Situation Normal

忘れないように……

2009年6月27日(土)公開

2009-06-26 14:59:51 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの
  • それでも恋するバルセロナ "Vicky Cristina Barcelona"(米・スペイン) - 渋谷Bunkamuraル・シネマ、丸の内ピカデリー walkerplus
  • 扉をたたく人 "The Visitor"(米) - 恵比寿ガーデンシネマ、吉祥寺バウスシアター walkerplus
  • ディア・ドクター(日) - シネカノン有楽町1丁目、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館 walkerplus

6月27日(土)~6月28日(日)
  • ロシアアニメーションフェスティバル2009 - 公式サイト 於:浜離宮朝日ホール(築地)

他の公開作で気になるのは『エコファン』(日) walkerplus、『刺青 匂ひ月のごとく』(日) walkerplus、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』(日) walkerplus、『群青 愛が沈んだ海の色』(日) walkerplus、『フィースト2 怪物復活』 "Feast II: Sloppy Seconds"(米) walkerplus、『台湾人生』(日) walkerplus、『BASURA バスーラ』(日) walkerplus など。

『それでも恋するバルセロナ』は、ウディ・アレン監督作。2008年の第61回カンヌ国際映画祭で上映され、第81回アカデミー賞にてペネロペ・クルスが助演女優賞を受賞した。また、第66回ゴールデングローブ賞では、コメディ/ミュージカル部門の作品賞を受賞した。

『扉をたたく人』は、大学教授と移民青年とのドラマ。第81回(2008年度)アカデミー賞にて助演男優賞にノミネートされ、第24回(2008年度)インディペンデント・スピリット賞では監督賞を受賞し、2008年のナショナル・ボード・オブ・レビューではインディペンデント映画トップ10に入った。

2009年6月27日(土)公開映画 minipara

2009年6月19日(金)、20日(土)公開

2009-06-19 16:58:47 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの

6月19日(金)公開
  • 愛を読むひと "The Reader"(米・独) - 日比谷スカラ座系 walkerplus

6月20日(土)公開
  • トランスフォーマー:リベンジ "Transformers: Revenge of the Fallen"(米) - TOHOシネマズ 日劇、新宿オデヲン、渋東シネタワー他 walkerplus(字幕) 〃(吹替) 〃(IMAX版 字幕) 〃(IMAX版 吹替)
  • 劔岳 点の記(日) - 東映邦画系 walkerplus
  • ミウの歌 Love of Siam "รักแห่งสยาม / The Love of Siam"(タイ) - 渋谷シネマ・アンジェリカ walkerplus
  • 人生に乾杯! "Konyec"(ハンガリー) - シネスイッチ銀座 walkerplus
  • いけちゃんとぼく(日) - 角川シネマ新宿 walkerplus
  • スティル・アライヴ "STILL ALIVE - a film about Kieslowski"(ポーランド) - 渋谷ユーロスペース walkerplus

他の公開作で気になるのは『モーリス・ジャールの軌跡』 "Bandes originales: Maurice Jarre / In the Tracks of Maurice Jarre"(仏) walkerplus、『築城せよ!』(日) walkerplus、『守護天使』(日) walkerplus、『三十九枚の年賀状』(日) walkerplus、『ブルーフィルムズ』(日)など。

時間がないので、今週の映画については以下に簡単に済ませます。後日ここに書き加えるかもしれません。

『愛を読むひと』は、ベストセラー小説『朗読者』(新潮文庫)の映画化。アカデミー賞など受賞多数。「朗読の日」の6月19日に公開。

『トランスフォーマー:リベンジ』は、2007年公開作の続編。6月19日に先行上映があり、これが世界最速公開となる。同日に日本で初めてのIMAXデジタルの映画館が3館オープンする。その3館では『トランスフォーマー:リベンジ』のIMAX版が上映される。IMAXカメラで撮影されたシーンが3つ(?)あり、そこではスクリーンが上下に広がって正方形に近い画面となるそうだ。また、通常版にない戦闘シーンがIMAX版には追加されている。IMAX版は一部のシーンでは3Dでの上映となるとの報もあったが、全編2Dでの上映となっている。

