほんとーに大学名を気にしないで取っているんだな」と感じたんですよね
同期にあったとき…
自分が採用されたときにそれに気づけって話ですが(笑)
もしかするとオクスリ・ツクル製薬(SIUの勤めている会社です)が
イレギュラーである可能性もありますね、雇用年度によって
旧帝大が多いときもあるし。
くらら様の同業他社の友人の方の会社も、やはり同じようなのでしょうか?


>しかし、旧帝大で教授推薦でも採用されない人や、
>私大でも採用される人もわずかながらいるので、
>採否のボーダーラインの人では書類とプレゼン次第かと思われます。

オクスリ・ツクル製薬には私大出身結構いるんですけどね。
珍しい会社なのかなぁ、旧帝で受ける人がいないのか(笑)
そんなことはないと思うけど…
内定出しても逃げられるときがあるとは聞いたことはある(涙)

>全体的に、控えめな感じよりも元気があってやや生意気なのが
>おじさん心をくすぐるようなので(修士男子限定)、
>そういうキャラでいくのもひとつかと思います。(自己責任でどうぞ)
>博士女子はn数が少なすぎて傾向はまだよくわかりません。

同感です、就活はわかりませんが、入社してからはたしかに生意気ぐらいの方が
好まれますね。あくまで愛嬌があるという前提ですが。
ネガティブで生意気だと、、、嫌われるかな(笑)

>しかし、私が勤めている会社では、やはり学歴は絶対です。残念なことですが。
>入社してからも、旧帝大の修士以上を出ていないと幹部にはなれず、
>いずれは補佐的な仕事にまわされてしまいます。

オクスリ・ツクル製薬は室長レベル(40人程度の部下を持つ:管理職扱いです)
までは、私大卒でいけます。実例がいますので、それは特別なことではないですね。
もちろん優秀な方ですよ、優秀でなかったら始まらない。

研究所長レベルになると…知りません(笑)
SIUが入ってから薬理研所長が変わってないので
サンプル数が少なくて…
他の研究所の所長の出身大学知らないからなぁ。


>これから就職活動をしようという人が読むのにやなこと書いてごめんなさい。
>私も入ってから現状を知ってびっくりしたのです。
>他の会社でもそうなのかどうか知りたいと思います。

ワタシも他社さんでどうなのか知りたいです。
製薬会社の方は何か書き込んでくれるとうれしいなぁ。」

研究職応募書類

2005年10月01日 | 製薬研究職を目指す人向け
昨日の記事(「有名大学じゃなきゃダメ?2」)に
dddi7j様から貴重なご意見いただきました。
ので転載させていただきます。

dddi7j様へ
コメントから転載してしまって、すみません
だって、すごく貴重でありがたい意見なんですもの(笑)
問題あったら言って下さい。
ちなみにdddi7j様のブログ
mdpe[My Diary in Poor English]
なんと英語でブログをつけるという、SIUには逆立ちしてもできないことを
なされています。どうかほんの少しでも伝授してください…(笑)

さて以下が貴重なご意見

「私のいるトコでは研究職応募書類は、各研究室長(あるいはそれに準ずる人)が
書類選考してるようです。去年、私の直ボスは一人で700~800枚位の書類を
ふるいわけたと言っていました。選考する側も大変な労力のようです。
その時、彼は書類選考の段階では
(1)大学名はほぼ無視、(2)性別・年齢は完全無視、(3)教授名は"多少"考慮、
(4)研究概要を"多い"に考慮、と私に漏らしてくれました。

有力な教授は(余程の一発屋でない限り)何らかの成功秘訣・哲学・信念などを
持っている筈であり、その良い部分を間近で見て感じ取り、
自分の中に吸収できている(と感じられる)人材を選び出す努力をしている、
と言っていました。

(1),(2)を考慮するのは「所長級面接」以降の話であり、SUIさんの
> これは別に学歴だけじゃなくて、...
っていうのは正しいと感じました。ちなみに私は全面接を通じて一度も
「弊社を希望した理由は?」とは聞かれませんでした。