渋谷のユーロスペースで「キェシロフスキ」特集が6月20日(土)から始まります(詳細はこちら)。

あと、気付いてなかったが6月8日から下高井戸シネマにて「白夜映画祭III コメディ&メロドラマ 恋と革命」が開催中(詳細はこちら)。


2009年6月19日(金)、20日(土)公開映画 minipara

2009年6月13日(土)公開

2009-06-12 15:00:01 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの
  • ターミネーター4 "Terminator Salvation"(米) - 丸の内ピカデリー、渋谷シネパレス、新宿ミラノ他 walkerplus(字幕) 〃(吹替)
  • マン・オン・ワイヤー "Man on Wire"(英) - 新宿テアトルタイムズスクエア walkerplus
  • レスラー "The Wrestler"(米・仏) - 日比谷シャンテ シネ、渋谷シネマライズ、シネリーブル池袋 walkerplus
  • モーニング・ライト "Morning Light"(米) - 新宿ミラノ、舞浜シネマイクスピアリ walkerplus
  • 精神(米・日) - 渋谷シアター・イメージフォーラム walkerplus
  • ラッシュライフ(日) - 新宿バルト9 walkerplus

他の公開作で気になるのは、『嗚呼 満蒙開拓団』(日) walkerplus、『真夏のオリオン』(日) walkerplus、『幼獣マメシバ』(日) walkerplus、『The Harimaya Bridge はりまや橋』(日・米・韓) walkerplus など。

『ターミネーター4』については先週の記事先月の記事でも触れました。映画自体には外伝のような印象を受けました。中途半端に出番のあるジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)のシーンをもっと減らしてもよかったのでは。マーカス(サム・ワーシントン)がとても良かったですね。

『マン・オン・ワイヤー』は、第81回(2008年度)アカデミー賞の長編ドキュメンタリー賞をはじめ、数々の賞を受賞したドキュメンタリー。1974年にニューヨークのワールド・トレード・センターのツインタワーにワイヤーを張り、綱渡りしてしまった男フィリップ・プティ。彼とその計画に携わった人々について、インタビューと再現ドラマと当時の映像で追っている。先日観ましたが、とても良かったです。

『レスラー』は、ダーレン・アロノフスキー監督、ミッキー・ローク主演作。2008年の第65回ベネチア国際映画祭では最高賞の金獅子賞を、第66回ゴールデン・グローブ賞では主演男優(ドラマ部門)・歌曲賞を、第24回インディペンデント・スピリット賞では作品・主演男優・撮影賞を受賞した。また、ナショナル・ボード・オブ・レビューでは2008年のトップ10映画に選ばれた。

『ラッシュライフ』は、伊坂幸太郎の同名小説の映画化。『フィッシュストーリー』『重力ピエロ』に続き今年だけでも3本も映画化されてます。個人的には『オーデュボンの祈り』が一番好きなのですが、映像化は別に望みません。

『真夏のオリオン』は、池上司の小説『雷撃深度一九・五』(1996年)の映画化。福井晴敏監修のノベライゼーション(映画を小説化したもの)も出てるので間違えないように。なお、この映画は名作『眼下の敵』 The Enemy Below (1957) の日本版を目指したという(そのまんまだとの指摘も……)。D.A.レイナーによる『眼下の敵』の原作小説は復刊しないのかなぁ。

あと、6月14(日)から6月26日(金)に「爆音オリヴィエ・アサイヤス特集」が吉祥寺バウスシアターにて行われます(詳細はこちら)。アサイヤスと言えば『夏時間の庭』 walkerplus も公開中ですね。

また、6月13日(土)から6月26日(金)に映画『悲しみよこんにちは』 Bonjour tristesse (1958) が渋谷のBunkamuraル・シネマ(公式サイト)にて16mmで上映されます。1200円均一。これは先週公開の『サガン 悲しみよこんにちは』 Sagan (2008) walkerplus にちなんだもの。


2009年6月13日(土)公開映画 minipara

スター・トレック 新旧キャストなど

2009-06-09 12:57:27 | 映画 - 作品
映画『スター・トレック』 Star Trek (2009) を観ていたら、ミスター加藤が出てこず、代わりにスールーという聞き慣れない名前の東洋系クルーがいて、「あれ」と思いました。

そんなわけで、オリジナルのテレビシリーズ(アメリカでの放送は1966~1969年)の日本語吹き替えでは、一部のキャストの役名が変更されていることを今更ながら知った。日本語吹き替えのチャーリー(機関主任)、ミスター加藤、ウラ少尉は、本来はそれぞれスコット、スールー、ウフーラという名前なんですね。

そこで、今回はオリジナルのテレビシリーズと今回の映画のキャストを比較した画像を作ってみることに。


なお、オリジナルのテレビシリーズはファンの間では The Original Series の略でTOSと呼ばれているので、当ブログのこの記事でも以降は「TOS」と表記します。ちなみに、日本での放映題は当初『宇宙大作戦』で、現在はデジタルリマスター版が『スター・トレック 宇宙大作戦』の題でNHK BS2にて放送中(NHK海外ドラマホームページ)。