長々とスンマソンでした。皆さんの検討をお祈りしてます、ホント。 」




とても貴重なコメントありがとうございました。

SIUの会社でも研究室長レベルでセレクトするようです
ただし、その前に人事の人がざっと目を通し
明らかに会社に合わないと思われる人は
研究室長まで履歴書が来ないようです。
(よっぽど問題がない限りはじかれることはないみたいですが)
ちなみに研究面接は、研究所長と研究室長レベルで行うようです。

ちなみSIUも面接で「弊社を希望した理由は?」
って聞かれなかったかもしれません。
「製薬会社の研究職を目指した理由は?」とは
聞かれた気がします。

今後ともよろしくお願いいたします。

有名大学じゃなきゃダメ?2

2005年09月28日 | 製薬研究職を目指す人向け
今日は2日前に書いたことの続きです。

「学校名だけでは就職は決まらない」と書きました。
キレイ事でなくこれは事実だとSIUは考えます。
だいたい、いまどき「有名校だから使えないけど取っておこう」と
いう会社は、もともと将来性がない気がしませんか?
(ひどい言い様だ笑)

では、名が知れている大学と・いわゆる有名でない大学を
比べたとき「名が知れてない学校の人がまったく不利にならないか?」
というと、それはそんなことはないと思います。
不利になる可能性は充分にあります。

ある中堅製薬会社の方がおっしゃってましたがの方が
おっしゃってましたが毎年1000名程度研究職の応募書類が来るそうです。
予算的にも時間的にも全員を呼ぶことは困難です。
何らかのセレクトをしなければなしません。
そこからセレクトするに当たって、大学名(学歴)というのは便利なツールで
あることは否めないと思います。そのことの良し悪しは置いておいて。

ただ逆にSIUの知り合いには一回会社を辞めて大学院に入りなおして
卒業後に見事、製薬会社で正社員として研究職についている人もいますし。
他業種ですが大学時代に留年してたのに、企業由来の奨学金を取って
大学院卒業後、そのまま有名自動車メーカー(N産)に入った先輩もいます。
そのことからも学歴・職歴が就職において絶対ではないと考えます。
(ちなみにその先輩は何百万の奨学金の返還義務がなくなった、うらまやし)
ただし多かれ少なかれ影響を持つものだという考えです。

そういう意味では、有名ラボの方が就職活動に有利というのも
「教授パワーが…」ということではなくて(会社によってはあると思うが)
有名になるラボということはやっているテーマが画期的(だった)
ということから、そこにいた人材も有能(のはず)という思い込みが働くからです。
ならば、書類を何とか通過して面接のときに自分がいかに有能であるか
相手に認めてもらえば、出身大学も出身ラボも関係なくなります。
難しいのは書類です。だから履歴書・研究概要を気合を入れて作りましょう。


これは別に学歴だけじゃなくて、性別とか年齢とか何でもそうです
不利になる条件に対して、ふてくされてもしょうがありませんし
それよりも一つでも多く、応募書類を書くこと
履歴書・研究概要に磨きをかけること
面接に通ったら面接の練習をしていくことの方が
有意義ではないでしょうか?

製薬会社を目指している人の多くは薬学部出身であると
思います。そうであれば少なくとも国家試験を
クリアできるくらいの資質を持っているわけです。
(まあ免許を取らない人もいるわけですが)
また薬学出身じゃなくとも、製薬会社の研究職で入社を希望するわけですから
今のご時世、修士もしくは博士の資格を有することになります。
(大学院卒でなければ製薬会社の研究員になるのはかなり困難です。
学歴という意味であれば、こちらの方が決定的に排除しがたい要因です)
したがって薬学系であろうと生物学系であろうと
一定の資質は持っている、と相手が考えられるような材料を
提示しましょう。

製薬会社研究職就職活動中の方、注目!

2005年09月27日 | 製薬研究職を目指す人向け
就職活動の記事について製薬会社にお勤めのRukaSura様から

>お役に立てるかわかりませんが、就職活動(研究職)に
>ついて私が聞いた話を簡単に記します。

とコメントをいただきました。
就職活動中の皆様に参考になる話だと思いますので
紹介させていただきます。

>偏った情報かもしれませんので、上記のことを鵜呑みに
>するのは危険だと思われます。
>訂正・補足はきっとSIU様がやってくれるはず・・・ (^ ^;)

との事なので、的外れになるかもしれませんがSIUの考えも
述べさせていただきたいと思います。
また意見の相違は会社の違いによるものかもしれませんので
いろいろな意見が聞けて就活生に役立つのではないかと…

ちなみにRukaSura様がやっておられるサイトは
るかすらの巣
製薬会社研究員の日常がわかってとってもお勧め!
SIUもこんな文才欲しいですね。

さて製薬企業就職活動話です。

>1.在籍する研究室の教授・助教授の推薦状が必要な場合が多いので、
>教授・助教授と会社の関係が多分に影響することが多い

オクスリ・ツクル製薬でも有名研究室の出身の学生には
チェックを入れていることがあります。
(何で知っているか?上司が見せてくれたから笑)
ただそれは有名教授との関係性で取るというよりは
「有名ラボ出身なら良く鍛えられているだろう」と
言う意味合いが大きいようです。

ただし、ドクター(博士)の場合は人間性を重視するためか
教授のプッシュが重要になってくるようです。
SIUが学生の時には、限られた教授にだけドクターの募集を
かけているときもありました。
あと有名ラボの学生に青田買いのための奨学金を出しているメーカー
もありましたね。兼業メーカーでしたが。


>2.会社のお偉いさんの出身大学(出身研究室)から
>就職活動している人は比較的内定が出やすい

これも人によって意見の分かれるところで
SIUの周りには露骨に
「自分の出身大学は可能な限り入れたい」という人と
「大学名なんか面接時に気にしない」という人もいます。
また諸事情により(教授が大学移ったとか、テーマを変えたとか)
大学→大学院と出身が変わってくる人もいるので
そういう人は新人が入ったときに行われる
同じ出身大学の飲み会などは2つ行くことになって
良く言えば「人脈が作りやすい」
悪く言えば「いらない飲み会が多くてめんどくさい」となります。

あ、今思い出しましたが
大学時代「A研からは毎年B製薬に一人入る」という事が
ありましたが、SIUの時代にB製薬の研究所長が変わって
その制度が変わり、友人が当てにしていた就職先が無くなって
苦労していました。


>3.修士の学生の場合は、研究内容よりも『元気さ・将来性』が重視される

修士の場合は大学から研究を継続していない場合は、半年の実験結果しかないため
おのずと提示できるデータには、限界があることを企業も理解しているようです。
だからどれだけ成果があるというよりは
「その研究のバックグラウンド、有用性、今後の展開」
限られた時間で説明できて、質問に対しても科学的に正確、
かつ誠実な性格を感じさせることのできる人間が
内定を取れるのではないかと、就職活動中には感じておりました。


>4.博士課程では逆に研究内容(業績)と社会的常識
>(コミュニケーション能力など)が重視される

良く聞く話は「役に立たないプライドは邪魔」ということです。
イメージとしては「博士→使いづらい」みたいですね。
そんなことはないと思いますが…
SIUの周りの博士卒の人がいい人が多いのか?
ちなみにオクスリツクル製薬では修士卒でも博士卒でも
やる仕事内容は同じです。
もちろん東大卒だろうが私大卒だろうが仕事内容は一緒です。

博士の就職活動においては、上記に書いたように
「研究室から1本釣り」システムと「修士と平行に普通に募集」システムに
分かれるようです。博士の人は回りに就活生がいないせいか
就活に乗り遅れがちです(製薬の就活開始って早いですし…)
がんばって下さいね。

こんなところです、いかがですかRukaSura様?