また、スターとトレックの間を詰める「スタートレック」という表記をよく見かけますが、昔の邦題はこうだったのでしょうか。現在はスターとトレックの間に「・」(中黒)が入る「スター・トレック」という表記になってます。遅くても映画化第2作「カーンの逆襲」 Star Trek: The Wrath of Khan (1982) の劇場公開時には、すでに「・」(中黒)が入る「スター・トレック」という表記になってます。

あと、2009年公開の映画は11作目なので、当ブログのこの記事では「ST11」と略させていただきます。



ジェームズ・T・カーク James T. Kirk
・キャプテン(TOS吹替では船長)
・TOS:ウィリアム・シャトナー William Shatner
・ST11:クリス・パイン Chris Pine



スポック Spoc
(TOSではミスター・スポック Mr. Spock
・サブ・リーダー(TOS吹替では副長)
・TOS:レナード・ニモイ Leonard Nimoy
・ST11:ザッカリー・クイント Zachary Quinto



レナード・マッコイ(通称:ボーンズBones
(TOSではドクター・マッコイ Dr. McCoy
・医療主任
・TOS:ディフォレスト・ケリー DeForest Kelley
・ST11:カール・アーバン Karl Urban



ウフーラ Uhura
(TOS吹替ではウラ少尉
・通信士官
・TOS:ニシェル・ニコルス Nichelle Nichols
・ST11:ゾーイ・サルダナ Zoë Saldana

ちなみに、ST11で出てきたウフーラのルームメイトは、ガイラ (Gaila) という名前で、種族はTOSなどにも出てきたオリオン(参照:Memory Alpha)。演じているレイチェル・ニコルズ (Rachel Nichols) は、『P2』 P2 (2007) では主役、8月公開の『G.I.ジョー』 G.I. Joe: The Rise of Cobra (2009) ではスカーレット役を演じてます。



スールー Sulu
(TOS吹替ではミスター加藤
・主任パイロット
・TOS:ジョージ・タケイ George Takei
・ST11:ジョン・チョウ John Cho

スールーは、フィリピン人と日本人のハーフという設定らしい。ファースト・ネームはヒカル。



チェコフ Chekov
・操縦士(ナビゲーター)
・TOS:ウォルター・ケーニッグ Walter Koenig
・ST11:アントン・イェルチン Anton Yelchin



モンゴメリー・スコット(通称:スコッティ) Montgomery Scott
(TOS吹替ではチャーリー
・機関主任
・TOS:ジェームズ・ドゥーアン James Doohan
・ST11:サイモン・ペッグ Simon Pegg

ちなみに、ST11に出てきたスコットの同僚は Keenser という名前だそうです(参照:Memory AlphaMemory Beta)。次作以降にも出してほしい。演じているのはディープ・ロイ (Deep Roy) という方で、『チャーリーとチョコレート工場』 Charlie and the Chocolate Factory (2005) のウンパルンパ役が有名。



パイク Pike
・初代キャプテン
・TOS:ジェフリー・ハンター Jeffrey Hunter
・ST11:ブルース・グリーンウッド Bruce Greenwood



サレク Sarek
・スポックの父
・TOS:マーク・レナード Mark Lenard
・ST11:ベン・クロス Ben Cross



アマンダ・グレイソン Amanda Grayson
・スポックの母
・TOS:ジェーン・ワイアット Jane Wyatt
・ST11:ウィノナ・ライダー Winona Ryder

ST11のサレクとアマンダの画像は、撮影されたもののカットされたシーンからです。


他にも、ST11の宇宙艦隊アカデミーでのシーンにジェームズ・コーマック (James Komack) という将官が登場している(学長なのか?)。この役はTOSではバイロン・モロー (Byron Morrow) が、ST11ではベン・ビンスワンガー (Ben Binswagner) が演じている。

あと、コンピューターの音声はメイジェル・バレット (Majel Barrett) が担当しています。メイジェル・バレットは、スター・トレックのテレビシリーズでも、全話ではないですが、5つのシリーズすべてでコンピュータの音声を担当したことがあるそうです。それ以外にもTOS、TNG、DS9では出演もしています。また、『スタートレック』の生みの親である故ジーン・ロッデンベリー (Gene Roddenberry) の奥さんでもあります。今作収録後の2008年12月18日に76歳で亡くなりました。