有名大学じゃなきゃダメ?

2005年09月26日 | 製薬研究職を目指す人向け
久しぶりに就活のことを書こうかと…
就活をしていてよく話題になるのが
「学校名」で落とされるとか、どこが有利なのか?
とかそうゆう話題。そんな話したことありませんかね?

それはある意味イエスで、ある意味ノーだと
SIUは思うわけです。
ある会社は旧帝大しか取らないとか、どんな大学名でも
全員筆記に呼んでくれるけど有名校じゃなきゃ2次に
呼んでくれなくて、それを隠すための筆記試験だとか
いろんな噂を聞いたモンです。

じゃあ、製薬会社に入ってみたらどうかというと…
別に旧帝大ばかりじゃないわけです(当たり前だけど)
地方私大薬学部出身のヒトもいます。
そして、すごく力のある教室出身というわけでもない人が
ほとんどです(もちろん有名ラボ出身にヒトもいる)。

出身学部だって、薬学部ばかりではなく獣医学・理学・生物学・農学と
さまざまなバックグラウンドを持った人の集まりです。
そりゃそうだ「東大」にも優秀な人とそうでない人がいるのが
当たり前なんですから、学歴だけで取るわけはない。
もしあったら、かなり競争力の弱い会社になるとおもわれ。
こうゆう事から「学校名」で製薬会社の研究員になることが
阻害されるかというと答えは「NO」

では「有名校」とそうでない学校の人がまったく差がなく
勝負できるかというとそれも「NO」だと思われます。

…すいません本日疲れたため、続きは明日です。
おやすみなさい。

北の国から(その参)最終回

2005年09月17日 | 製薬研究職を目指す人向け
本日学会最終日。
ちなみにお昼は
「ららら、ばーいえる、はなしてみよーお、いーでぃー(ED)のこーとー」のCMで
お馴染みの(知りません?EDの啓発のためのCMです)
バイエル薬品さんのセミナーでお弁当をいただきました、ご馳走様。
お腹がいっぱいになって眠くなったことは、ごめんなさい(笑)

相変わらず今日も、ポスターは聞き難いままでしたが
一番、興味があったポスターには発表前から演者さんが
いらっしゃって、いろいろ質問できたのは幸いでした。

そのポスターで、他社研究員の方がいろいろ質問していたんですけど
その方の質問が鋭くて、演者の方もつい話しすぎたようで
「これはまだ言っちゃいけないデータだったかなぁ」と
言ってました。質問とはこうありたいものですね。
それに比べてSIUの質問はイマイチだったので
ちょっと恥ずかしかったです。
まあ、知らないことは仕方がないということで…(自己弁護_笑)

見てる講演もかぶっていたので、声をかけさせていただいて
少しお話させていただいたんですけど
SIUのかなり仲のいい(と私は思っている_笑)友達の旦那さんを
知ってらっしゃるようでびっくりでした。

世間て狭いですね(笑)
他社の方と話すといろいろ新聞等じゃわからないことが
わかって面白いです。出張費のこととか(初対面の人にそんなこと聞くなよ)
あ、いま自分がすごい不審者だったことに気づきました
この場を借りて反省いたします(涙)

それにしても聡明かつ、きれいな女性でした。
世の中は天に2物を与えるということで…
ズルイですねぇ。
お薬作りの神様がいるなら(たぶん道修町在住_笑)
SIUにも0.5物くらいはください、いやマジで(涙)

最終日なので晩御飯は美味しいものを食べたくて
ジンギスカンが食べたいなと思い、町へ出ました。
ガイドブックとかは持っていなかったんですが、昨日お客さんが並んでた
ジンギスカン屋さんがあって、いい感じにキレイじゃなかったんで
おいしい予感がしたんです。
(あんまりキレイ過ぎると観光客向けな気がしてイマイチかと…)

と言うわけで行って来ました。

旭川のジンギスカン「大黒(屋?)」

とってもお勧めです。
愛想が悪かったり、勝手に焼き始めたりされて驚きますが(笑)
それを補って余りあるうまさ
、あと安かったと思うなぁ。
二人で行って、生ラム(600円)骨付きラム(800円)ハーブ塩ラム(700円)
あとキムチとカクテキ、ご飯と飲み物を各自頼んで4千円位でした。
関東で食べたジンギスカンより美味しかったのはもちろんだけど
昔、北海道で松尾ジンギスカンのお店で食べたときより美味しかったですね。
松尾ジンギスカンも好きですが。
今度、旭川に来る機会があれば是非行ってみてくださいね。

*お店の住所とかチェックしてきませんでしたゴメンナサイ

補足

<ED>
Erectile Dysfunctionの略
勃起障害、勃起不全のこと
バイアグラ(ファイザー)が有名だが
レビトラ(バイエル)という薬も上市されている。
バイアグラ・レビトラともに実は
日本では保険適応外であったりする。
ちなみに日本で上市がされてないが
シアリス(イーライリリー)という薬もある。
すべて作用機所は「PDE5の阻害によるNOの産生増強」
(2005.9.17)

<北海道ローカルなお店>
薬局は「ツルハ」
コンビニは「セイコーマート」
ガソリンスタンドは「ホクレン」
ジンギスカンは「松尾ジンギスカン」
SIUはこれらのお店に遭遇すると、北海道だなあ
と、実感します。

製薬会社研究職就活重要点

2005年09月05日 | 製薬研究職を目指す人向け
漢字ばっかりで中国語のようなタイトルですが
特に意味はありません(涙)

最近、オシゴトが忙しくて書き込み不十分なのですが
製薬会社の研究職就活で重要な点を二つ!

・募集がかかったら少なくとも一週間以内に申し込むこと
・書類審査が一番シビア、気合を入れるべし


上記を二点補足

・募集がかかったら出来れば即、申し込みましょう!
(少なくとも一週間以内に)

募集要項には締切日が書いてありますが
これを当てにして「締め切り前に着けばいいや」と
考えてはいけません!それは研究室のセミナーだけにしてください(笑)

たいていの会社では締め切り前に集まった人たちから
試験を始めてしまいます。
20人の枠があるとしてフルに枠が開いている状態で受けるのと
あと3人しか空いていない状態で受けるのは
どちらが受かりやすいかといえば…
早く受ければチャンスも広がりますよ。
研究そっちのけですぐに書類を書きましょう。

・書類(1次)を通過するのが一番困難です。
提出する研究概要・履歴書は気合入れて作りましょう。

審査する人のキャパシティもあるので、企業の方も応募した人
全員を呼ぶわけに行きません。
(三共とか中外とかは全員ペーパーテストに呼んだ気もしますが…)
必然的に呼ぶ人間の数を減らさなければいけないのです。
そうすると荒いながらも第一段階で削らなくてはいけなくて
書類審査が一番シビアなセレクションになる、というイメージでした。

実際、ものすごく優秀な友人も一次に呼ばれなくて苦戦していましたし。
ここを気張るのが就活のコツではないではないかと考えます。
呼んでくれたら、あとはいつもの自分を出すだけじゃないですか…
え?それが一番難しい(笑)

直接関係はないかもしれませんが、製薬会社研究職は一次試験から
交通費を出してくれるところが多いですし、その意味でも呼ぶ人間は
減らしたいんではないんですかね。
(SIUは一次から大阪とか長野に呼ばれて新幹線代と宿泊費までいただきました_感謝)
いい機会なんで地方に呼ばれたときは、きちんと観光までしてきましょう
SIUは喰い倒れしてみたり、三宮の地下に行ったり
松本城を見てそばを食べたりしてきましたよ(笑)
東京だったら六本木ヒルズとかかな?
筑波だったら…?SIUに相談してください(笑)