今回の映画の感想ですが、面白かったです。別時間軸となるためTOSにつながっていかないのが、何とも寂しい限りですが。あと、艦内、特にブリッジの計器がキラキラ光ってるのは綺麗でしたね。

それと、主要キャストがみんな全力疾走で走ってるのに驚きました。今回はスポックまでが走ってます。これまでのスター・トレックではクルーが走ってるシーンなんて思い当たらないので、新鮮でした。J・J・エイブラムス監督お馴染みの手に汗握る演出のひとつですけど、慌ただしいともいえます。いずれはデータ少佐が走ったりするんでしょうか……(そういえばTOSの「惑星セロンの対立」 Let That Be Your Last Battlefield ではセロン人 (Cheron) が走ってましたけどね)。


最後に、Star Trek: Countdown というコミックを紹介します。今回の映画11作目『スター・トレック』の前日譚ともいうべき内容で、映画10作目の『ネメシス S.T.X』 Star Trek: Nemesis (2002) の8年後から始まるようです。
表紙画像


映画『スター・トレック』オフィシャルサイト
スター・トレック 上映映画館-MovieWalker:ムービーウォーカー

Star Trek (2009) - The Internet Movie Database (IMDb)
Star Trek (film) - Memory Alpha, the Star Trek Wiki

2009年6月6日(土)公開

2009-06-02 12:58:40 | 観たい映画
今週公開の映画で観たいもの
  • ザ・スピリット "The Spirit"(米) - 渋谷東急、新宿ミラノ walkerplus
  • ウルトラミラクルラブストーリー(日) - シネカノン有楽町2丁目、渋谷ユーロスペース、シネマート新宿 walkerplus
  • サガン 悲しみよこんにちは "Sagan"(仏) - シネスイッチ銀座、渋谷Bunkamuraル・シネマ walkerplus
  • ガマの油(日) - 丸の内TOEI2、池袋HUMAXシネマズ4 walkerplus
  • 幸せのセラピー "Meet Bill"(米) - 新宿武蔵野館 walkerplus
  • アルマズ・プロジェクト "Almaz Black Box"(米) - 新宿バルト9、シアターN渋谷 walkerplus

6月4日(木)~6月7日(日)、6月10日(水)~6月14日(日)
  • ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2009 - 公式サイト 於:表参道ヒルズ スペース スペース オー、ラフォーレミュージアム原宿、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、明治神宮会館、ブリリア ショートショート シアター(横浜みなとみらい)

他の公開作で気になるのは『大秦帝国』(中) walkerplus、『バッド・バイオロジー 狂った性器ども』 "Bad Biology"(米) walkerplus、『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』 "I Come with the Rain"(仏) walkerplus、『ハゲタカ』(日) walkerplus など。

『サガン』は、『悲しみよ こんにちは』で知られる作家フランソワーズ・サガンを描いた映画。第34回(2008年度)セザール賞にて主演女優・助演女優・衣裳デザイン賞にノミネートされ、フランス映画祭2009でも上映された。

『幸せのセラピー』は、アーロン・エッカートとジェシカ・アルバ主演のロマンティック・コメディ。シネマ・カリテ改め新宿武蔵野館での都内単館公開作は久々ですね。

『大秦帝国』は、『史記』をもとに紀元前4世紀を舞台にした中国のテレビドラマ(全51話)を編集した映画版。PartⅠ(238分)とPartⅡ(278分)が同日公開される。主人公の贏 渠梁(えい・きりょう)は秦の第25代君主・孝公(始皇帝の6代前)。一般料金は各1500円で、1と2を合わせた前売り券は2000円(詳細:公式サイト)。

6月5日(金)・6日(土)・7日(日)には『ターミネーター4』 Terminator Salvation の先行上映も行われる。最近は先行上映が日中に行われるようになってきたが、5日(金)は夜10時からと以前の先行オールナイトらしいものに。

日本では、『ターミネーター4』の世界では「3」は存在せず、「4」は「2」の続きだと報道されている。「3」は別時間軸の物語ということだそうだ。たしかに、原題に数字の4は入っていない。しかし、英語で書かれたサイトをざっと調べてみても、そのような記述は見つけられなかった。

先日の記事にも書いたように「3」で登場したケイト・ブリュースターが「4」にも登場している(ケイトはジョン・コナーの幼馴染みで動物病院に勤務)。また、「3」で登場したT-1が「4」にも登場するらしい(T-1はキャタピラ走行・ガトリング砲装備のターミネーター)。なので、「4」はやはり「3」の続きなのではないだろうか。


2009年6月6日(土)公開映画 minipara